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お名前:はるるんまま
件名:現在4年生男子 塾で進級出来ませんでした。
本文:今日は息子4年生の事を相談させていただきます。

息子には3年生から、受験して行きたい学校がありましたのでかなりレベルの高い塾へ通っておりました。

が、通っているだけで現実、やらなければならないとわかっていると言いながら、宿題なども手を抜きがちで、毎日のように注意する状態でした。

しかしながら、やめたいとは言わず、塾へは毎回楽しく行きます。

ですが、勉強の姿勢は毎月のテストで出るのですが、入会時よりひどくなり、あげくには学校の成績さえ下がるようになってしまいました。

そのうち、5年生への進級を踏まえ今のままではダメなので、取り敢えずはオープンテストで偏差値50以上は取るように指示されるようになり、塾に併設されている個別指導へも頻繁に入れるようにしました。

にもかかわらず、全くテスト結果には現れずとうとう一月のオープンテスト終了後、5年生のカリキュラムには到底ついていけないので、進級は諦めてほしいと言われてしまいました。

本人もかなりショックではあったようですが、集中してできない事も多々ありましたので、仕方ないか。と思うようにしたいのですが、朝には計算問題、読み聞かせ。夕方は塾のない日は塾の宿題、学校の宿題と決してサボるわけではなく、怒られながらもやると言うことはしておりました。

個別でも集団でも習った事が活かせず、どうしたものかとなやんでおります。

本人、決して勉強は嫌いではなく好きだと言うのも、どうにかしてやりたいと考える理由です。

どうか、どうする事が息子にとっていいのか、アドバイスをお願い致します。

現在、算数偏差値30から40あたり。国語、50前後。

社会、理科などは50から40です。



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合格した皆さん、祈願した神社仏閣を教えてください!

馬渕教室の合格実績にびっくりです



はるるんまま様、はじめまして。

「塾へ行けば学力が上がる」多くの人がそう誤解したままなんだと私は思います。

「食堂」へ行けば「お腹がふくれる」。これならわかるのです。

行けば結果につながるものとそうでないものがあるわけですね。

わが家は親子で勉強しましたが、もう一度やるなら塾へ行きます。しかも、人気の集団塾に行きいます。つまり塾にはメリットがあるのです。


さて、塾は何のためにあるか。

勉強する手順、勉強する材料があらかじめ準備されていて、その確認テストまでしてくれる。ここが魅力なんです。

何もわからない親子が勉強しようにも形にならないのです。

何から手をつけて良いかわからない。材料の良し悪しも判断できないのです。

これでは勝負にならない。だから塾が必要なのです。


ところが、塾に行くだけでは学力は上がりません。

もし上がるのであれば、みんな出来るようになってしまって、頭の良い子ばかりになってしまいます。

そんなことになれば良い塾も悪い塾もありません。入るだけで希望が叶うことになります。

しかし実際はほとんどの子がまるで出来るようにならないのです。横ばいのまま。

出来ない子はそのまま出来ない子のままで、出来る子もそのまま。

ごくまれに上下する子はいますが、ほとんどの子は上下移動はせず、水平移動だけです。時だけが経つのです。



・どんな風に教われば出来るようになるのか。

・どれくらいゆっくり説明すれば出来るようになるのか。


この2つに個人差がありすぎるのです。

一様に行う集団塾では難しいことになりますね。

でも私は集団塾を選びます。

手順良く教材さえ与えてくれたら、あとは親子で必死についていきます。

うちの子がわかる教え方を探し、うちの子が納得できるだけの時間をかけて取り組みます。

もしそのペースならついていけないというのであれば、近道を探します。

振り返ると、中学受験はそこまで多くの知識を必要としていないのです。

かなりシンプルな内容なのに、細かく分類しているために話を余計ややこしくしているのです。


「朝には計算問題、読み聞かせ」

確かに勉強させた気になるのでしょう。

でも冷静に考えてみてください。

必ず勝たなければいけない勝負だとすると、その方法で勝ち目があると本気でお考えですか?

負けると大変なことになる勝負だとすると、その方法を選びますか?

毎朝計算して読み聞かせすることが有効な手段だとすると、多くの人がぐんぐん伸びてしまいます。

世間でいうお手本のような勉強方法は、出来ない子のほとんどに効果がありません。あるわけがない。これだけ学力格差があるのがその証拠です。



4年生の社会ってどんな内容でしょうか。

お母様からみて、覚えるのは相当難しい内容ですか。

お子さんは地図記号を覚えるのに苦労するタイプですか。

もし、覚え方に工夫をしたとしても苦労する子でしょうか。


塾に行っている子の場合、社会理科で勉強に対するやる気を予想し、国語算数の可能性を考える。私はいつもそうしています。


今の教わり方では面白くないのでしょう。

出来るようになる気がしないのでしょう。

だって、親まで首を傾げているのですよ。子どもが頑張るはずがない。


まずは、「この方法なら出来るようになる」とワクワクどきどきする方法を親が見つけなければいけません。

そのワクワクを傍で感じた子どもは、やってみると思います。



「決して勉強は嫌いではなく好きだ」というお子さんの本音はどこにあるのでしょうか。

ひょっとして、お母様に嫌われたくないからかもしれませんよ。

将来の不安を聞かされすぎて、嫌いになるのが怖いかもしれません。

勉強が好きな子が良い子と思っているかもしれません。


親と子がもっと本音でチームを組まないとこの道はうまくいきません。



当時娘によく言ったものです。

「これは必ず勝つための作戦会議なんだ」と。

桜井算数教室月イチ講座
2018.1.26

桜井信一

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