<提供:マイナビ家庭教師>
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170527/12/sakura-saiogauma/de/7e/j/t02200210_0661063013946795268.jpg?caw=800)
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下剋上算数 攻略本 難関校受験編
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下剋上受験 桜井信一の絶対合格カレンダー2018-2019
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マイナビ家庭教師の監修をさせていただいている手前、なかなかこの話題を扱いにくのですが、今日は思ったまま書いてみます。
<上位クラスの子>
塾と家庭教師、塾と個別指導を併用している子は珍しくないと思います。メインは塾ですが、その成績やクラスをキープする目的で家庭教師や個別指導を使っているというわけです。
なぜか「塾一本がすごい!」というイメージがあります。手を煩わせてない子、最低限のお金しかかからない子がすごいとなるのです。「安くあがって賢い」ことが真の勝利者というイメージなのです。
出せる教育費に差があるから現実がうやむやになるのでしょう。実際は家庭教師や個別指導を使っているケースは結構いると思います。質問に並ぶのは効率が悪いですから。
<平均付近の子>
志望校が難関校というケースがとても多いゾーンでしょう。まだ様子見というか射程圏内ということで、塾以外に家庭教師や個別指導を使っている子が少ないと思います。
偏差値は似通っていても、能力は大きな差があるかもしれません。ロクに復習もせずにただ塾に行くだけでこの位置にとどまっている子もいれば、頑張ってこの位置にいる子もいるでしょう。前者がもし頑張れば一気に差が出るでしょうけれど、頑張ることが一番難しいのです。
<下位クラスの子>
中学受験に本気で取り組んでいる家庭なら、集団塾をいったん中断して家庭教師や個別指導だけにしようかと迷っていることも多いでしょう。
実際、塾の授業は無駄になっているかもしれません。わが家もこの位置でしたので、違いがよくわかるのですが、上位クラスの子を指導するのとはわけが違います。このゾーンの子を持ち上げるのはかなり難しいのです。また、平均に持ち上げればいいか、難関校を狙えるレベルまで持ち上げるのかで、基礎の段階の教え方を変えないといけないでしょう。何人かの子どもたちを見てきましたが、下位クラスの子の指導に比べると上位クラスの子を教えるのはとてもラクなのです。
☆ 下剋上算数 攻略本 難関校受験編 stage3 と stage4 の販売を開始しました。
絶対合格カレンダーも発売中
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<まとめ>
塾以外に家庭教師や個別指導を使おうにも、そもそも出せる家と出せない家があるのが現実です。ひとりっ子とふたごでは家計に与える影響がかなり違ってくるでしょうし、3人兄弟のトップバッターなら後々のことを考えるのも当然でしょう。入塾するときに「これならなんとかいける」と判断してスタートした場合、家庭教師や個別指導は想定外の費用になります。しかも塾よりも高くついたりしますからちょっとした費用ではないのです。初めての中学受験の場合、知らなかったことがたくさん後から出てきます。費用面はそのひとつでしょう。
お金をかければ必ず志望校に入れるのなら思い切って投資するかもしれません。しかし、受験に絶対はないから踏み切れないのです。また、頑張ってくれないわが子を何度も見てきた場合、かけたお金が無駄になる予感がするでしょう。
さて、どうすれば良いか。
そもそも塾代はいるのです。それだけでもかなりの金額になります。その金額に見合った結果を求めるのは当然の心理でしょう。それが塾だけでは叶わないと気付いたとき、わが家のように親がとことんやるか、アウトソーシングか、折衷案かのどれかを選択しなければ費用対効果が悪すぎると思うのです。
ずっとじゃなくて良いと思うのです。一時的に使うやり方がうまいと思います。要所要所でうまく併用して乗り切る作戦が効率が良い。何かの単元で躓いたときや、クラスアップを狙うとき、新学年になるときなどが多いでしょう。
もし、とことんお金をかけても伸びなかったとき、何も手を打たなかった方が良かったでしょうか。塾代だけで助かったと思うでしょうか。とことん結果を求めるのはおかしいでしょうか。
受験までの月日が短いほどプッシュ代は高くつきます。しかし、もうさすがに放置できないとなるまで動かない人が多いのです。どんどんリスクが高くなるのにです。
中学受験をするのならとことんやることに私は賛成です。この時期ならまだそこまで差が出ていない。高校受験や大学受験になると、もう追う気にならないほど差が出てしまうと思うのです。
そんな気持ちでマイナビ家庭教師のお手伝いをしていますが、燃える中学受験がさらに増えるといいなと思います。
2017.11.26
桜井信一
合格祈願をしよう!(塞翁が馬ドットコム,合格祈願のページでできます)
少し下にある「いいね」の数をちょっぴり気にしてます!
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中学受験をするのならとことんやることに私は賛成です。この時期ならまだそこまで差が出ていない。高校受験や大学受験になると、もう追う気にならないほど差が出てしまうと思うのです。
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2017.11.26
桜井信一
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