<提供:マイナビ家庭教師>
【お知らせ】
下剋上算数 攻略本 難関校受験編
桜井信一の最難関算数教室
下剋上受験 桜井信一の絶対合格カレンダー2018-2019
順次発売中です。よろしくお願いいたします。
「俺たちの子育て」の連載を始めました。
お名前:とりとりこ
件名:2月からN通う予定4年生です、それまでの基礎作りについて
本文:小学4年生の娘、中学受験をします。
今通っている塾の先生には、まだまだ基礎ができていないから受験は厳しいと言われました。
大手塾に行かせようとN入塾テスト受けましたが、偏差値30でした。
Nの先生はまだまだこれからですよ。と言われましたが、付いていけなくて勉強嫌いになっても困ります。
今のまま大手塾に行っても付いていけないのは目にみえています、2月の新学期始まるまでにいまから基礎をなんとかしたいのですが、おすすめの家庭教師もしくは、個別指導塾等ありましたらアドバイスお願いします。
桜井先生の下克上算数を自宅でやるほうが効果でますか?
大手には通わせても無駄でしょうか?
それとも、中学受験はやめたほうがいいのでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
☆ 下剋上算数 攻略本 難関校受験編 stage3 と stage4 の販売を開始しました。
絶対合格カレンダーも発売中
↓ ↓
とりとりこ様、はじめまして。
よく言われるのですが、桜井先生ってのは勘弁してください。「桜井さん」と呼ばれる方が心地良いのです。よろしくお願いいたします。
4年生と5年生のカリキュラムを見比べるとすぐにわかると思うのですが、本格的な勉強は5年生に集中しています。
それまでは、公文やそろばん、めちゃムズ問題集で勉強してきた子が有利ですね。本当はそんな差なんてすぐにひっくり返せるのでしょうけれど、一度自信を失うとそのまま6年生になってしまう可能性が高いことを考えると、一旦立ち止まったことは正解かもしれません。私も立ち止まりましたから。
これまでにたくさんの受験生の現状を見せてもらいましたが、能力差の問題よりも習い方の問題が大きいように思います。とっかかりの習い方の差が大きいのです。とっかかりが重要なだけで、あとは集団塾で一様に習えば良いのです。出来る子は神童か、親がうまく教えているのでしょうね。
偏差値30とのことですが、神童くんか先取りくんでない限り、入塾テストはぶっつけ本番で受けてもなかなか厳しいと思います。
ちょっと考えてみてください。
第二子が入塾テストを受けるとどうなるでしょうか。しかも、上の子と同じ塾、同じ時期ならどうでしょう。お母様ならどうします? 上の子のテストを参考にしてある程度準備しませんか?
塾によっても違いますが、公開テストと入塾テストを兼ねるときもあれば入塾テストだけを実施するときもあります。後者は問題を持ち帰れないところもあるでしょう。だけど親が見ることはできるのではありませんか?
どんなテストなのか事前に知っている親がついているのと、塾まで送り届ける親とでは大きな差が出て当然です。
第一子の場合はどうしましょう。知人やオークションから入手したり、〇〇××とみんな考えるわけです。その差が出るのでしょう。能力だけで押し切っている子ばかりじゃないと思います。
そういうわが家は何も知らずぶっつけ本番の連発でした。問題を見ても対策の立て方がわからない。そもそも点数しか見ていない。今から思うと、こんな親では入塾テストはパスできませんね。
同じ道を通らないように、あれこれ考えていただきたいと思います。
入塾までに、個別指導塾や家庭教師を利用して対策を立てるのも良いかもしれません。どこがおススメかと言われても、私は集団塾賛成派ですし、マイナビ家庭教師の監修をさせていただいているので、他の会社のことはよくわかりません。いずれにしても、入塾したい塾の入塾テスト対策ができるかどうかを問い合わせてみると良いと思います。
下剋上算数の基礎編は、板書のところをじっくりやってほしいと思います。この部分を適当にしたままいきなり問題を解いて「伸びない伸びない」と言っている人が多いのです。やっぱり最低限の土台は必要だと思います。
あと四則計算ですね。平均以下の4年生・5年生の子はあまりにも四則計算が下手すぎます。計算練習は計算問題だけのためにあるのではなく、文章題や図形の問題を解く上でも必要だからやっているのです。理解できて、計算もうまくいってはじめてマルになるのですから、ここは手を抜けないところなのですが、多くの子がもっと難しいことを頑張って本末転倒になっているのが実情です。しかも、4年生の入塾テストなら計算問題の数も多いでしょうからなおさらですね。
中学受験はやるべきだと私は思います。こんなにメリットの多い機会はありません。多くの子に逆転の可能性があると私は思います。しかし、親次第というのも本音です。神童くん以外は親なしでは逆転できないでしょう。
そして、塾は大手が良いと思います。集団塾が良いと思うのです。大手の良いところはテキストやプリントの質の高さ。よく研究されていると思います。がっぽり月謝収入があるということは、それだけバックヤードにお金をかけることができるということでしょう。
入塾テストの対策もやった。塾に入ってからも親が一緒に頑張った。そして1年後、それでも偏差値が30なら、そこでやめても良いのではないですか。
ちなみに、私ならそれでも諦めません。自分の子どもですからね。
大きな夢を見せてやりたいじゃないですか。
2017.11.18
桜井信一
合格祈願をしよう!(塞翁が馬ドットコム,合格祈願のページでできます)
少し下にある「いいね」の数をちょっぴり気にしてます!
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大手塾に行かせようとN入塾テスト受けましたが、偏差値30でした。
Nの先生はまだまだこれからですよ。と言われましたが、付いていけなくて勉強嫌いになっても困ります。
今のまま大手塾に行っても付いていけないのは目にみえています、2月の新学期始まるまでにいまから基礎をなんとかしたいのですが、おすすめの家庭教師もしくは、個別指導塾等ありましたらアドバイスお願いします。
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それまでは、公文やそろばん、めちゃムズ問題集で勉強してきた子が有利ですね。本当はそんな差なんてすぐにひっくり返せるのでしょうけれど、一度自信を失うとそのまま6年生になってしまう可能性が高いことを考えると、一旦立ち止まったことは正解かもしれません。私も立ち止まりましたから。
これまでにたくさんの受験生の現状を見せてもらいましたが、能力差の問題よりも習い方の問題が大きいように思います。とっかかりの習い方の差が大きいのです。とっかかりが重要なだけで、あとは集団塾で一様に習えば良いのです。出来る子は神童か、親がうまく教えているのでしょうね。
偏差値30とのことですが、神童くんか先取りくんでない限り、入塾テストはぶっつけ本番で受けてもなかなか厳しいと思います。
ちょっと考えてみてください。
第二子が入塾テストを受けるとどうなるでしょうか。しかも、上の子と同じ塾、同じ時期ならどうでしょう。お母様ならどうします? 上の子のテストを参考にしてある程度準備しませんか?
塾によっても違いますが、公開テストと入塾テストを兼ねるときもあれば入塾テストだけを実施するときもあります。後者は問題を持ち帰れないところもあるでしょう。だけど親が見ることはできるのではありませんか?
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入塾までに、個別指導塾や家庭教師を利用して対策を立てるのも良いかもしれません。どこがおススメかと言われても、私は集団塾賛成派ですし、マイナビ家庭教師の監修をさせていただいているので、他の会社のことはよくわかりません。いずれにしても、入塾したい塾の入塾テスト対策ができるかどうかを問い合わせてみると良いと思います。
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あと四則計算ですね。平均以下の4年生・5年生の子はあまりにも四則計算が下手すぎます。計算練習は計算問題だけのためにあるのではなく、文章題や図形の問題を解く上でも必要だからやっているのです。理解できて、計算もうまくいってはじめてマルになるのですから、ここは手を抜けないところなのですが、多くの子がもっと難しいことを頑張って本末転倒になっているのが実情です。しかも、4年生の入塾テストなら計算問題の数も多いでしょうからなおさらですね。
中学受験はやるべきだと私は思います。こんなにメリットの多い機会はありません。多くの子に逆転の可能性があると私は思います。しかし、親次第というのも本音です。神童くん以外は親なしでは逆転できないでしょう。
そして、塾は大手が良いと思います。集団塾が良いと思うのです。大手の良いところはテキストやプリントの質の高さ。よく研究されていると思います。がっぽり月謝収入があるということは、それだけバックヤードにお金をかけることができるということでしょう。
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ちなみに、私ならそれでも諦めません。自分の子どもですからね。
大きな夢を見せてやりたいじゃないですか。
2017.11.18
桜井信一
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