「Ameba 芸能人・有名人ブログ」に進出したのです。
一般人の私にとって、「どういう仕組みになっているんだろう？」と思っていた「Ameba 芸能人・有名人ブログ」。
ネットには様々な憶測が流れていますが、もちろん鵜呑みにするわけにはいかない。
私の周りの人たちも、この件に関しては全然情報を持っていないのです。持っていないどころか、「それ、わたしも前から気になってた」なんて言うのです。
そんなとき、とうとう潜入捜査の大チャンスがやってきました。自ら飛び込めばすべて解決するというわけです。
「Ameba 芸能人・有名人ブログ」を始めるにあたり管理者さんが色々手続きをしてくれたわけですが、そこは完全に人任せ、煩わしい手続きには興味がないのです。私が知りたいのはそこじゃない。その仕組みに興味があるのです。
手続きは無事終わり、ようやく核心の部分である極秘資料を見せてもらいました。「CONFIDENTIAL」と記された書類でした。
「英語かよ！」と思いきや、ちゃんと小さく日本語が添えてあります。そういえば、芸能人には低学歴もいる。
「関係者外秘」
素晴らしい！ 極秘資料なんて代物は大体が偉い人だけが目を通すもの。底辺には回ってこないものだから、その響きだけでわくわくどきどきするじゃないですか。
さて、どこまでが私の関係者か？
知人友人の類は利害関係なしのまったく以って無関係なので「CONFIDENTIAL」。
(-。-)y-゜゜゜
ん？ なんですか、その目は！？
読者はどうなのかって？
読者の皆様はとても大切な私の関係者ではありますが、
この件に関しましては「CONFIDENTIAL」。
なに？ 教えろ？
ダメなのです。そこまで拡散するとこれはもう機密資料ではなくなるのです。
「CONFIDENTIAL」とはそういうことなのです。
個別にお問合せいただいても「CONFIDENTIAL」なのです。私も一応社会人の端くれなのです。
知らない世界がまた１つ減った。
そうかあ。「Ameba 芸能人・有名人ブログ」ってそういう仕組みだったのかあ。
やたらと更新するあの芸能人、そういうことだったのかあ。
かーっ！うまくやってるなあ。
「CONFIDENTIAL」だったのかあ。
改めて思う。ネットの憶測ほどとんちんかんなものはない。
皆様のストレスがＭＡＸに達したところでご挨拶と本題に入ります。
改めまして。下剋上受験の原作者、桜井信一です。
２０１３年の中学受験に娘と一緒に参加しようと決意したことがきっかけで、それまでぼんやりとしていた「娘に知らない世界をみせてやりたい」という思いを具体的に考えることができました。
学歴コンプレックスと言われようと、偏重していると言われようと、場違いだと言われようと、ただひたすらに超難関中学に拘りました。
現在、娘は超難関と呼ばれる中高一貫校の高校生になりましたが、あのときの判断は間違っていなかった、勉強ばかりさせるとヘンな子になるという噂はデマだったと、胸を張って言えるほど明るく元気にポジティブにアクティブになりました。
大学受験が近付いて“そろそろまた何かモチベーションを上げるきっかけが欲しい”というタイミングでのドラマ化でしたから、「たくさんの人が佳織ちゃんのその後に注目してるよ」というプレッシャーが、ちょうど良い刺激になったようです。
ドラマ化は娘の人生の大きな記念になっただけでなく、「下剋上は貫徹する。この退路を断つ感じがわたし向き」という言葉を引き出す役目を果たしてくれました。
１５歳で社会に出て、気が付くと４０代になり家族がありました。若い頃は無謀な夢を持つことも確かあったような気がしますが、もうここからは消化試合だと思っていました。そんな矢先に父娘で狂気の中学受験、そして出版、ついにはドラマ化。
人生何があるかわからない。
期待すると虚しくなるから、夢を見ないようにすることが底辺の上手な生き方。
極端に下向きにした自転車のライトのように、必要最低限だけを照らして前へ進むという生き方。
「いや、まだ最後までわからない」「どこで何があるかわからない」と何千回、何万回と呪文のように唱え続けたその数だけ溜息をつき肩を落とす。そんな繰り返しだから、いつしか期待する発想が薄くなってくる。そんなときに奮起したわが家の決死の大工事でした。
ここまでくれば本当はもう何もかも十分過ぎるほどなのですが、読者の方や視聴者の方は娘のその後が気になるかもしれません。私も啖呵を切った以上は結末を知らせずに隠れてしまうわけにいかないでしょう。だから、もう少しだけ続けようと思います。
桜井家の下剋上受験 その軌跡と結末を。
Amebaでのブログは次の３本立てです。
・桜井信一の「その話、私で良ければお聞きしましょう」
・桜井信一の「中学受験研究所」
・桜井流「反抗期のない子育て」（連載）
どうかご期待ください。
2017.5.1 am 0:00
桜井信一