マンション管理士の小沼です。

 

 不動産の売却、購入、マンション管理のことで 何かありましたらまずはご相談を承ります。

少子高齢化、建物の高経年化のこれからの世の中、長期的視点でアドバイス致します。

 

 そのマンションの管理組合が管理会社をリプレイスされているか、されていないか、

損害保険会社、その代理店、修繕工事会社、設計コンサル会社を選んだストーリーや、

管理意識はどうかなど知り得た情報、改善点等 伝達することを心掛けたく。

 

 

 

◇マンション管理に対応する損害保険について、2回目は

全国建物調査診断センター(略して全建ぜんけんセンター)さんの月刊

「大規模修繕工事新聞」2023年9月号より。

 

・分かりやすい4つのキーワード「複数見積比較」「事故件数」「施設賠償、別契約」

「診断サービス」

 

・一般社団法人 日本損害保険協会 出典

2018年から2022年の5年間の主な風水災により支払われた保険金の統計値。

 

 主な風水災は台風、豪雨、大雨で、それに対して被害を受け、支払われた保険金。

上記の災害で保険金を受取った管理組合もあると思いますが、割合はそう多くないのでは。

 

 前回も触れましたが、マンションで保険金が支払われるケースのほとんどは『漏水事故』

風水災により保険金支払いが増えてくると、損害保険全体の保険料も上がり、ひいては

管理費増加にも連動してくるのでしょう。

 

・4つの保険料削減の手法の内容主題<ポイント>が分かりやすく、書かれています。

 

・キーワード: 「地域」「築年数」「総戸数」「エレベーター台数」「過去の一定期間の事故件数」

「地震保険付帯」「水災不担保」「電気的機械的事故不担保」「施設賠償3000万円」

「個人賠償1000万円」 

 

 損害保険会社5社で下は261万円強から上は700万円強の保険料。

この違いの中味は何なのでしょう?

 

・保険料の違い、削減のキーワード1:

「築年数」「補償内容」

 

⇒「築年数」はともかくも、そのマンションに適した「補償内容」をしてくれ、且つ

リーズナブルな保険料である損害保険会社を、5社の中から比較し、提案してくれるのが

株式会社グッド保険サービスのようなマンション保険に詳しい保険代理店なのですね。

 

・保険料の違い、削減のキーワード2:

「事故リスクの少ない補償の保険を外す(提案をしてくれる保険代理店の存在)」

「5年一括契約により保険料を割引き適用を受けられる会社もある」

 

 

・保険料の違い、増減のキーワード:

「(その損害保険会社が設定する)判定期間内の事故件数により、保険料は増減する」

「判定期間内の事故件数が、一定以上の場合、高額な免責(保険金支払いが受けられず、

管理組合で負担することになる金額のこと)や、継続契約できないケースもある」

 

「判定期間内にカウントされるのが、自己発生日ではなく、保険金支払い日であるケースも。

各損害保険会社により規定が異なり、それを把握した上で、適した提案をしてくれる

保険代理店のサポートを仰ぎ、最適解を選ぶ。

 

 

 

・保険料の違い、削減のキーワード3:

「高経年マンション(30年超)では、主契約と連動する施設賠償特約を選ぶのではなく

別契約で施設賠償保険の選んだ方が保険料を節減できることもある。

 

・保険料の違い、削減のキーワード4:

「これは5社のなかで日新火災しか扱っていないサービス『マンションドクター

マンション管理適正化サービス』の診断を受け、一定水準以上の場合、保険料が削減できる。」

<診断を受け、一定水準以上ではない場合は再考するのでしょう。>

 

 

 

◇マンション保険のポイントは、そう沢山ある訳ではなさそうです。

大事なので、もう1発 全建(ぜんけん)センターさんの 「大規模修繕工事新聞」

2024年3月より。<大事なことを覚えるのは、反復学習が大事(の精神)>

 

 

※N社だけ保険料が安いですね。恐らく日新火災の

『マンションドクターマンション管理適正化サービス』の診断を受け、一定水準以上であったのでしょう。

 

 

 

・保険料の違い、削減のキーワード4:

「T社(となっていますが、恐らく東京海上)は総戸数20戸未満の場合、一定期間内の

事故件数を問わない規定あり、と マンションの条件により、各損害保険会社の規定が違う。」

 

1番ベストな契約、保険料を選ぶには、マンション保険に精通している保険代理店の

アドバイスを受けることが、とても重要になってくるかと。

 

・保険料の違い、削減のキーワード4:

「各損害保険会社の保険料比較し、保険料体系、補償内容を理解する。

そのために、マンション保険に詳しい、保険代理店や、マンション管理士などの協力者に

助言を仰ぎ、保険契約の見直しも、行き当たりばったりではなく、きちんと準備をして臨む。」

 

⇒前回取り上げましたNPO法人マンション管理者協会の代表:増永さんも管理会社が保険代理店に

なっているケースを書籍で書いていましたね。

 

 自分達で貯えたお金(保険料は一般会計:管理費から支出)は、自分達で有効に使用する。

保険会社と、保険契約選びも管理組合主導で臨む、これが肝ですね!

 

 

 

株式会社グッド保険サービス

 

マンション管理組合の皆さま|いつも身近な代理店|株式会社グッド保険サービス (goodhoken.co.jp)

 

会社案内|いつも身近な代理店|株式会社グッド保険サービス (goodhoken.co.jp)

 

 

マンション管理見直し本舗 代表:村上智史さん マンション保険についてのブログでは、

区分所有者各人で「火災保険」「県民共済」「自動車保険」などの加入に付帯して

『配管事故に適用する個人賠償責任保険』に加入することを唱えていますね。

 

 そうすることにより、管理組合での保険金支払い負担を減らすことができ、管理費増加も

抑制できるとしています。 

 

 マンション保険の観点でみますと、管理費を上げないようにするには管理組合が加入する

保険以外に区分所有者も各人で『個人賠償責任保険』に加入することでリスク分散をする。

 これも高経年マンションを自衛(自分の家は自分で守る)する意識として重要ですね。

 

 

 

 

◇締めです。

 

なぁんとなくですが、2024年 世の中の流れは混沌、暗澹となっていきそうな気が…

<自然災害とか預言者のyoutubeの連鎖を間に受け過ぎ? それとも過去の歴史との

照らし合わせ過ぎ?なのでしょうか。>

 

 元々、そんなに前向き思考ではないのですが、何かここ数年の世界、社会の動き、

流れに釈然としないものを感じています。

 

 とは申しましても、つい最近ではなく、ここ35年くらい前から日本で覆っている

ワードに「上がらない経済成長率や、平均賃金」「行き過ぎた少子高齢化社会と

格差社会」などのネガティブな世相背景。

 

 でも まだ日本は『私権と公共性のバランス<左記の分かりやすい自己都合解釈

では、自分さえ良ければマインドと申しますか>』は、まぁ まだ まともなのかな

とも。<アメリカさんなどと比べても>

 

 35年前は1989年。昭和から平成になったときですね。

 

最近、youtubeでニルヴァーナさん、良く聞き、見ています。

中心人物 カートコバーンさん。1994年、27歳でお亡くなりに。

 

 カートコバーンさんの楽曲センス、カリスマ性。でもデイブ・グロールの

ドラミングも耳に残りますね。 1993年94年 大学時代によく聞いていた

スマッシング・パンプキンズのジミー・チェンバレンのドラムも同系列か。

 

 などと、ぼんやり懐古していましたら、ブログの最後は そんなにメジャーじゃない

バンドの普及活動を命題に、を思い出しましたよ。

 

 ブログで取り上げるまで、ウキペディアで調べることなく、シューゲイザー系女性

ボーカルとキーボードで、ドラミング良いな、歌上手いな

 

ボーカル人<チクダテ ユキさん>だけ日本人。 youtubeで渋谷のライブハウスで

最後の曲にジーザス&メリーチェインの『NEVER UNDERSTAND』演奏したりと。

 

 相当に屈折した方<チクダテ ユキさん>ですが、何かシンパシーを感じてしまう

なぁと。 ウキペディアで略歴見ましたら、ニューヨークのマンハッタン音楽院で

クラッシックを専攻に、これまた ビックリ!❣

 

 

 

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