【計測方法検討②】G-FORCE Spring Rate Gauge V2 | ラジコンの楽しみ方は一つじゃないよね

ラジコンの楽しみ方は一つじゃないよね

途中ブランクがありながらも3度目の沼。古い話、新しいこと織り交ぜ書いていこうと思います

続き

 

JIS B 2704-1によると

「ばね定数は,全たわみの30〜70 %にある二つの力(荷重)点における力(荷重)の差及びたわみの差によって定める。ただし,二つの力(荷重)点はいずれも最大試験力の80 %以下とする」

 

ということで、バネ定数の算出の考え方は上図であっていると思います。

 

が、

①全たわみの30%~70%にある二つの力(荷重)点

 

サンプルで使っているタミヤ黄 ノーマルだと

     自由長 -      密着高さ   = 全たわみ なので

   自由長:26㎜ - 密着高さ:約10㎜ = 全たわみ:16㎜

全たわみ16㎜の30~70% = 4.8㎜~11.2㎜ 

この間の任意の2点で計測となっていてます。

 

でも実際の使用領域って

1.5㎜~6.0㎜とこんな程度。結構1Gでもバネレートが低い所で使われるんですね。

 

さらに

②二つの力(荷重)点はいずれも最大試験力の80 %以下

 

この計測器のMAX荷重は20N。この”20N”に余裕があるのかがわかりませんが、MAXと仮定すると

   20N×80%=16N

 

これらを満足するところって、

なんかすごく狭い。

 

まあJISに則って計測する必要はないのですが。