みなさま、激しくご無沙汰しております。さくらの母です。

 

「あんた、誰?」とか言われそうですが、最期までがんばって生き抜いたさくらのことは

 

どうか忘れないでくださいね!照れ

 

 

 

昨年は、家族の病気、両親の介護、さくらの死、自分の大けがと、大変な一年でした。

 

この9か月間、落ち込みがひどく、パソコンを開けることも少なくなっておりました。汗

 

最近になってやっとひとつずつ前進し始めたという感じです。

 

 

 

実は昨年の晩秋、コロナ騒ぎの直前に、私は娘とイギリスに行きました。

 

足の怪我と両親のこと不安ではありましたが、以前からどうしても訪れたい所があり、

 

娘に背中を押され、思い切ってでかけてきました。飛行機

 

 

 

私は変わり者なので、ロンドンの街には全く興味がなく、見たいのは以前にTVで見た

 

バタシーの犬猫の保護施設とコッツウォルズ、フレディの家等。

 

こんな変な組み合わせのツアーなんてないので、飛行機とホテルだけ予約して、

 

あとは自分でググりながら、人に聞きながらの珍道中となりました。あせる

 

 

ワンコはあちこちで沢山見ました。

 

電車のなかはもちろん、驚いたのはデパートの宝石売り場にも。

 

でもとにかくみんなしつけが良くて、お行儀良くて、びっくりしました。ラブ

 

 

 

 

一昨年、猫を惨殺してはネットにあげ、逮捕された虐待犯を、兵庫の猫虐待犯たちが

 

SNSで擁護し、ゆがめた情報を広めていました。

 

イギリスやドイツは愛護先進国ではない、日本は異常だと。

 

しかしその情報、文献がどれも古く怪しいので自分の目で見に行きたいと思っていました。

 

 

 

中心街からさほど遠くない場所に立派なたてものはあり、増築工事もしていました。

 

日本の施設と違って、とてもウェルカムな感じでした。

 

寄付だけで成り立っているので、入場料をとり、広い土産売り場もあり、

 

うまく運営しているようでした。ウインク

 

 

 

受付カウンターです。

 

中から背の高い黒人男性が出てきて、それはそれは親切に対応してくれました。ドキドキ

 

ボランティアの人たちはみんな忙しそうで申し訳なかったけど、いくつか質問しました。

 

 

ボランティアの数は?→把握しているだけでも700人以上です。びっくり

 

ペットショップの数は?→a few

 

その数件の店さえ散歩のひとによると、最近もう売るのをやめていたとのこと。

 

 

 

意外だったのは、行政や法律がしっかりしているわけではなく、国民がショップでの

 

生体販売をよく思っていないということでした。

 

保護犬を飼うのが当たり前という考えが浸透してきているということでした。

 

 

 

殺処分は、重い伝染病や狂犬などよっぽどのことがない限りしない方向とのことで、

 

日本の殺処分数を言ったら目を丸くしていました。

 

何か問題はないのか聞くと、最近ネット販売する輩が出てきて、そればかりは

 

どうしようもないと嘆いていました。

 

 

ここより中の撮影は禁止でしたが、

 

猫の施設はきれいなガラス張りの個室で、犬の方も一頭ずつ個室があり

 

壁に大きいくぼみがあり、そこにふかふかベッドが置いてあって、汚れないようになっていまし

 

た。

 

 

 

 

ちょうど優しそうな家族が、小さなミックス犬とお見合いをしていました。

 

このあと、左の青いドアに入っていって、ゆっくり遊んでから決めるそうです。

 

 

 

 

 

帰りにお土産を買って、寄付もして、りっぱなパンフレットももらいました。

 

 

そして、虐待犯の情報の中に、ハロッズデパートで生体販売をしているという話があったので

 

これも見てきました。

 

これももうとっくにやめていました。

 

 

 

きれいな野菜売り場!

 

最終日はおまけでフレディの家を訪れました。

 

アールズコート駅から歩いて10分もかかりませんでした。

 

塀が高すぎて、屋根が少し見えただけですが…

 

昇ったら捕まって日本に帰れなくなるのでやめておきました。

 

 

 

とても短い日数でしたが、有意義な時間でした。

 

さくらが旅立って一年が過ぎても、会いたい気持ちは強くなるばかりです。

 

またいつアップできるかわかりませんが、お互いコロナなんかに負けず、元気でいましょうね。

 

心配して来てくださった方々、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リブログの記事は、私が一番訴えたかったことです。

 

是非読んでください。

 

知らずにペットショップで買った人を絶対に責めないでほしいのです。

 

私のまわりで保護活動をしている人の中にも、最初はショップで買ったという方が沢山いらっしゃいます。

 

というか、むしろ買ったからこそ今活動しているという人もいらっしゃいます。

 

約7割をセリで仕入れるといわれる大手のチェーン店。

その裏では、一生暗く汚い檻に閉じ込められ、残酷なことをされているおびただしい数の繁殖犬たちがいます。

 

その仔たちを助けるためには、一人でも多くの味方、力が必要です。

 

過去に買ったことがあろうがなかろうが、そんなこと関係ありません。

 

みんなで一丸となって、恐ろしい繁殖工場をなくさなくてはいけないと思うのです。

 

他人から責められることがなければ、しおわかままさんのように

 

自らこんな気持ちを持って力になってくださいます。

 

責める相手をどうか間違えないでほしいと願っています。

 


 

 

 

 

 

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一昨日、赤いりぼん活動でおなじみの、あんこさん率いるチーム赤いりぼん主催の

「しってほしい展」に行ってきました。

何の協力もしていない私なのに、あんこさんはじめ、初めてお会いしたブロガーさんたちみなさん快く受け入れてくださる優しい方ばかりでした。

(特に手先の器用な方)是非↑をクリックして、HPを覗いてみてください。

こちらもどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろあって、すっかりご無沙汰しております。

 

さくらがお空にいってから、4か月が過ぎました。

 

涙を流すことは減ってきましたが、

さくらに二度と会えないことがいまだに受け入れられないでいます。

 

 

さくらはすばらしく性格のいい仔でした。

親ばかだからだけじゃなくて、ほんとに非の打ち所がない仔でした。

目が見えない、歯がないというのは、特に飼い主にとって困ることは何もありませんでした。

 

 

 

悪質ブリーダーのもとで10年近く繁殖を強いられ、ボロボロにされても、

保護犬は人間を恨むことはありません。

愛情を注げば、それ以上の幸せを人間にくれるんです。

 

 

 

さくらは、骨格が小さめなので、シュナとしては小ぶりだと言われましたが、

見かけと違って、とても勇敢な仔でした。

殆ど吠えることがありませんでしたが、いい意味で心の強い仔というか、

強くあろうとしているようでした。

 

 

家に来てほどなくして、さくらは私と、この家は自分が守るんだと

張り切っているようにみえました。

ガスの点検、修理屋さん、家に入ってくる人間に対しては、

いつも私の前に立ちはだかって守ってくれました。おーっ!

 

 

 

一度、散歩で超大型犬のレオンベルガーでしょうか、

私よりも大きい、体重50キロは越えていそうな犬に出会ったことがあります。

狭い一本道で逃げ場はありませんでした。

私はさくらを抱き上げようとしましたが、

さくらは私の前に立ちはだかり、立ち上がって自分を大きく見せて、

山みたいな相手を威嚇していました。

「ママに手出しはするな! あっちへ行け!」

と言ってるみたいでした。

 

飼い主の男性はニコニコ笑いながら、そしてその大きい犬は特に気にもせず、

悠然と通り過ぎて行ってしまいました。

さくらはたぶん自分が追っ払ったつもりでいたと思います。アセアセ

 

 

 

 

今の私はもう保護犬を飼う資格はありません。

もっと早く保護犬の存在を知っていればもっとたくさん出会えたのにと、

今とても悔しく思っています。

 

 

 

 

 

実は私、1か月半ほど前に、自分の不注意で足を怪我してしまいました。

消毒さえしていればそのうち治るだろと放っておいたら、

治るどころか痛みが広がって、ひどくなってきました。

 

右足をかばって変な歩き方をしていたせいでしょうか、

歳のせいでしょうか、

10分も歩くともう腫れて痛くて歩けません。

 

 

ほんとうなら、この夏家族が、遠くの病院に入院することになっていたのに

付き添っていくこともできなくなってしまいました。汗

 

父の認知も進んでいます。

 

 

 

そんなこんなで最近みなさんのブログへの訪問もコメントも思うようにできなくなっています。

 

みなさんのわんこやにゃんこのことも気になるし、

何より人間のせいで苦しんでいる仔たちを救う手助けさえできない自分が情けなく、

少々焦っています。あせる

早くいろいろなことを解決したいと思っていますので、また戻ってきたら

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

あじさいがきれいな季節になりましたね。

 

さくらとは、毎年色々な場所へあじさいを見に出かけました。

 

    

 

相変わらず毎日膨大な数のさくらの写真を見ながら、会いたい会いたいと言いながら、めそめそしている私ですが、

天国のさくらに叱られてしまいそうなので、なんとか重い腰をあげ、久しぶりにシンポジウムに参加してまいりました。

 

 

7年を経て、やっと動愛法が改正され成立し、一昨日公布されました。

 

その公布日に、議員会館で、杉本彩さん率いる公益財団法人の方々と、

超党派の愛護議連チーム、おなじみの朝日新聞太田さん、環境省、弁護士さん、

20名近い方たちによる、

「動愛法改正のふりかえりと今後の課題」というシンポジウムです。

 

 

毎度のことですが、また自民党だけが一人も出席していませんでした。ムキー

 

 

愛護法は議員立法です。

法律を改正するというのは想像以上に大変なことのようで、

昨年のあの暑い夏も、毎日何時間も議論を重ね、苦労して条文化し、やっとここまでこぎ着けたとのこと。

夏休みに家族といるより議連の人達といる方が長かったと立憲民主の高井議員がおっしゃっていました。

 

 

本当は、今回愛護法がめでたく通ったら、パソコンの向こうのみなさんと乾杯しなきゃ生ビールと思っていた私ですが、いくつもの引っかかりというか、心残りな点があり、手放しに喜べない思いでいました。

でもその思いは、私だけでなく、今回出席された方々がみな共通して持っていたのだと実感できました。

 

 

そのうちのひとつが8週齢規制から日本犬だけを特例として除外し、一般飼い主に販売する場合、7週でOKとするというもの。

土壇場になって自民党の総会で決まって附則をつけ、みんなの怒りに会い、すごい勢いで署名が集まったのに、通ってしまったこと。えーん

 

 

あの、でたらめな繁殖を行っていた、日本犬保存会の会長岸議員(安倍総理の弟)、遠藤議員の言い分にはびっくりしました。

日本犬はオオカミに近い原種的遺伝子を持っていて

天然記念物だからとか、

ペットショップへ流れる日本犬は少ないとか、

ブリーダーから直接買う人が多いので、飼育に対する責任感が高いとか…

 

 

原種的な犬は、日本犬だけではありません。

しかも、ペットショップに流れる日本犬、特に柴犬は、半分をショップに流していて、むしろ多いのだそうです。

 

 

先日、日本犬の訓練と称して、イノシシの赤ちゃんを笑いながら虐待しているむごい動画が流れ、騒ぎになりあわてて消したこと、みんな知っているんですよ。

私は、赤ちゃんが彼らにつかまれて、泣きさけんでいる画像を見て泣きました。

 

こんなことをしていて、いったいどの口が言ってるのかと思いました。

責任感が低いのも、天然なのも、この保存会の人達なのでは?と思うのは私だけでしょうか。

 

 

長くなってしまいました。

それでもやっぱり、前回と比べれば大きな進歩はあったのだと思います。

直接携わってくださった沢山の方々の熱い思いとご苦労と、

そして国民の熱い思いが結集した署名のおかげですというようなことをおっしゃって、

杉本さんも最後深々と頭を下げていらっしゃいました。

 

私のまわりには、ハンカチで目を抑えてらっしゃる方が何人もいました。

 

 

 

 

特に後半、しっかり見てください。

もうショックで開いた口がふさがりません。

これがペット業界トップの恐ろしい本音です。

犬好きでもない官僚の天下り先ですから、

ろくでもない団体ということは知っていましたが、

堂々とこんなことを公言するなんて。