こんにちは。
いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。
ペットフードの成分の中に酸化防止剤(トコフェロール)と書かれていることがあります。
トコフェロールはビタミンEの化学名です。
ビタミンEを多く含むものは植物の種子です。
米、麦、大豆、ピーナツ、ゴマなどですが、米や麦のビタミンEは胚芽の部分にしかないため、精白するとゼロになるといわれています。
また、バターや卵などの動物性食材にも含まれていますが、これは飼料の植物からきたものだそうです。
合成品と天然由来の成分とどちらが良いのか?
というご質問を受けることがありますが、ビタミンEの抗酸化作用は代謝に介入しないので化学構造が問われることはないので、どちらでもいいと思います。
実は、ビタミンEの吸収のカギをにぎるのはビタミンAの存在が大きいのです。
小腸を含む消化管の正常な機能に対して、ビタミンAが重要なカギになるということです。
ビタミンEなのに、ビタミンAってややこしいですよね。
消化管の内壁は粘液で潤っていることが必要で、この粘液の主成分は粘質多糖体の「コンドロイチン硫酸」です。
これを合成する代謝にビタミンAが介在しています。
「コンドロイチン硫酸」が不足すると、内壁の粘膜は「角質化」して正常な機能を失います。
消化管の”潰瘍”は、その部分の粘膜の角質化がしばしば引き金になるということです。
野菜などに含まれるβ-カロテンもビタミンAの前駆体に違いないのですが、体内でこれをビタミンAに変換できるのは犬です。
猫はその酵素を持たないので変換できません。
誤解を生じないように書かせていただくと、猫は変換する必要がまったくないのです。
しかし、犬がβ-カロテンをビタミンAに変換されるからといって、その確率がそれほど高くないということはバイオレゾナンスでチェックをするとだいたい推測ができます。
これは体内に問題があると、ビタミンAに変換される前に、β-カロテンとして使われてしまうのではないかと推測されます。
だから、動物性の食材をしっかり摂らないといけないと思います。
植物性の食材に入っているのはβ-カロテンで、ビタミンAは入っていません。
動物の体は何十兆個の細胞の集団で、その細胞膜の主成分はリン脂質であり、その分子には不飽和脂肪酸が含まれています。
これはビタミンEのような抗酸化作用のあるものがなければ、自動酸化を開始するという宿命をおっています。
自動酸化とは、不飽和脂肪酸が活性酸素などの影響で酸化して過酸化脂質になることです。
細胞膜の不飽和脂肪酸が自動酸化を起こすと、その部分が膨らみ、それが進行すると膜が破れます。
つまり、パンクするということですね。
自動酸化は連鎖反応の形をとるので、パンクする確率は高いのです。
それで、組織の表面の細胞がパンクすれば、そこはただれます。
この状態を「潰瘍」といいます。
胃潰瘍の場合、胃壁の細胞の膜が自動酸化を起こし、そこに過酸化脂質ができたことによってその部分がパンク事故を起こしているということですね。
すでにパンクした細胞は、その程度にもよりますが、廃物になる可能性が高いのです。
この細胞の死骸は、白血球のマクロファージなどによって掃除されるのですが、自動酸化が続いていれば、潰瘍は進行して掃除しても追いつかない状況になります。
この時、胃潰瘍という病変が定着すると考えられています。
もちろん、パンクした細胞の後片付けが終われば、下層の細胞が分裂して、新しく表層の細胞を作りますが、これがまた自動酸化の犠牲になるかどうかが問題です。
そして、このどちらの道をたどるかどうかは、ビタミンEの有無によって決まるといえるのではないでしょうか。
なぜなら、ビタミンEには、自動酸化の連鎖反応を食い止める抗酸化作用があるからです。
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