おっぱい事情・・助産師さんの訪問 | さくらのはなのさくころに。 別館

助産院の電話番号は、入院中に調べてありました。

携帯でHPを見たり

退院後にもすぐに検索しました。


でも、すぐに電話ができなかったのは

入院病棟の助産師さんからの情報で

助産院の助産師さんの中には、母乳推奨のあまり

無理をさせる人もいる。という話しが出ていたからです。

なので、施術を受ける側も、少し柔軟な考え方をしないと

辛くなる場合があるよ。と言われていました。


3月6日に電話をしてみましたが、2回程留守電対応でした。

留守電にメッセージを入れて下さいとHPにも書いてあったので

3回目に勇気を出してメッセージを入れました。

その日の夜、電話が折り返しあり

翌日訪問して下さる事になったのです。


40代くらいの優しそうで頼りがいのありそうな助産師さんでした。

助産院開業前には、愛育病院にお勤めだったとか。

明るく、ハキハキとしていて、息子の状態を見て下さり

丁度ミルクを飲ませる直前だったので、おっぱいにしてみましょう!と。

私のおっぱいを診て頂いたのですが・・。

「これはでないおっぱいじゃないよ!」と言って頂きました。

励ましだとしても嬉しい。


おっぱいが張って少し経っていたので、母乳が少し古くなっているのと

乳首部分が非常に固いので、息子がそれで吸えないのだそうです。

乳頭マッサージはしていましたが、やり方が上手くなかったようです。

助産師さんに乳頭マッサージ開通マッサージをして頂き

古い母乳を1度出して頂きました。


・・が、これが痛い痛い。

「自分でもやるのよ」と言われましたが

これは自分でできる痛みのレベルじゃないです。

人にして頂いているから我慢している感じ。

さらに息子の為に。と思えば我慢したい。という感じなのです。


でも、正しい乳頭マッサージの方法を教わり

施術して頂いた結果、全く固さが違くなったのです。

これでは息子も飲めなかっただろうな・・。


その後、授乳の正しい姿勢を教えて頂き

息子は泣き叫びながらも一生懸命飲み方を覚えてくれました。

とにかく2人とも、練習あるのみです。


この日を境に、私の気持ちは随分楽になりました。

夜中に息子の顔を見て泣く事も無くなり、「きっと上手くいく」

と、気持ちを楽にして思えるようになりました。


実際、その後おっぱいはではじめていると思います。

ただ、どれほど出ているのかは分からないのですが。

現在、ミルクは80mlを5時間おき位に飲んでいます。

その合間合間に母乳で繋いでいる感じです。


非常に助産師さんは忙しい毎日の様なのですが

「電話の翌日に来れて良かったー。他はいっぱいだったのよ」

と、言われました。

少し無理して時間を空けて下さったらしく

感謝の言葉しか出なかったのですが

「電話の声がね、すごく切羽詰まっていたからよ」と言われました。


そして、心配していた助産師さんの考え方ですが

拍子抜けするほど、柔軟な考え方の方で

もちろん母乳が軌道に乗るまで時間はかかるので

しっかりとミルクを足すべきであること

3時間はミルクの授乳感覚を空ける。と病院で言われましたが

機械ではないので、2時間半で泣く日もある。と言われました。

それまでは3時間経つのが待ち遠しかったのですが

母乳が少し出るようになった今、あまり気にならなくなりました。


完母まではやはり時間はかかりそうですが

息子とタイミングを合わせ、私たちのペースでやっていこうと思います。

その上で、どうしても混合になるのであれば

それはそれで良し。と、今は思えるのです。