中学2年の時の連弾で使った楽譜
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私は、4歳の時から高校3年の12月までヤマハ音楽教室でピアノ(一部エレクトーンも)習っていました。4歳から小学校6年まではグループレッスンで、中1から高3までは個人レッスンでした。4歳で始めたばかりの時は5人いたのですが、先生がかなり厳しく小学校6年になった時、私を含め2人になり、中学に上がる時には1人になってしまいました。
小学校6年の発表会はもう1人の子と連弾をすることになっていたのですが、その子が発表会1週間前くらいに突き指をしてしまい、先生が友達のパートを演奏することになりました。
当時はまだ受験生で発表会当日の午前中は塾の授業があり、その後発表会でした。少し練習不足だったのと、厳しい先生だったので失敗は許されないというプレッシャーによりうまく演奏できませんでした。
中学2年の時の発表会では、先生との連弾を提案されていました。しかし、小学校6年のことがあり断ろうと思っていました。
そのようなことを考えていたら、ある日の放課後、掃除が終わってクラスメイトが帰った静かな教室内で、中1の時に友達になった子に声をかけられました。
ねえ、連弾やらない?
彼女も違う先生ではありましたが、ヤマハでピアノを習っていて、中1の時にその話をしたことがきっかけで友達になりました。しかし、彼女のピアノの実力は私よりずっと上でした。そのため、驚きと嬉しさと私とで良いのかなという思いが混在していました。私は、「私とで良いの?」と返しました。すると、
あなたとやりたい
中1から個人レッスンになってしまって誰かと一緒に演奏する機会がなくなっていました。その言葉を聞いた時、とても嬉しくなりました。一緒に私の発表会に出てくれるか聞いたらいいよと言ってくれたので、先生に連弾は友達とやりたいと伝え、同意を得ました。テスト期間ではないときにヤマハのレンタルルームを借りて一緒に練習しました。
発表会当日、小6の頃とは全く違い緊張せず楽しく弾くことができました。その子は車椅子の私とも健常な子と同じように接してくれていました。