「まだ離婚して時間も経っていないし、傷口が開いて血が出ている状態なんだから

 

年内ぐらいはゆっくり休みなさいよ」

 

そう言われて、

 

「なに言ってるのよ! 人生で今日が一番若い日なのよ!

 

お休みしていたら年ばっかりとっちゃうじゃない!」

 

と反論し、スパルタ的に婚活してみた結果。

 

バツイチ婚活には大きな壁が立ちはだかっていることを知りました。

 

バツイチより上の、バツニも無制限も同じこと。

 

初対面の人に、コレを聞かれると困ってしまうのです。

 

 

離婚理由。

 

わたしの場合は「交通事故に遭ったと思って」と

 

周りの方々に励ましていただいていますが、

 

実はどんな結婚生活だったかという記憶すらほぼ消失しておりまして。

 

都合の悪いことはすべて忘れる、都合のいい女ですの。うふふ。

 

でも、知りたいですよね、離婚理由。

 

でも、言わないの、離婚理由。

 

そうすると結果、わたしの人格や経済観念、せーへきが疑われてしまうというオチがついてまいります。

 

理由、それじゃないし!

 

しかしですね……バツイチがモテるって、誰が流した噂ですか?

 

わたしは素直に信じて、こうなると思っていました。

 

 

でも、清々しいほどこうはなりません。

 

たぶん、あのときに人生が変わりました。

 

 

結婚式のブーケトス。

 

昔、ある女性編集者さんの結婚式に参加したときのこと。

 

「うっちーに投げるからキャッチしてね!」

 

宣言どおりに彼女は投げてくれたのですが。

 

ものすんごい勢いでダッシュしてきた見知らぬ若い娘が、

 

ものすんごいジャンプ力を駆使してブーケを奪取。

 

今でも覚えています。

 

ジャンプしたあの娘の体が左斜め上に高~く上り詰めた姿を。

 

わたし、口あんぐり。

 

別の編集さんに「あ~あ。さくらはこれで婚期が遠のいたな」と、笑われました。

 

結果、晩婚だったしバツイチになってしまったわけで。

 

ちくしょー、わたしのブーケ返せよ!

 

と、本日はやさぐれてブログを終わらせていただきます。