■ じゃこを食べて辛いストレスにさようなら!
仕事のストレスの大半は
職場の人間関係といわれるほど深刻な問題となっています。
しかし、こうしたストレスを飲酒や喫煙で解消するのは
余計にストレスを貯めこむことになるので要注意です。
かえって別な問題を引き起こしてしまう原因になりかねません。
『 GABAでストレス解消! 』
ストレスを解消するには、月並みですが、
質の高い睡眠、バランスのとれた食事、
適度な運動が何より大切です。
これにプラスしてストレスに効くGABA
という成分が豊富な食品を摂ることをおすすめします。
中でもGABA入のチョコレートが人気がありますが、
それ以上に凄いのが「じゃこ」です。
■ GABAとは?
GABAとはアミノ酸の一種で、
正式名称は、γ‐アミノ酪酸と言います。
英語名のγ(gamma)-aminobutyric acid
の頭文字をとってGABAと名付けられました。
■ GABAの凄すぎる効果の秘密とは?
日常的に人間の脳から出る脳波には
α波、β波があり、
リラックスしているときに出るのがα波、
緊張しているときに出るのがβ波です。
α波とβ波が混在した状態で出ています。
ギャバを摂取すると、
脳波がα波となってリラックスすることが
確認されていることから、
ギャバには人を癒す効果があることが
すでに明らかになっています。
これらが我々人間が生きていく上で
欠かすことができない優れた効果をもたらします。
『 安眠効果 』
質の高い睡眠=深い眠り=体温低下とするならば、
ギャバを摂取するのは非常に有効な手段です。
心と体の緊張を解き放つことによって、
心と体がリラックし、寝付きも良くなるので
睡眠の質が自然と高まります。
『 高血圧の予防・改善に効果的 』
意外に思われるかもしれませんが、
漢方でも、GABAが積極的に取り入れられています。
有名なところでは棕櫚(しゅろ)が人気でして、
主に高血圧の改善物質として用いられています。
日本でもGABAの優れた降圧作用は、
「トクホ」として国がその有効性を
表示することを許可した商品に用いられていますので、
GABAは生活習慣病予防に欠かすことができない成分です。
『 肝臓・腎臓の病気を予防!』
ギャバを摂取することによって
肝臓・腎臓の働きを促進する効果が期待できます。
例えば腎臓の働きが改善されることによって
正常な数値まで血圧を下げるのと同時に
肝臓の働きも改善する効果が期待されます。
これによりアルコールの代謝も
速くなるとされています。
もちろん常日頃から飲みすぎているような状況では、
肝臓も腎臓も休めないので、
当然それぞれの働きが悪化します。
しかし、ギャバを摂取しながら
適度に飲めば肝臓や腎臓の働きを
常に良い状態に保ちながら
肝臓や腎臓の病気を予防する効果も期待できます。
■ GABAはストレスに効くの?
GABAは高まった神経伝達物質
(脳内が興奮している状態)を抑制する効果があります。
その結果興奮状態が落ち着くので穏やかになり、
ストレスや不眠解消に役立ちます。
また、
女性特有のPMS(生理前のイライラなど)
にも効果があると言われています。
■ GABAが多く含まれている食材
GABA含有量のベストはジャコです!(含有量は100g中です。)
1位:ジャコ (750mg)
2位:ぬか漬け (100mg)
3位:トマト (20~30mg)
4位:発芽玄米 (15~20mg)
5位:チョコレート(9mg)
6位:緑茶 (6mg)
一般的に発芽玄米に多く含まれている
とよく言われていますが、ジャコすごいですね!
GABAは魚の頭の部分に多く含まれているので、
小魚だと摂取しやすいんです。
カルシウムも摂取できるし、
ストレスにダブルで効きそうですね(^O^)
■ その他の食品は?
お味噌にもGABAが含まれているし、
最近人気の麹(こうじ)にも含まれているんですよ。
ストレスの多い現代人が自然と求めているのかもしれませんね。
■ 加熱してもいいの?
実はGABAはとっても熱安定性が高く、
100度以上で1時間加熱してもほとんど消失しません。
安心してお料理にも使えますね!
■ GABAの1日の摂取量の目安は?
ストレスやPMSなどを緩和するための
目安は1日20mg~50mg。
100mg以上のとりすぎは
逆によくないので注意して下さいね。
<<出典元>>https://medical-careerchange.com/blog-entry-261.html