31日午後3時10分ごろ、
愛知県武豊(たけとよ)町の
武豊火力発電所
「爆発があり黒煙が上がっている」
と119番通報があった。

武豊火力発電所は、

東京電力中部電力が折半出資する発電会社
JERA(ジェラ)」の発電所。

1基当たりの出力が国内最大級の石炭火力発電で、
出力は107万キロワット。

稼働している5号機の燃料は
石炭と木質バイオマス。

木質ペレットを混焼することで、
二酸化炭素排出量の削減につながる。

年間の発電量は一般家庭約240万世帯分に相当。

1~4号機は既に廃止され、
5号機は令和4年8月、営業運転を開始した。

屋内式の貯炭場や防音壁を設置し、
周辺住民に配慮している。

夏の需給逼迫(ひっぱく)を避けるため、
電力の安定供給への貢献が期待されていた。



尚、発電所を運営するJERAが会見し、
燃料を貯蔵するバンカーが火元との見方を示した。


火は5号機のボイラー周辺や燃料を運ぶ
ベルトコンベヤーにも燃え広がったが、
約5時間後に消し止められ、ケガ人はいなかった。  

JERAによりますと
火元は燃料を貯蔵するバンカーとみられ、
出火当時ベルトコンベヤーで
燃料の木質バイオマスをバンカーに運んでいたということ。  

JERAは今後、
被害の全容把握とともに出火原因の究明を進めるとしています。



火災のJERA武豊火力発電所、出力が国内最大級 発電量、一般家庭240万世帯分に相当(産経新聞) - Yahoo!ニュース

火元は燃料を貯蔵する“バンカー”か 武豊火力発電所で発生した火災 運営するJERAが会見し見方示す(東海テレビ) - Yahoo!ニュース