■ なぜ夫は妻への態度を豹変させてしまうのか?!

 

女性の場合、中高年になると高い確率で
頭痛や目眩などの更年期障害の症状に苦しめられるわけですが、

それらと似た症状で最近では夫の言葉の暴力や辛辣な態度による
「夫源病」を患うケースも増えています。

 

 

特に最近増えているのが
夫が定年退職して家にいる時間が増えることによって、
夫と接する時間が否応なしに増えてしまうケースです。

妻の側は逃げ場が無いので心身ともに苦しめられてしまいます。

 

 

夫は定年退職したことによって、
これまで会社で働いていたような
社会での活躍の場が奪われてしまったため、
溜まりに溜まったフラストレーションを
自分の妻にぶつけられてしまうケースが少なくありません。



 

『 定年後に夫婦仲が悪化する!? 』

 

夫が長年勤めあげた会社を定年退職すると
精神的に不安定な状態に陥りやすく、そ
の影響で夫婦仲が悪化するケースが少なくありません。

過去5年間にわたって団塊世代の方々が
大量に定年退職されたことから、
今後メディアを通じてこうした問題が
取り上げられる機会が多くなるかもしれません。

 

こうしたことを事前に知っておくのと、
そうでないのとでは
問題に直面したときに取れる対応が大きく異なります。

今回はこうした問題を回避していただくために、

妻の病気の9割は夫がつくる 
(
医師が教える「夫源病」の治し方)の著者である
石蔵文信さんが夫源病について解説した記事と
動画を合わせてご紹介させていただきます。

 

 

医師が教える

妻を病気にする夫の7つの言動

 

■ 頭痛、耳鳴り、めまい、高血圧、うつ、不眠・・・。

 

さまざまな治療を何年も受けているのに、

一向に改善しない症状があるなら、
それはもしかして「更年期障害」ではなく「夫源病」かもしれません。

 

 

「夫源病」とは文字通り
「夫が原因で引き起こされるさまざまな心身の不調」のこと。

 

 

『妻の病気の9割は夫がつくる』
(石蔵文信/著、マキノ出版/刊)では、
医師である著者の石蔵氏が
「夫源病」の原因となる夫の言動を紹介しています。

 

 

■ 妻を病気にする夫の7つの言動とは

 

毎日の生活のなかで、
夫に次のような言動が見られたら要注意。
あなたの夫は「夫源病」の原因かもしれません。

 

・「だれに食わせてもらってるんだ」が口癖

 

・高熱で寝込む妻に「飯は?」と詰め寄る

 

・子どもの悪い部分はすべて「おまえのせい」

 

・今日あった出来事を話しても上の空

 

・自分は夜遊びするのに妻には許さない

 

・姑が言いたい放題でも見て見ぬふり

 

・定年退職したとたん四六時中まとわりつく

 

 

「夫源病」のやっかいなところは、
妻の心を傷つけ、心身に不調をきたすほど
大きなストレスを与えているにもかかわらず、
夫本人に「妻を傷つけている」という自覚がないことです。


 

■今すぐできる「夫源病」の治し方

 

「夫源病」は夫の何気ない言動がストレスとなり、
妻の心身に更年期障害のような症状が表れる病気。

 

 

したがって、いくら薬で症状を抑えても、
根本の原因である「夫に対するストレス」を取り除かなければ、
「夫源病」は治りません。

 

 

著者によると、
「夫源病」を治す方法は次のようなものがあります。


 

(1)口げんか

 

一方的に相手の言い分を聞くだけになってしまうと、
自己憐憫の感情に苦しめられることとなります。

ですので、ある程度言いたいことを言う
(相手を傷つけるような言葉は使わないのがポイント)
ためにも口げんかは必要です。

 

 

(2)プチ別居

 

ポイントは、まずは夜の外出からはじめること、
夫に反対されても「一人の時間が必要」と押し切ること、
夫の身の回りの世話はせずに出ていくこと、
外出中は夫に連絡を取らないこと。

 

 

(3)カラオケ、映画、妄想など一人でストレス解消できる方法を持つ

 

このような手段を講じても夫がしつこく抵抗し、
無理難題を言い続けるようであれば、
“最終手段(本格的な別居や離婚)”をちらつかせるしかありません。

ただし、“最終手段”はもろ刃の剣。
それなりの覚悟を持って挑まなければなりません。

 

 

■ さいごに...

 

いかがでしたか?

 

夫婦をむしばむ恐ろしい病・「夫源病」。

でも、「夫源病」は
これまでの夫婦関係を見直すチャンスでもあります。

 

著者によると、夫婦生活を長続きさせるポイントは

「いい意味でのあきらめ」と「適度な距離感」。

 

お互いのペースを尊重し、

本音を言い合いながら楽しく年を
重ねていける夫婦関係を築いていきたいですね。


<<出典元>>

http://healthfitnessbeautydiet.com/blog-entry-585.html