「影舞」の稽古会を、宇都宮市ではじめます。

「影舞」というのは、誰にでもすぐにできる舞の形です。
二人のひとが向かい合い、指と指を合わせる、
それはちょうど「蝶の羽を挟むほど」の触れ。
自らが動いてもいず、相手から動かされもせず、
ただそのまま、ふたりの指や身体の運びとなり、
それが舞の形になる。

誰にでも出来るのに、自ら舞えない影舞について、
影舞を創造された橋本久仁彦さんは、
『「自分を表現する」から退きあげていく稽古。」
「静まる(鎮まる)稽古。」
「「自分」という熱が冷めていく稽古。』
とも書かれています。

影舞のこのシンプルな形が、
「稽古」と言われる由縁はなにか、
なぜひとの存在を、如実に感じられるのか
人と人との有り様を色濃くうつしだすのか、…

といったことも興味が尽きないものですが、
それを含めて、稽古をしたいと思います。

…………
『差向かいに坐った「相手」の魂に、
指先から具体的に参入し合い、
曲が演奏される間、
「ふたり」という新しい生き物になって息づく組稽古』
(橋本久仁彦さんの言葉より)

その場、その時、その人としか出会えない
影舞の姿は、
一期一会のご縁の妙でもあり、
ひとつの技法や様式という型を超えて、
人との関係や存在の探究に、向かう感じかします。

稽古会は始めたばかりですので、
まずは、お伝えされたやり様から入り、
実践しながら、それぞれ探究したいと思います。

触れ合う縁は様々と思いますが
この影舞の指と指との触れからのご縁を楽しみにしております。

稽古会では、承諾頂ければ、
映像を撮っての姿の振り返りや、
その時の出てきた言葉の振り返りをしたいと思っています。

初めての方でももちろん歓迎です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


【影舞稽古会 宇都宮 】のお知らせ

日時:2018年3月22日(木曜日)19時〜21時(予定)

場所:宇都宮市内施設(参加者にご連絡いたします。)

参加費:1000円


*不明な点はどうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

桜井(ボディセラピスト、茶道家、哲学カフェ主催)
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