先日

ある録画を見ていました。


もうずいぶん前のもの。

NHKの番組で

谷川俊太郎さんの著作を取り上げ

解説と本編を味わうもの。



幼少期の心情を知ると

なんとなく

自分と重なる気持ちにもなって


宮沢賢治さんに

憧れや親しみを持っていたのか?

その作品が好きだった様子…


私も東北を旅した時に

宮沢賢治記念館に行ったし

童話館だったかな?

近くのもう一つの記念館にも行って

すごく心が満たされた。


私も

宮沢賢治の世界が大好きだ。


善だけではない

森羅万象の世界

時や死は

ときに残酷で優しい世界が


谷川俊太郎さんの著作のなかで

150行以上もある

長い長い詩があると知った。


タイトルは……

『木』だったかな?忘れちゃった。


解説の先生が

「これはもう… 

 物語と言っていい作品ですね。」

と話していた。


その通りだと思う。


何処からが物語で

どんなものが詩なのだろう?


何処にもそんな境界線は

明確な線引きは

ないのかもしれない。


ただ人は

たぶん…… 物語に惹かれていく。


どんなに短くても

言葉がなくても

そこにある物語を感じ取り

瞬時に… じっくりと味わって

心が動かされ

何かに手を伸ばす

何処かへの一歩を踏み出す

何処かを見つめる


そんな気がする。



長い長い詩のような

短い物語を

書いてみたくなりました。





物語セラピー



聴いてほどける物語セラピー













今となっては幻の味が

私の記憶のなかには有って…


それは

子供の頃に食べた

【ケンタッキーのアップルパイ】


たぶん…… 

ベイクドアップルパイ。



パイ生地ではなく


クッキーのような…

ビスケットのような…


サラサラとして

つるんとすべすべした生地に包まれた

煮りんごのもの。


皮の表面は

ちょっと粉がついてるような質感で…


本当に子供の頃だから

たぶん

地元にケンタッキーが出来たばかり

ぐらいの頃…… 40年ぐらい前の味。



そのアップルパイが大好きだった。


パイ生地で作られたものより

私は好きだなぁ…

と大人になって

もう食べられなくなってから

気づいた。


そのアップルパイがあったのは

本当に少しの間で

その後は 

皮の表面はボコボコした

揚げたみたいなアップルパイに

変わってしまったように記憶している。



信州は 

りんごが手から手へ届く季節になって

キッチンに

たくさんのりんごが集まって……





新鮮な内にと煮りんごにして

ふと

懐かしの味にチャレンジしてみる。




ホットケーキミックスという

とっても優れたお粉を使って

卵を1個と

全体が纏まるくらいに

牛乳を少し加え


一つに纏めた生地から小分けにして

小さな一つを伸ばして伸ばして

薄くして


煮りんごを包んで

オーブントースターで

30分くらい焼いてみた。


ほんのり茶色く色付いた皮の表面は

それっぽい感じ

触った感じも近い気がする。



食べてみて


「こんな感じ…… だったよね…」


と自分としては納得の味。



正解はどうだったのか?



もう分からないけど

これでいいよね。と満足の私。


しばらくは

この懐かしの味もどきのアップルパイが

続きそうです。







物語セラピー




聴いてほどける物語セラピー









先日ブログを書いていて

一瞬出てきた表示にびっくり!


【下書き27件】


???


「まさか… 

 そんなに有るわけ無いじゃん。」


と開いてみると…


「えっー!!!」



有りました。


たくさん。


なんと!

昨年の12月に行った台湾旅の記録が

まるまる下書きに。


決死の覚悟で行った台湾旅。



まさか…


あれから一年……


旅の記録エッセイのコンテストに

応募するに当たり

たぶん下書きに戻したまま

忘れてしまってた。


コンテストは通過出来なかったけど

このままブログでも

陽の目を見ないのは切ない。


というわけで...

公開に戻しました。







物語セラピー


聴く物語セラピー