五行説は 

この世の森羅万象を表す。


この世のものが

【陰陽】に分かれ【五行】の中にある。



この

木火土金水の五つの中で

最も変容が大きいのは【木】かもしれない。




他の4つも

それぞれに姿形は変わる。


火は 

大きくも小さくもなり

青や赤、オレンジと色を変える。


土は

さらさらの砂、泥、岩盤などの固さ

黒や黄色、赤などの色を持つ。


金は 

溶けて形を変えたり

月日をかけて鉱物となったり。


水は

氷になり、蒸気になり、液体のまま流れたり。



だが【木】は

それ自体が 

芽吹き、葉を繁らせ、花を咲かせ実を付ける。

そして落葉し枯れたように眠る。

という変容を見せる。


中には針葉樹のように

永遠のような

変わらぬ姿のまま生きるものもあるが。



人の生まれも

この五行の中に見る占術があるが


もしも…


【どうしてこんなに次々と…】


と自身の過去を見渡した時に

変化が大きいものだと感じたなら


【木】の性質が多かったり

その質を生きているのかもしれない。

しかも【落葉樹】の質を…


だとしたら

その変容は繰り返し

再び

花の時も 実がなる時も訪れる。


その変容を生きるだけの

パワーを持って

きっと産まれ落ちている。


【木】は

他の4つのパワーを吸収する【才能】を

既に備えている。


土や水、金から養分を得て

火の熱を得て

木の中で変容させて大気に還している。



きっと【木】は 

森羅万象の繋ぎ手だ。





















日々繰り返される日常生活。

忙しさに追われて
時間に制約されて

約束や情に絡め捕られて…


目の前の事に懸命になって

痛みにも疲労にも鈍感になって

チクチクと刺さった

小さなトゲを我慢して…



こんな日常の場面は

日々繰り返され月日がたって行く



そんな中で

意外と見逃されている時間。



ホッとした瞬間。

じわっと涙が込み上げる瞬間。

笑みが滲む時間。

体がほどける時間。


こんな

和やかでふんわりとした時間も

きっと日常の中にあったはず。





こと私の場合は


仕事が早く終わり

軽く飲みながら大河ドラマを見られる場面。


お休みの日の昼下がり

ごろんとしながら憧れの台湾の本を読み

そのままお昼寝してしまっている場面。


深夜に一人静かに

アジアドラマを見ていて

時々は字幕に頼らずとも

ストーリーがわかる場面。



なんて。



知らない間に

心も体も 

緊張が極まった状態になりがちな

現代の日常生活。


その緊張を解き

緩めてあげる意識も大切。


そして何より

ほぐれている時間を感じること。

感じていることを認識することが大事。


「好きだなぁ… この時間…」


という自分自身の感想を

意識も受け止めていることが大事。


そんな風に思います。




きっと梅雨は

そんなことを意識するには【いい時季】だと。















昨日は

旧暦の端午節。


台湾の風習では

この日に 「卵を立てる」



というのを知ったので

おまじないをするような気持ちで挑戦。


一番「陽気」が強い時間がよいというので

11時~13時がオススメされていた。


そこで

正午に挑戦を始めた。



しばらくの集中と緩和の後に

一瞬の手応えがあり








無事に卵は立った。

【立蛋】

以前に頂いた縁起の良さそうな

袋と一緒に記念写真。




ここから好い一年になりますように。