この話長〜くなりますので
興味のない方は軽くスルーして下さい。
ただ今も悩んでいる方は一つでも多くの
情報が欲しい気持ちがとってもわかるので
知り得る情報、経験を記したいと思って
書かせて頂いています。






まぁるく髪の毛が抜けちゃう病気で
原因はストレスと思うんじゃないでしょうか

人って他の人と容姿が違うことって
とっても気にする生き物です。
私もそうでした

そしてその変化はある日突然やってきました。
あれはまだうちのやんちゃな息子達が
バリバリの思春期で長男が高校2年生、
次男が中学1年生の頃だったかなー。
最近長い髪を結ぶと以前と違ってなんか
しっくりこないなーなんて思いながら
お風呂上がりに濡れた髪をとかしていると
あれ、なんか変!
前から見ても明らかに前の方が少ない。
合わせ鏡をしてみたら
キャー!髪が、髪がないところがある

他にもないか探してみると
あと二つ小さな穴のように脱毛部分を
発見してドキドキしてよぎったのは
亡くなった父の事でした。
父は私が高校生の頃、甲状腺疾患を患い
同じように円形脱毛症であちこち脱毛
していたんです。父はその後治療をした
ものの髪の毛は全部生えきらず、
アデランスさんの全頭ウィッグを
いつもかぶって暮らしていました。
私も同じ病気かな。遺伝しちゃった?

と考えるのが普通だと思うんだけど
まずは病院。やっぱ皮膚科よねーって
近所の皮膚科へ行って塗り薬をもらって
2週間後に再診するように言われました。
でもその間の2週間の間にも脱毛箇所は
増えていき、再診した時に医師から言われた
ことは、これ以上は個人病院ではできないから
大学病院紹介しましょうか?
円形脱毛症は命に関わる病気じゃないから
なかなか研究が進まないんだよ。
生えてくるまでには短くても半年はかかるから。
と冷たい言葉に感じて、もうこの先生では
ダメだ!と感じました。
それからはネットで病気の事を調べていくうちに
自己免疫が自分の毛根を間違えて攻撃して
しまう、自己免疫疾患なのだということが
わかりました。そして個人病院で円形脱毛症に
最善を尽くしてくれる病院が少ない事も。
でも大事な大事な髪の毛を諦めるわけには
いかないので、延々と調べ、ようやく
自己免疫疾患としての治療が可能な病院を
みつけたのです。
その頃の髪の毛の状態は、地下鉄がやってきて
風が拭けばきっと皆に見えているだろうほど
大きな穴ぼこが何箇所かに広がってました

その皮膚科は今でもお世話になっているのですが
当時の私の頭の状態を見て、今から紹介状書くから
すぐに大学病院に行くようにと言われました。
今までの経過もお話すると、最初の段階だったら
なんとかなったかもしれないけど、経過が悪い
から局所免疫療法しなくちゃ!と言われその
局所免疫療法というのに必要な薬剤は
大きな病院でしか取り扱いできないことを
説明されました。
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