下瀬です、
作業をするときに、
始め「シングル段取り」と聞いたとき、
それ何のこっちゃと思いました、
聞いてビックリ!!
大きな機械で決められた量を造ります、次の物
を造るまでに金型、治具やらを再セットします
その時間が
がシングル段取りと言うのです。
短い時間で段取り出来れば、頻繁に段取りが出来
小さいロットや1個流し生産も可能となります。
これには専門的になりますが、外段取り、内段取り
と「作業手順の改善」「機械・工具の改善」
今はやりの「工業用ロボットなどの導入」など
沢山の工夫が必要と成ります。
仕掛けや仕組みを変えるのですが、完成した暁には
過去に自動車の金型段取りで4時間掛かっていた
作業が40分で出来たと聴きました。先人が改善し、
その効果で一挙に、自動車の生産に弾みがついたと
聴きした。
自動車に限らず、モノ造り、毎日の食事、.事務作業
も段取りが大切です、
段取りが8で作業が2の割合だと言われます。
段取りの良さで、仕事がプロかアマかといっても
過言でないのです。
今はもっと進んで「ワンタッチ段取り」と言う時代
です。時間も1分以内で出来れば素敵ですよね。
次は話変わって、「目で見る管理」です。
これは、現場で誰が見ても事情が一目で解るよう
にする管理のやり方です。
いろんなやり方が有ります。
例を上げると
で赤ランプがついて機械が止まる。
「生産の遅れ進みが直ぐに解る」に「あんどん」と言う
仕掛けが有り、現場で天井に取りつけられた表示板です。
このほかにも工場を見学された人は見たと思いますが
目で見て解り易いツール、マニアル、テンプレート
など、工夫すればきりが無い程、アイデアが沢山有ります。
あなたも、いかがですか挑戦してみては?
人間の目で見る、音で感じる、触って感触で確かめる、
臭いを嗅ぐ、なめて見て感じるなど五感を使う、
その中でも「目で見る管理」ほど直ぐに出来て、
ことが容易に解り易い方法を工夫して見ては
と思います。
本当に紙一枚の表示から始められるので、
敷居が低く、効果が大きいのです。
一番のお薦めは、有る程度の規模の組立て
工場に見学を申し込み、許可を得て実際に
現場を見ると、目からうろこがポロンと
落ちます。
最後まで読んでいただき有難うございました。