Artemis〜アルテミス〜のりっこです。
先日…身内と大バトルをやらかした。
きっかけはとても些細な事。
子ども達が2階で楽しそうに走り回っていて、一度「うるさいよ!」と義母に一階から怒鳴られ…
私も再三注意したにも関わらず、大はしゃぎで止めようとせず…
とうとう2階まで義父が怒鳴り込んで来た。
一応補足すると…
・玄関一緒の二世帯住宅。
・1階は義両親、2階は私ら家族5人。
・二世帯とは言いながらも、お互い上下自由に行き来しているのでほぼ同居状態。
・旦那は現在横浜単身赴任中。
(元々船乗りなので長期不在気味)
・基本的に義両親との仲は良好。
子ども達が2階で騒ぐ為に怒鳴られるか、内線が鳴るので…
私も騒がしくなってきたら注意しつつ
「下からクレーム来るよ!」と言っていた。
そして、その通りクレームが来る(笑)
今回もいつものような流れだと思っていたら…
2階まで怒鳴り込んで来た。
時間は夜20時前。
そろそろ寝る時間ではあったし、義父も寝る時間だと言う事はわかっていた。
物凄い剣幕で怒鳴られた。
子ども達が…ではなく…
「私が」
「うるさい!静かにしなさい!」
ではなく…
「何で走らせてるんだ!」
と、言われ、この言葉にブチ切れた。
走らせてる?
私がわざとやらせてると?
私が注意も何もしていないとでも?
あちらの言い分。
・私が怒る時は必ず下まで聞こえる。
今は聞こえなかった。だから私が注意もせずに放置していた。
・話を聞かないのは怒りすぎているからだ。
怒りすぎたら子どもは言う事なんか聞かなくなる。
・椅子を動かす度に音がうるさい。
椅子足にスポンジでも付けろ。
・毎日21時頃になると子ども達が走り回ってうるさい。
怒りすぎている…についてはその通りなので何も言えない。
だけど、下まで怒鳴り声が聞こえない=放置って何?
私だって四六時中怒鳴っている訳ではない。
気持ちに余裕のある時は、静かに、諭すようにお願いしている。
椅子は、次男がすぐに動かしてしまうので、動かされないように重ねるとか倒すとか、色々対策はしていた。
21時頃…次男の事?
長男や娘は走っていませんが?
(走っていると決めつけられた)
万一ちょっとでもうるさくしたらすぐに注意してやめさせていますけど。
ただでさえ神経質な義父母。
夜なので昼間とは違い、特に音が気になっているとしか思えない。
子連れの友達が遊びに来た時にちょっと飛び跳ねたり走ったりすると…
「ドンドン凄い音が鳴ってたね〜」
と、わざわざ言う。
だから友達は呼びにくい。
私は、何故自分の家でのびのびさせてはいけないのか…物凄く疑問だった。
子ども達が楽しく遊んでいる時に、いちいち注意しなければならないのがストレスだった。
私も毎回言いたくないから、注意せずに見守る事もあるけど…
ブロック解除もして、自分が気にしなくなっても義父母にしつこく言われるから言わざるを得ない。
アパートやマンションではなく、旦那の持ち家一軒家なのに義父母に気を遣わなきゃならないおかしな状況。
おまけに、あちらは何も対策を考えようとはしない。ただ何度も怒るだけ。
こっちに何とかしろと言う。
例えば耳栓するとか…そんな事は絶対しない。
義父母に気を遣い、何度も何度も注意をしているのに子ども達は聞いてくれない。
だけど、それは私が悪いと一蹴。
極め付けは…
(私が)「すみませんでした」と謝れば済む話だろ!
謝らざるを得ない状況にまで追い込まれ、頭を下げて「申し訳ありませんでした…」と言うしかなかった。
謝らせる事が出来て満足したのであろう。
義父は無言で戻って行った。
悔しくて悔しくて悔しくて…何年かぶりに思い切り泣いた。
娘がつられて泣いてしまったくらい。
涙は最高のデトックス。
我慢せずに本気で泣きまくった。
最初はとにかく頭に来ていたけど、次第に悔しい!という思いが強く溢れてきた。
私だって頑張っている。
私だって毎日必死に子育てしてるのに。
我慢している事だって沢山あるのに!
今まで少しずつ積もり積もった感情が一気に溢れ出した。
涙が少しおさまった後、愚痴ではなく報告という形で旦那に電話した。
2階で騒ぐと注意される事は前にも話していたから。
報告しながら、私の悔しい気持ちも話していたら涙が止まらなくなり、大泣きしながら話していた。
そんな事は初めてだったから恐らく旦那も驚いたんだろう。
と、言うより旦那も私が話した義父の言い分にブチ切れ…
「我慢出来ないからちょっと電話する!」と。
また矛先が私に来たらたまったもんじゃないので「やめて〜また何か言われる〜」と必死で止める私。
だけど旦那…
「人の妻に何さらしとんじゃ〜!」な勢い。
そんなにうるさく言うなら出て行ってもらうとまで。
普段はとても温厚な旦那。
ただ、親子揃って頑固なのでこうなったら止められない。
だけど、義父は絶対電話に出ないと思っていた。
あれからすぐに寝たはず。
案の定、ブチ切れ状態で下に電話した旦那は義父ではなく義母と話す事になった。
2階から電話の様子を伺っていると…
「ちょっと聞きなさい!」
「ただの親子喧嘩なんだから」
「お前まで腹立てたらダメなんだ」
「お前はすぐ出て行けとか言う」
「上手く言っておいて」
は聞こえた。
しばらくして旦那から電話。
かなり義母になだめられたんだろう。
「親父も、ちょっと言いすぎたとは言ってたみたい」
「明日仕事だから寝たかったんだって」
ブチ切れていた旦那も、そして私もだいぶ落ち着いていた。
だけど、旦那も何度も何度も同じ事を言われるのは嫌だからリビングに防音マットを敷くと。
そこまでやるんだから文句は言わせないと。
自分達を守る為の防衛策。
それも一つの案。
冷静になってから…何故私がブチ切れたのか内観してみた。
「何走らせてるんだ!」は私に対する言葉。
これが「いいかげんに静かにしろ!」みたいな子ども達に対する言葉だと、気にならなかった。
そこから
私が何もしていない→努力していない→認められないに繋がった。
そして
我慢している・頑張っているのに全て否定された。
義父母(特に義母)は否定から入る人。
それを何度もされるとストレスが溜まる。
更に
「謝れば済む話」→子ども達にごめんなさいを言わせる私とダブった。
内観から気付いたのは…
・認めて欲しい
・否定しないで受け入れて
・目の前で見せられた事はいつもの自分の姿
・決めつけないで
・頑張っているのにわかってくれない
特に
「認めて欲しい」
これは、今まで気づかなかった私の大きなブロック。
そっか。
私、認められたいんだ。
「頑張っているね」とか言って欲しいんだ。
一番近くにいる人達が否定ばかりだし、そんなの当たり前、○○すべきって考えの人達だから。
否定しないで受け入れる事は、子ども達にも言える事。
義父の言葉や態度は、私の子ども達に対する言葉や態度と似ている事に気付かされた。
アドラー心理学も学び、少しずつ変わろうとしていた矢先だったから
「私だって頑張っているのに!」という感情も強く出て来たんだろう。
落ち着いてから沢山ブロック解除した。
義父母は喧嘩しても翌日まで引きずる人達ではない。
いつもはそれが有難く、私もすぐに忘れてしまうけど、今回ばかりは無理だと思う。
何せ、私の子育て全否定するような事を言ったんだから。
そして、いくら言いすぎたと思っていても私に直接謝罪なんてないから。
今はもうすっかり見た目は普段通り。
だけど、私が負った心の傷は消えない。
この大きな心の傷を消す為には…私が変わるしかない。
あんな事を言われて黙っていられない。
変わってやる!
本気でそう決めた。