「こうあるべき」を手放すとラクになる | 桜井香 「幸せな毎日の過ごし方」

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桜井香/ 2017年起業、日経Xwomanアンバサダー、メンタルコーチ、各種講座主宰&講師、個別コンサル等を通して約800名をサポート。人生を楽しみ幸せな毎日を過ごすコツを発信中。

 

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「こうあるべき」を手放してみた



桜井香です。

 

 

私の息子は15歳になったので

親が必要以上にあれこれ関わることも減り、

以前と比べると、

私自身の時間も余裕も多くなりました。

 

 

子どもが小さいころの私は、

世間の「こうあるべき」に

すごく縛られていました。

 

 

 

他の友達と遊ぶ機会があったり、

習い事で一緒になったりすると、

自由奔放タイプだった息子が気になって

「なんでこうしないの?」

怒っていたことも少なくありません。

 

 

今思うとそれは無意識に、

他の子と比べていたのですね。

お利口さんの子どもと・・・。

 

 

幼児教室に通っていたころは、

先生のいうことをよく聞く子、

大人びた子どもがよいとされていました。

指示行動がよくできる子です。

 

 

例えば教室にたくさんの風船や、

カラフルなボールがたくさん広がっていても

それを触らずにじっと待てる子が正解で、

当時の息子のように、

キャッキャッと喜ぶ子はNGでした。

 

 

 

まだ3歳とか5歳の子なので

たくさんボールや風船があったら

触りたくなるのは普通だと思うのですが、

その場で触らない子が正解だったので

子どもらしい息子を見て

(なんで言われた通りにできないんだろう)

と思ってたわけです。

 

 

 

その後、

小学生になってからも

学校の成績によって順位をつけられたり

塾のクラスを成績の順にわけられるたびに

「もっと勉強しなさい」と言っていました。

 

 

教育費と言われるものも

かなりかけてきたし、

できることは全部やったと思えるくらい

やれることはやってきました。

 

 

中学受験のときは個別塾なのに

「私も一緒に受けていいですか?」

と塾にお願いして、

2対1で塾の個別指導を受け、

約1年間子どもと一緒に通塾

受験勉強をしたこともあります(笑)


 

 

その時の塾の先生に、

「長年、ここで講師をやっていますが、お子さんと一緒に受けていた方は過去に1人だけいらっしゃいました。そのお子さんは開成中に合格されました」と言われたとき、

(あ。もう私がやれることはやったな)

と思いました(笑)

 

 


そこで思ったのは、

親が必死に頑張っても

結局は本人の問題であって、

「こうあるべき」と決めつけていたのは

私だったんだ・・と気づいたのです。

 

 

 

親が周りの子どもと比べてしまったり

必要以上にこうあるべきと思ってしまうのは

学校や塾での順位やクラスを

子どもの成績を基準にして

優劣をつけてしまっている状況だと思います。

 

 

全く気にならないと言えば嘘になりますが

昔の私と比べるとまるで別人のように

気にならなくなりました。

 

 

笑顔でいてくれるだけで嬉しい、

学校での様子を楽しそうに話している姿を

見ているだけで幸せを感じる・・

 

 

そんなふうに変われたのは、

子どもは「こうあるべき」を手放せたからです。

 

 

 

子どもに対してだけじゃなく

普段の生活の中にも

たくさんの「こうあるべき」がありますよね。

 

 

でもそれを手放せると

本当にラクになります✨

 

 

 

世間の常識や

こうあるべきというものは

「本当にそうなのかな?」

と疑ってみることで気づきがあります。

 

 

 

自分が感じているその基準は

もしかしたら世間が決めた常識かもしれない。

今のまま、ありのままで、

その人や出来事を受け入れることができたら

見え方が変わってくるだけでなく

全てが愛おしく感じます。

 

 

 

「こうあるべき」を抱えていた頃の自分は

今思えば苦しかったな・・。

それを手放した今、

すごくラクになりました🌷

 

 

 

桜井香

 

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