ちょうどお盆休みの方もいらっしゃると思いますが、今年の夏休みは石川県へ。新たなスポットで7月14日小松市観音下(かながそ)にオープンした『Auberge eaufeu(オーフ)』へ伺いました。ちょっとレトロで懐かしい雰囲気だと思いませんか?
それもそのはず。平成30年3月に廃校になった小松市立西尾小学校がオーベルジュとして生まれ変わったというわけ。小松空港から車で約30分。こんな自然豊かなところにたどり着きます。校歌ってなぜか大人になっても覚えていませんか?
オーベルジュの目の前にかつて栄えた「観音下石切場」があります。近くには、鱒留の滝や苔の里、大倉岳高原スキー場なんかがあり自然に恵まれたエリア。
学校にはこんな水道あったよね。足とか洗ったりしたよね。
エントランスはすっかりおしゃれな雰囲気に変貌。カフェスペースもあるんですよ。
寒くなったら暖炉に火も灯ります。これも楽しみですね。
チェックインをしたらエレベーターで3階へ。
こういう光景も懐かしいですよね。
廊下もどことなく見慣れた風景。
ここにも懐かしい手洗い場が。蛇口をくるっと上むきにしてうがいとかしたよし、昔は水道からお水も飲めたけど、今の子達は水道のお水って飲むのかな・・・。
館内は至るところにアートが飾ってあります。こりは、現代芸術家 小川貴一郎氏が開業前の約2ヶ月間滞在し120点の作品を仕上げたものだとか。全館至る所に飾ってあり、滞在中の私たちを楽しませてくださいました。販売もしているとか。
私が宿泊したのは3階の3号室。
鍵もカードキーじゃなくて、普通の鍵なんです。しかもこのハンドル。
実は学校にあった机で作っているんだって♪
懐かしい〜。思わず目を細めてしまいましたが、実際に学校で使っていたのもだそうです。机って合板になっているので、その特徴を生かして作ったそうです。
近隣の文化なども取り入れこのカウンターなどに観音下石を使ってるんだとか。
ではお部屋に入ってみましょうか。学校風の案内。3年3組が宿泊先。
今回はジュニアスイートに宿泊しました。
スイート1室に、ジュニアスイー3室、プレミアムツイン1室、デラックスツイン2室、スタンダード5室の全12室。以前は、教室や音楽室、図書館だったのだとか。
窓からは校庭が見えます。
こちらにも小川氏の絵画が。ライトなどもレトロでなんだか懐かしい。
収納スペースはたっぷりあり、旅で雑多なものが見えない設計に。ソファもシングルベッドほどの大きさです。オットマンもついているので足もなげだせます。
そしてお部屋には白く塗られていますが、黒板があるんです〜。学校だったことが伺えますね。デスクもなんだか学校の机っぽい。リモートワークも快適そうですね。
レコードなども置いてあるんですね〜。夜長にまったり音楽鑑賞。
紅茶が置いてあり、ついお部屋の中でのんびりしちゃいました。居心地がいいです。
パウダールームは使いやすいダブルシンク
ドライヤーも最新式♪
お風呂もゆったりです♪
アメニティーもナチュラルなパッケージ♪
屋上にはテラスがあり、こちらでまったりすることもできます。カフェ利用の方はテイクアウトしてこちらでコーヒーを飲むこともできるとか。
向こうには農口尚彦研究所も見えますね♪
敷地内には現在は使ってはいないけれど昭和49年に建てられた体育館もあるとか。
朝食はレストランスペースで。
地元のやたらと品のいいお母さんがお給仕してくれました。
朝定食はお魚で。ご飯も美味しかったです♪
なんだかのんびーり過ごしちゃうオーベルジュでした。限りある資源です。使えるものは、再活用し息を吹き込む。そんな、発想が大事にされていますが、同時にここの卒業生の思い出が、残っていくこも嬉しい。そんな、気分になりました。
次は目玉にもなっているレストランをご紹介しますね。
石川県小松市観音下町ロ48