今まで良質なことは知られながらも各国に届くことのなかったカンボジア産カシューナッツ。カンボジアカシューナッツ協会(CAC)では、カンボジアでの生産体制を整備し、地元女性の働く場所の創出とフェアトレードを目指したカンボジア産カシューナッツの加工に着手し、2021年4月にやっと日本へも到達。初めて販売されました。

 

先日渋谷のトランクホテルで開催されていた、『心地良い上質な暮らし』をテーマにブランドストーリーや丁寧な物作りにこだわる展示会『クリエーションアムール』に出展され出逢いました。他にも素敵な商品がいっぱい。リンクをチェツクしてね♪

 

 

素焼きのナッツはちょっとしたおやつとしても最適。ダイエットの強い味方でもあるので日頃からチェックしているのですが、そんな中「CAC」ブースを発見しました。

 

カシューナッツの生産がトップクラスというカンボジア。今までは加工体制が整わず日本に届かなかったとのことですが、SDGsへの取り組みの下、地元女性の職の創出やNGOや企業との連携で、生産者への品質向上やトレーニング、貧困農家の所得改善、世界の支援企業とのパートナーシップなどを組むことで、アジア初の日系加工工場との連携で地域経済の活性化。昨年より日本への輸出が行われるようになりました。

 
 
私の目が釘付けになったのは、この大きさ比較。
カンボジア産って、初めて見たけどデカイ!!
中央がカンボジア産ですが、他国の菓子ナッツの2倍くらいありませんか?
カシューナッツの国際基準は、1ポンド(約453g)あたりのナッツの粒数表示Wが使われます。日本で流通しているカシューナッツのサイズは、製品企画がW320(1粒あたり1g程度)が一般的ですが、カンボジア独自品種はW180(約3g)が主流だとのことです。だから、こんなに大きいのか・・・とビックリでした。
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カンボジア産カシューナッツは、「FRESH(無塩)」と「ROASTED(無塩)」の2種。
 
 
FRESH(無塩)
フレッシュで素材本来の味が味わえるのですが、表面がぼこぼこしているので食べた時の口当たりがソフトなんです。大粒で実も大きいので、甘味が強く、塩などの調味料を添加しなくてもそのまま美味しく食べることができます。もちろん、タンパク質、オレイン酸、リノール酸も摂取できるので体にもいいこと間違いなし。
 
 
ROASTED(無塩)
炭火で焙煎し、カリッとした食感と香ばしい味わいが楽しめるようになっています。
フレッシュよりほのかな苦味とコクを感じるといったらわかりやすいかな。

 

ブースに2022年3月に発行された日本食糧新聞があったので写真をパチリ。

農水省でも有機農法の拡大を目指した「みどり戦略」でも、カンボジアへのFVC(フードバリューチェーン)の支援を強化。今後のカンボジアとの友好関係の強化と、カンボジア産カシューナッツの流通を示唆した発言をしています。

 
販売拡大はこれからのようですが、カンボジア産のカシューナッツを見かけたら是非手に取ってみてくださいね♪