健康志向の高まりか、ヴィーガンやグルテンフリーなどのメニューを提供するお店がどんどん増えていますよね。『マッシュルーム東京』では、ほぼカロリーゼロであるマッシュルームをふんだんに使いお料理を提供していることもあり、健康への意識も高いお店でしたが、昨年10月よりヴィーガンコースをスタートしました。マッシュルームを使ったヴィーガン料理ってある意味凄いコースが実現しているのではないか、とも思ったりしています。ということでトップはジャンボマッシュルームのフライです。
2014年4月2日にオープンした『マッシュルーム東京』は、今年8周年を迎えました。
オープニングレセプションにお招きいただいていたので、感慨深いですね。当時も世に珍しいマッシュルーム専門店として話題になりましたが、今回は5月・6月のヴィーガンディナーコース(5800円)のお披露目会で伺いました。
MANMA-MUSH
マッシュルームから出るエキスと与論島の塩だけで作ったというマンママッシュ。90パーセントが水分というマッシュルームですが、鮮度が落ちるごとに水分が抜けて行くんだとか。フレッシュなマッシュルームだからこそできたお料理です。
緑茶のデュカでたべるひらひらマッシュルーム
マッシュルームがこれでもか!というくらい薄くスライスされています。緑茶のデュカが添えられ、カルダモン薫る甘味のある仕上がりに。
これだけ大量のマッシュルームを食べるってなかなかないけれど、実は新鮮なマッシュルームじゃないと、傘が開きスライスする時にぼろぼろになってしまうんだとか。
春野菜とマッシュルームのヴィネグレットマッシュルームのチュイル
マッシュルームと春野菜を菜種油ベースのヴィネグレットで和えています。少し酸味のある爽やさと、アプリコットが入ることで自然の甘味が加わり、ソテーでありながらちょっとサラダ感覚でいただける一皿。
マッシュルームのとハーブのスープ
マッシュルームの出汁にハーブを加えたスープです。中には、大麦とローストマッシュルームが入っているので、食べ応えもあります。ニンニク、生姜などほかに、ローズマリーやローリー、そしてカルダモンなども入った楽しい味わいのスープでした。
マッシュルームのカツ〜アチャールで〜
大胆にもマッシュルームをそのままフライにしてしまいました。ネパールの餃子をイメージし、ソースはトマトベースのモモアチャールソースを添えて。
香ばしく揚げられたマッシュルームは食感もカリッと心地よく、また中からはマッシュルームのエキスも出てきます。食感もしっかりしていて、満足感もしっかり。
豚バラとマッシュルーム マーマレードマスタードソース
ヴィーガンコースですが、お願いすればお肉も作ってくれるとか。これならヴィーガンじゃないお友達と行っても安心ですね。
お肉もマッシュルームもしっかり味わえる贅沢な味わい。少し甘めのマスタードソースが豚肉とよく合いますね。
ドライトマトとマッシュルームのリングイネ〜デュクセルを添えて〜
マッシュルームとエシャロットで作ったデュクセルがたっぷり乗ったパスタもついていました。ドライトマトの深い酸味が爽やかです。満腹感はありますが、マッシュルームのためか、胃のあたりが軽いんですよね。ここでこういうパスタを出してくれると〆の感じと満足感がしっかり出てきますね。
マッシュルームのショコラケーキ
もちろんデザートにもマッシュルームを使っています。マッシュルームのパウダーをふんだんに使ったショコラケーキです。豆乳のクリームを添えち、ここにもマッシュルームのパウダーを添えて。マーマレードとチョコレートの相性もバッチリ。
テラスのテーブルもマッシュルーム。マッシュルームずくしりのお店ですね。
マッシュルームを美味しくかつヴィーガンという2つのテーマに取り組みながらも、スパイスやハーブを使いながら美味しくコースを作り上げてくれるって凄い!!
表参道の小径を入ったところに素敵なマッシュルームとの出会いがありますよ♪
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