毎月15日10時に一斉に予約を開始。電話もしくはお店に並んで予約を受付し、食べログにて2022年のブロンズを獲得している人気抜群のフランス料理店です。ラッキー
なことに秋田滞在期間に友人よりお声がけいただき、訪問させていただきました。
「あくらフォー・スクエア・ハウス」という秋田駅から徒歩15分ほど。秋田の繁華街である川反通りに近くレストランと住宅が一体になったスペースの一角にあります。
打ちっぱなしの壁に可愛らしいモスグリーンの扉。店名の『SOUS-SUS(スシュ)』は、バレエ用語で「下に上に」という意味。下にしっかり根を張り、上へ上へと成長していけるようにと名付けたとか。こんな名前をつけるんだから、きっとオーナーシェフ澁谷瑛子さんは、恐らく努力の方なんだと思います。
店内は、モスグリーンのカウンターに優しい木調が軽やかな可愛らしいインテリア。
オーナーシェフの澁谷瑛子さんが一人で厨房を切り盛りします。澁谷さんは、エコール 辻 大阪卒後、辻調グループ フランス校卒業。サービスコンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」女性初のファイナリストとなり、また東京・代官山「ル・プティ・ブドン」料理長にて、「ゴ・エ・ミヨ2018」にて「期待の若手シェフ賞」受賞。故郷の秋田に戻り、2019年10月16日『SOUS-SUS(スシュ)』をオープンされました。
今回はランチで訪問し、3400円のコースをオーダーしました。ランチは他に1800円と2600円。ディナーは、4800円、6600円、8500円ととてもリーズナブルですね。
アミューズグール
3人分が盛り付けられていました。マドレーヌ型のケークサレはセミドライトマトとオリーブ入り。天使の海老のフリットとオリーブ、豚のリエットのゼリー寄せ。
パンも2種の盛り合わせ。バケットと竹炭入りのパン。
本カサゴ 秋田の山菜
本カサゴのソテーとヤリイカには、少し酸味のあるスカンポや金柑がアクセント。蕗の薹や蛍烏賊のペースト、新玉ねぎのピュレと蕗の薹のオイルという優しい味わい。
子持ちのヤリイカのソテー
子持ちの卵とゲソを詰めてソテーに。中はレアの状態で楽しめました。生ハムとホタテの出汁のソースはサフラン風味で華やかに。付け合わせは、ウイキョウのオレンジマリネとほろ苦いタルティーボ。見た目も味わいも華やかですね。
たっぷりの子持ちのヤリイカ。旬の味わいを楽しませていただきました。
蝦夷鹿のソテー カシスと赤スグリのソース
華やかにソースと季節野菜の付け合わせ。
蝦夷鹿にもよく合う、フルーティーで華やかなソースでした。
せとか、小夏のクレームブリュレ
柑橘の味わいが堪能できるクレームブリュレ仕立てでした。パイ生地の上には柑橘のクリームや果実を挟み、クレームブリュレを重ねています。表面にはオレンジジュースをかけキャラメリゼ。ほろ苦いキャラメルのアイスも添えて大人の味わいも。
女性シェフらしく、ドライフラワーやお花がいっぱいの空間で、見た目も味わいも温もりと華やかさのあるお料理の数々。しかも驚くほどリーズナブル。
女性シェフのならではの優しさが行き届いたレストランでした。
予約は毎月15日10時にスタート。翌月の予約を受け付けます。
秋田県秋田市大町1-2-40
018-853-7614
第1・3日曜日、月曜日定休
今回はダイワロイネットホテルに宿泊しました。
ホテルの前から空港行きのバスが出ているのでとっても便利でしたよ♪