福井県の県木って何だかご存知ですか???

答えは・・・

最後の小菓子は、松の盆栽と共に登場するあんこ玉です。だから何なのよ・・・って。

つまり、こちらは福井県の食材をたくさん使ったレストランなんです。

 

 

門前仲町の隠れ家にある『Piccola Porta(ピッコラ ポルタ)』。1階のエントランスはちょっと暗いんですが、2階にはまだ1年に満たない新しい看板になっていました。

 

 

中に入ると落ち着いた雰囲気。カウンターはほとんど使われていませんでしたが奥には個室もあり、コロナが開けたら会食にも利用できそうですね。

 

オーナー(左)の小口さんが福井県ご出身とのことで、福井県産食材をたくさん使い、お料理されているとか。リストランテAsoやカステリーナご出身でサービスはばっちり。安心してワインもお任せできます。松崎シェフはイタリアンの名店ご出身です。

キャリアも豊富なお二人がタッグを組み、昨年5月にオープンされました。

 

桃とクランベリーのスパークリングからスタートです。

 

季節を楽しむ特別コースは9品で7000円。ペアリング付きで14000円。

アラカルトもあるので軽いつまみでワインを楽しむというのもありですね。

 

高校生の頃、従兄弟に門前仲町のフランス料理店に連れて行ってもらったことがあるのですが、その時にお箸があるフレンチなんだよと連れて行かれたことがあります。

当時はかなりレアでしたが、最近はお箸を置いてあるお店も増え嬉しいですね。

 

 

馬肉のタルタルのブルスケッタ

アミューズグールは馬肉のタルタルのブルスケッタ。うずらの卵黄の塩漬けで馬肉がマイルドにいただけます。キャビアの塩味も加わりスパークリングにもバッチリ。

 

 

炙り鰆と山菜のフリット

表面を軽く炙り、香ばしい感じも残ります。レアな状態でいただけます。こごみ、タラの芽、うるいなど。サルサベルデで味変をしながらいただきます。

 

 

 

 

ホワイトアスパラガスと春の貝のポシェ

ホワイトアスパラとホッキ貝やホタテ貝とは春が来たって感じですね。貝の出汁を使ったブールブランソースでサラダ仕立てに。

 

 

蛍烏賊と菜の花のタリアテッレ

蛍烏賊も春の食材でいいですね。菜の花の苦と肝の旨味がしっかりとしたソースになっています。パスタは手打ちのタリアテッレ。手打ちは嬉しいですね。

 

ロールキャベツ

お肉かと思ったらイトヨリとオマール海老のロールキャベツでした。カリフラワーのピュレと共に巻かれ、表面のキャベツは軽く炙って。アメリケーヌで食べる本格派。

 

 

鴨胸肉のロースト

鴨肉のローストは美しく焼かれ、少し甘めのポートワインソースでいただきまた。

 

 

深川めし

〆はなんと門前仲町らしく深川めしで。炊き立て運ばれてきました。

福井だけでなく、地域に根ざしたメニューがあるのもいいですね。

 

ボネ

ピエモンテのチョコレートプリンです。濃厚なチョコレート味でした。

 

 

最後はトップで登場した松の盆栽に乗った小菓子は抹茶のあんこ玉。

イタリアンですが、和テイストも入っていて馴染みやすい。

 

コーヒーと共にいただきました。

 

 

ここのところ福井の天候のせいで福井食材は少な目でしたが、北陸の美味しいお魚などを使い、深川めしや和テイストのミニャルディーズなど、門前仲町という立地にも合わせて考えられたメニュー構成。7000円でしたが、かなりのお得な内容でした。

 

 

 

Piccola Porta(ピッコラ ポルタ)

東京都江東区富岡1-25-4 NICハイム八幡 203

03-6458-5555

日曜定休