1月8日~2月28日まで、京都 二条城の非公開香雲亭にて期間限定で
二条城内にある清流園と香雲亭は、江戸時代の豪商角倉了以の屋敷の一部を
移築し造られたもので、普段は非公開ですが、婚礼やイベントなどが行われる
こともあるようです。海外のVIPなどをお招きする時にも使われるようで、
故ダイアナ妃がいらしたこともあると伺いました。
内部は雪見障子が施され、障子を上げるといながらにして
外が見えるようになっています。
床の間には鶴の掛け軸。お正月だからでしょうか。おめでたい♪
部屋を出ると縁側があるのですが、
こんな風にゆったりお庭が見られるのは素敵なことですね。
昭和の名作庭家・中根金作による庭園「清流園」。
植物や岩なども角倉了以の屋敷から持ってきたようです。
早春には「特別昼食」が味わえる企画を二条城世界遺産登録25周年時に開始し、
今年5年を迎えるそうです。2021年は1月9日(土)から2月23日まで開催中。
特別昼食「早春の二の丸御膳」を手がけるのは、祇園・円山公園にある
「京料理いそべ」。第1部11:30〜、第2部13:00〜(各部24名限定)
3,600円(税込)(別途入城料が必要) ※希望日の前日15時までに
京料理いそべ(075-551-1203/受付10:00〜15:00)に要予約。
アクリルパネルもしっかり備えてあり、また各部24名限定と
しっかり間隔を開けての開催と運営もしっかりしていました。
全てを開けるとこんな感じ。
一の段 取り肴
猪口、出汁巻き玉子、小串、海老旨煮、松風、自家製ピクルス
ゆば揚げ浸し、栗甘露煮
湯葉の揚げびたしはぷるんぷりん♪
ニの段 炊き合わせ
小巻湯葉、湯葉真丈、海老芋、棒鱈、梅麩、慈姑、青み
加はこんな感じで可愛くカット
三の段 油物
湯葉の香煎餅揚げ、堀川牛蒡真丈射込み、青唐と梅十の素揚げ、酢橘
堀川牛蒡には海老だったかな。詰め物がしてありました。
逸品料理 鰻の木屋町焼き みぞれ仕立て
本来木屋町焼きは、鱧で作るお料理ですが、今回はうなぎで再現しました。
聖護院大根、梅にんじん、うぐいす菜、柚子という組み合わせ。
鯛の炊き込みご飯
国宝・二の丸御殿へもいきました。普段は入室できない
「遠侍(とおざむらい) 勅使の間」に入ることができました。
修学旅行以来でしょうか。二条城の美しい屏風絵や天井絵
鳴き床などを体験し、さらに今年は寅年ということで、虎の襖絵なども
見ることができ、一緒に行った友人たちと二条城久しぶり〜などと
世界遺産をゆったり巡ってまいりました。