ご主人がお亡くなりになり、色々ダメージがあるであろう友人が
少しでも癒されればいいなと、都内一癒しのサービスマンだと思う
星 壽仁さんがオーナーソムリエのイタリアン
『stesso e Magari CHIC 』に行ってきました。
素敵なお料理でお友達も大感激。笑顔になったお料理たちです。
左が星 壽仁オーナーソムリエ、右が石濱 一則シェフ。
以前、星オーナーの元『CHIC peut-etre』というレストランでしたが
2017年4月にシェフが変わりフレンチからイタリアンへ業態変更。
『stesso e Magari CHIC 』へリニューアルしました。
この日も石濱シェフは、モダン・ヴェネチア料理をメインにしていますが
この日はもう少し広い範囲のお料理で楽しませてくださいました。
メニューはシェフお任せコース。
いつもランチばかりで、ディナーいくいく詐欺の私でしたが
やっと汚名挽回!?ディナーで訪問することができました
ピンとしたナプキンには、
ステッソの「S」のナプキンリング♪
デコポンのカクテルからスタートしました。
どれも可愛らしく、そしてちょっと悪戯心満載でクスッときちゃう。
手のこんだスナックのようなアミューズをたくさん出していただきました。
友人とふたりで大興奮でした♪
********************************************
バッカラ/蕗の薹
まず運ばれてきたのは春の香り。
蕗の薹のスポンジにの中に鱈の塩漬けとクリームチーズ。
フワッとした食感と中から登場した鱈。
食材同士がいい具合のハーモニーで楽しめた一皿からスタートです。
スナップエンドウ
今回は謎解きが多い???
ってすぐにわかりますか。。。笑。
スナップエンドウのふさで作ったスナックです。
メレンゲと言えばいいのかな。
指で摘むと潰してしまいそうな繊細なスナックは、
解けちゃいそうな口溶けにビックリでした。
豆は賄いで食べちゃったの?と聞いたら
星さんがニヤリ。
上の蓋をスライドさせ、中から出てきたのは可愛らしい豆のパイ。
薄〜いパイはカリッとしていましたが、上にはイカ墨。
その上に甘いお豆がたっぷり乗っています。
口の中で噛む度に自然の野菜の甘みが弾けます♪
プロシュートコット/ピスタチオ
玉ねぎのフォカッチャの上には、プロシュートコットを
ミンチにして、ピスタチオのナッツの甘味も加えてありました。
オマール海老/竹炭
竹炭パウダーの衣の中には、
オマールエビが入り口に入れた瞬間オマールの味わいが広がります。
あまりにもリッチな前菜に悶絶ですね。
蛍烏賊/トマト、ワカサギ
酸味と甘味のコントラストが楽しい前菜でした。
ワカサギはちょっと甘めのオルピオーネに。ナスタチウムの酸味もアクセント。
パプリカの薫製チップの上にのは蛍烏賊。
カリッとした食感と蛍烏賊のテクスチャー。
トマトの酸味のあるマヨネーズが全体を繋ぎいい感じ。
馬肉/ブラータ
那須の渡辺農園から届いたフレッシュな葉物も野菜のサラダ。
サラダ???馬肉とブラータは何処へ?と思ったら
野菜の下に隠れていました。
馬肉もブラータもフレッシュな感じで美味しかったのですが
グラナパダーノのコクとマッシュルームの風味が
ぐっと風味を引き出し印象的な味いに。
リッチなサラダと申しましょうか。
滑らかな食感と旨味が一体になったようなお料理でした。
蛤/菜の花
パスタはストラッシナーティ。
親指でくるんと伸ばし、「引きずった」とか「長く伸ばした」という意味
を持つ南イタリアのパスタです。
蛤と菜の花の春らしいソースですが、
茹でたものや乾燥させたものなど主役は菜の花。
丁度いい塩分で、隠し味のように使われた
蛤の優しい味わいがふくよかに広がり
菜の花の青味とともに堪能させていただきました。
仔羊
リムーザンのアニョーです。
炭火焼でいただきました。
滋賀県のホワイトアスパラを添えて春を届けてくれました。
本当に美しく焼けていてうっとりです。
火入れもバッチリでした。
フォンドボーとジュのソースは黒胡椒でピリリと味を引き締めて
仔羊の旨味を十分に堪能させていただきました。
唐墨/白魚
カラスミがたっぷりのリングイネ。
サルデーニャとスペイン産の2種のカラスミを使っているとか。
白魚の味も加わりカラスミの風味がさらに引き立ちました。
珈琲/グラッパ
ドルチェは白いけれど、コーヒー味のパンナコッタ。
これいつも不思議に思うんですよね。
今度作り方を教えて欲しいものです。
そしてグラッパのアイス。
黒胡椒と塩のアクセント。
大人のドルチェですね。
チョコレート/ヘーゼルナッツ
そして可愛らしく一列にならんだのは、
ピエモンテのチョコレートムースです。
いちごのパウダーと桜の塩漬けのもの、
そして、ヘーゼルナッツのクランブルをまぶしたもの。
最後はフレッシュハーブテイーをいただきました。
最近は、ちょっと夜にコーヒーを飲むのが苦手になってしまったので
フレッシュハーブティーがあるお店がほっとします。
郷土料理がベースですが、その枠を超え
茶目っ気たっぷりの楽しさ溢れるお料理は
登場する度に心が踊ります。
きっと、ワインも飲んでいないので調節してくださったと
思いますがどれも優しい味わいです。
シェフがいろいろ出してくださったのですが
私たち見事に完食。
美味しくて楽しかったらお腹いっぱいでも食べちゃいますよね♪
自粛のお願いが出る前のディナーで
タイミング的にはギリギリだった?けど
この癒しのレストランだったらきっと友人も癒されたと思います。
【stesso e Magari CHIC 関連記事】