2011年六本木のこの地にオープンした『Restaurant Ryuzu』。

ミシュランガイド東京では、2013年より8年連続で2つ星を獲得しています。

LA LISTEを始めとする数々のタイトルも手にし、

来年開業10周年に向けて、進化が止まらないレストランです。

9周年特別ディナーということでお伺いしましたが

今回は、素晴らしいキャビアと黒トリュフで迎えてくださいました。

 

 

訪問している全てのレストランの記事をなかなか書くことが

できないのですが、今回はコロナウイルスで

私もかなり予定がキャンセルになりました。

溜まっていた記事もこの機会に一気にかけ書けるかな・・・

 

 

さて、リューズに戻ります。いつもはメニューはありませんが、

9周年特別メニューは、飯塚シェフから

「日々の感謝を込めて」と書かれたメニューと

お手紙、そしてお土産もいただいてしまったスペシャルディナーとなりました。

ちょっと味の感想を書き留めたメモが消えてしまったので

記憶を頼りに書いてみますのでお許しあれ。

 

 

六本木駅駅から徒歩3〜4分のところにあるリューズは

アーバンスタイル六本木というビルの地下1にあり

さすがロブション出身の飯塚シェフだけあり

素晴らしいお料理が食べられるプレステージなレストラン。

スタイリッシュかつ気品と落ち着いた雰囲気が漂います。

 

 

ショープレートはカマチ陶舗のもの。

秋冬はこのシックなお皿が迎えてくれます。

夏はガラリとイメージが変わりHIROKO ART GLASS製。

このショープレートにもそのお店のスタイルが出ますよね。

 

 

 

山内農園のハッサクと宇和島みかんのジュースが好きなのですが

今回は柚子でカクテルを作っていただきました。

さっぱりしたドリンクでスタートです。

 

 

黒トリュフのアミューズ

今回のディナーではトリュフがふんだんに使われ

周りにトリュフの香りが充満しまくった夢のようなひとときとなりました。

まずはトリュフのアミューズが2つ。

1つはコンソメですが、まずはここにトリュフがたっぷり。

一緒に登場したトリュフケーキの香りかと思いきや

スープからもしっかり香るトリュフ。もちろんコンソメも上品です。

 

 

アミューズグールからこんなゴージャスで本当にびっくりです。

ケークサレ、、、いやいや、ケークトリュフ on トリュフスライス。

目の前から香るトリュフですが、口に含めば少し甘いケーク。

トップノートもラストノートもトリュフ炸裂!

 

 

そして、トリュフと相性抜群のものといえば、そう卵です。

 

トリュフを避けて卵にスプーンを入れると

下にはこれまたトリュフが隠れているというゴージャスさ。

たまこの柔らかな口当たりとサクサクしているのが

トリュフだというまたまた贅沢な感覚。うっとりしちゃいますよね。

 

 

友人は9周年のお祝いということで

ワインがいつもよりピッチが早い気がします。

 

 

パンはルクセンプルグのもの。私の好きなパンです。

 

 

~ PUR CAVIAR E#15 ~

そして、今回思わず歓声をあげてしまったのが、これ!!

静岡県浜松市春野にて、南アルプスの伏流水で養殖された

チョウザメのキャビア「HAL CAVIAR」です。

まだまだ希少な「HAL CAVIAR」が、1人に丸ごと1瓶出てきてびっくり。

いくら9周年だからと行って飯塚シェフ大盤振る舞いしすぎです!!!

このキャビアは通常のキャビアの半分程度の塩を使い作られています。

だからキャビアだけで食べられちゃう。

フレッシュだからあのキャビア独特の生臭さもありません。

 

活帆立貝のタルテーヌ

添えられたホタテのタルテイーヌはそれだけで存在感もありますが、、、

 

キャビアと一緒にいいただけれるとは!!

ホタテの下にタルト生地があり、

とってもゴージャスなタルティーヌです。

キャビアはよくある塩分として、、、ではなく

しっかりと味わいの1つになっていました。

 

松葉蟹とカリフラワー

そしてこの美しいカリフラワーのムース。

ライムやホジソなどで軽くニュアンスを出し楽しい味わいでした。

 

もちろんこの上にもキャビア。

もう幸せすぎるぅ〜。

 

 

カリフラワーのムースの下にはたっぷりの松葉蟹。

贅沢すぎる前菜にもうテンション上がりっぱなしです。

 

 

友人はこのゴージャス食材に勢い付いて

どんどんワインを開けていました。

 

 

雲子のムニエル 黒トリュフを乗せて

そしてまたまたトリュフです。

これだけトリュフをたべたら、帰りの電車で香りそう。。。

それくらいトリュフを食べた気がします。

甘みのある白子はとろっとしたムニエルで。

 

 

島根産天然鮑と竹の子 パセリ風味で

天然の黒あわびは春の味覚とともに登場しました。

軽やかな味わいで、あわびがしっかり引き立ちました。

 

 

あわびのしっかりした味わいはやはり黒。

今日は黒いダイヤモンドづくしですね。

 

 

伊勢海老のソテー スパイスとハーブの香る一皿に

そしてこれまたゴージャスに、そして存在感ある手長海老のソテーです。

 

 

クミンなどのオリエンタルなスパイスが使われ

ちょっと刺激的な味わいに。

今までゴージャス食材にフィーチャーすべく、

料理はちよっとおとなしめでしたが、ここで一気に

アクションが起こった感じ。食べるリズムが楽しい構成です。

 

 

長崎産 アラを椎茸と共にポワレ

トリュフの香るソースと共に

八色のしいたけが今回はないのかな、寂しいな、、、と思っていたら

スペシャルバージョンで登場しました。

やはり飯塚シェフといえば、八色しいたけ。

農林水産省の料理マスターズも獲得されていることもあり

やはり地元新潟の食材がないと寂しいものです。

いつものスペシャリテのしいたけは

素晴らしい火入れのアラと共に登場しました。

しかもまたまたトリュフが添えてあり素敵な香りで。

ラルドがしいたけに溶けろける食感を添えてくれました。

 

 

お友達はついにマグナムに到達しました。

飯塚シェフとはロブションの頃からのお付き合い。

さすがグランメゾン系の常連なので、

ソムリエの方達もワインのクオリティも心得ていて

素敵なワインを召し上がっていました。

 

 

ビュルゴー家 シャラン鴨のロティ

ホワイトアスパラガス添え 山椒のアクセントで

キャビアや黒トリュフでゴージャスなおもてなしをしていただきましたが

そんなのは余興さと思えるよう、素晴らしい

仕上がりの美味しい鴨をいただきました。

もちろんシャラン鴨もホワイトアスパラもご馳走ですが

トリュフやキャビアに比べたらキラキラ感は違います。

でも抜群に美味しいメイン料理。

 

ちらっと友人の姿なぞ・・・

ワインが似合う美女なんです。

 

鴨はこの火入れ。

肉質もさることながら皮の甘みがたまりません。

ソースにはキリリと軽く山椒が効いていて

鴨の甘みとのバランスが絶妙でした。

早々と春の香りのホワイトアスパラガスや香味野菜と共に。

 

コーヒーの苦味が広がりさっぱりするアイスクリーム。

 

 

苺 ホワイトチョコレート 柚子

パティシィエさん変わりましたか?と、

あまりにも素敵なデザートを作ってくださったので聞いてしましました。

生クリームにホワイトチョコレートを入れているのかしら。

軽やかでありながら、しっかりショートケーキの味がするのです。

カンテサンスでもいちごのショートケーキという人気メニューがありますが

フランス料理のでざーとで、こんなしっかりしたショートケーキを

食べるなんて夢のまた夢と思っていたけれど

いちごとクリームをメインに構成され

ショートケーキを食べているような感覚に。

飯塚シェフにビシビシ鍛えられて、きっとこれから

どんどん素敵なデザートを作ってくださると思うと楽しみでなりません。

 

 

最後はハーブティーをいただいて。

 

 

小菓子も可愛い。もちろんリューズチョコレート付き。

最後まで素敵なお料理を作ってくださいました。

 

飯塚シェフ、改めて9周年おめでとうございます。

10周年記念ディナーもお伺いしますと約束してきましたが

さらに飛躍に一年になりますように。

ますますのご活躍を心より楽しみにしております。

 

 

【リューズ関連記事】

・2019年7月のディナー

・2018年12月のランチ

 

 

 

Restaurant Ryuzu(レストラン リューズ)

東京都港区六本木4-2-35 アーバンスタイル六本木 B1F

03-5770-4236

月曜日定休

一休 一休からの予約はこちら

 

 

 

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レストラン リューズフレンチ / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅
夜総合点-