美味しいお肉が食べたければ、ここに来ればいいかも!
もうそう思わせてくれるくらい、美味しいお肉をほおばって、そして味わいました!
いやぁ~極上の名物の元祖高級カツサンドは立派な黒トリュフ添え。
もう堪能しまくり、興奮しまくりでした~!
これはメインですが、尾崎牛の塊も~。肉好きにはこりゃパラダイスでしょ~
1961年創業。北新地で有名なステーキ店が2017年11月新橋に移転オープンしました。
ひょんなことで店主の杉田さんと出会い訪問することに。
紹介制とのことでしたが、現在はホームページからも予約もできるようになったようです。
現在は二代目のジュニアが名店を引き継いで東京で営業しています。
この看板は大阪時代に作られたそうですが、思い出深いのでと
東京のお店にも飾ってありるようです。ジュニア…いい意味で肉の変態です。
変態なのは肉だけでなくワインも!
セラーをのぞかせていただきましたが、確実に自腹では飲めない高級ワインもいっぱい。
実は杉田さんとはフランスのドメーヌに嫁いだ友人の試飲会で知り合いました。
どこでどんなご縁が転がっているか分かりませんね。
『レストラン スギタ』はカウンターの他に、テーブル席や半個室もあります。
まあ紹介制だったということからお分かりのように、VIPも来るわけですよ、ここには。
そんなVIPにも愛されている極上のお肉のコースをご紹介いたしますね。
今回はおまかせコース35000円を。
いくら友人の紹介で店主と知り合ったからと言って、35000円のお店を予約するのは
勇気がいります。一度はスギタへと思い清水の舞台から飛び降りる覚悟で予約。
でも、行って良かった~。もうお肉に対するこだわりがスゴイ。
確実に満足できるお店だと思います。
お酒組で登場したのは、スパークリングワイン。
DEAN&DELUCAのものです。こんなワインあるんだ~と珍しいので撮影!
私は白牡丹の水出し。上質のお茶もご用意くださるのは絵嬉しい。
京都 平井牛のタンの昆布締め
見てくださいよ。このきめ細かなお肉。
京都 平井牛のタンを60日間寝かせて昆布〆。
とてもいい香りと、見た目どおりの舌触りで口当たりみ滑らかです。
食べた後の余韻が長いく一口からおちらにお店の実力があらわに。
ホルモン
ホルモン?と普段食べているホルモンを想像するとその見た目からかなり逸脱。
蜂の巣とギアラをキャビア和えています。
ナスタチウムの葉をご開帳すると、またまた素晴らしい光景が!!
てんこ盛りのキャビアが乗っています。穂紫蘇で爽やかに。
あ、ペロッと食べちゃいました。
そして登場したのがゴージャスな香り~。
黒いダイヤ、黒トリュフです。
杉田さんは、本物志向。香りのよい黒か白しか使わないとか。
周りを削って、美しい模様に。
トリュフってお肉のサシと似てると思いました。
どちらも魅惑の食べ物ですね。
のんべい達は赤ワインを。こんな風にデキャンタージュするんですね。
富山のツキノワグマのバーガー
お月見のお団子のように、これぞという感じで登場したのがこちらのバーガー。
仰々しいなと思ったら、そりゃそうでしょ。
ツキノワグマのお肉に加えふんだんにトリュフが使われています。
マッシュルームのペーストに白トリュフがつかれているなど豪華版。
お肉の甘みとキノコの香りがぷんぷんと際立つバーガー。
フォアグラと蒸し穴子
シェフはジャンムーランご出身ということで、ジャンムーランス氏をオマージュした
スペシャレテが登場です。しっかりした赤ワインとアスペルソバージュの組み合わせ。
アナゴの風味とフォアグラって合うんだとびっくり。
幻の牛肉と言われる尾崎牛が登場しました!!
70日ウェットエイジングしています。
70日間熟成すると、お肉がしまってくるんですね。素敵な光景。
これを表面を香ばしくり焼いてくれました。
厨房で真剣に盛り付けする杉田シェフも激写!
凛々しい表情が、ちょっと歌舞伎役者さんみたいな顔をしていると感じたのは私だけ?
尾崎牛はたたきのような感じで出してくれました。
70日も熟成している肉は甘みがあり、あの熟成独特の臭みがないんです。
この味わいはこれは驚き~。
からし、泡醤油、茶豆、アンコールペッパー、大葉、ごま、菊芋の醤油漬けなど
薬味自体も美味しいのですが、ここになんとなんと~、雲丹が入っていました。
トリュフやキャビアなんかもそうですが、ゴージャスな食材をただ単に組あわせて
いるのではなく、お肉の合う仕立てで出してくれる。
時折うにの甘味が押し寄せ香り高くいただきました。
ジュンサイも少し。醤油の味か日本の味をここで少し。
ゴージャス食材が続いたので箸休め的な感じでした。
熊本の和王のヘレ
出きた途端歓声を上げたのが、この素晴らしいヒレ!
大阪ではヘレと言うんですよね。大阪ご出身なので当然ヘレとご紹介くださいましたが
まあなんとも美しいお肉。これからこれを食べるんだと思うとワクワクドキドキします。
なにやらまたトリュフを削り出しました。
削られたそばから、いい香り。まあこれだけ立派だとそれも納得。
ほどなくして登場したのが、こちらの小箱。
うわ~、外から見てもこれはテンション上がります。
御開帳~。小箱の中に閉じ込められたトリュフの香りがうわぁ~っと広がります。
そして冷静に見てみると、まあ美しいお肉。トリュフもこんなにたくさん♪
まさに悶絶のお味です。
スギタのカツサンドは、高級カツサンドの元祖ともいわれ、
有名な歌舞伎役者さんなどにも愛された逸品。これはすごい。
お土産もできるので、35000円はちょっと・・・という時にはこれだけでもオーダーしたい。
ガーリックライス
そして最後は見たこともない極上のガーリックライスです。
ダシ、昆布、カツオなどで炊いて最後にニンニクを加えるというもの。
お肉がごはんの上にびっしり敷き詰められていて、ガーリックライスの域を超えています。
こんな漆の器が登場したのでなんだろう?と思ったら、、、
さっきのガーリックライスに、これまたステーキが付いています~。
しかもぎっしりお肉が詰まってる~。
薬味も添えてあるので、いろいろ味を楽しみながらいただけます。
このガーリックライスが超美味しくてね~。ニンニクは刺激ではなく香り。
特別なオイルを作り、にんにくのとがった味のないオイルを加えて。
雑味のない最高級の味が楽しめました。
こちらもお肉の香ばしい香りととろけるような柔らかさ。
一口噛み締めるたびに幸せの極み。
しかも最後でこのボリュームですから、贅沢極まりない。
お肉とごはんを一緒に食べたいという気持ちをよくわかっている感じですよね。
お肉がごろごろ入ったガーリックライスと、この上質なお肉の組み合わせ。
どう想像したって、幸せ気分に浸っていたことがお分かりになるかと思います。
このお肉の断面や私が箸で挟んだ感じを見ていだたければ
すべてご納得かと思いますがお肉が柔らかい~。そしてまあ旨味がすごい~。
桃のシャーベット シャンパンのジュレ
お口直しは、シャーベットとゼリー。
ガトーショコラなども出していただきました。
お茶はオレンジティーで。
かわいいカップですねと伺ったところ、スウェーデンのグスタフスベリのカップで。
一度グスタフベリ陶磁器博物館なんかに行ってみたいものですね。
小菓子は生チョコで。シガールのようなクッキーとほおづき付き。
何やらカウンター脇にヴィトンのトランクがあるではありませんか。
これは何?と伺ったところ、ステーキの時にお肉ボックスとして使うんだとか。
特殊加工され、お肉が入るようになっているんです。これは次回のお楽しみですね。
平井牛、尾崎牛、和王などの牛肉だけでなく、ツキノワグマのお肉など
これでもかといういいお肉が続きましたが
決して飽きない。いや、もっと違う味覚を求めてお肉にどっぷりはまりたい。
いいお肉は、欲望の極致へいざなうほどの魔力を持っていました。
貯金がたまったら、次回はステーキコースを食べに行きたいと思います。
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