一昨年米沢に行ったのですが、ずうっとブログを温めておりました・・・。
嘘、時間がなくて書けておりませんでした。が、1月に赤湯温泉に行ったので
再度復活です・・・。せっかく写真も撮っているので
美味しいものは、こういう時に復活のチャンスをあげないとですよね。
伺った赤湯温泉の『山形座 瀧波』は、素敵なお宿にリノベーション。
温泉地としては街中にあるため風情はありませんが
この素敵なお宿のためだけに、伺う。
そんなことを思ってしまうくらい素敵な温泉に生まれ変わっていました。
『蓼』という米沢駅からタクシーで7~8分ほどの場所にあるお蕎麦屋さん。
かつて紬の織物工房の蔵を使い素晴らしい佇まい。
モダンな風情があり素敵な蔵を見るだけでも価値があります。
雪深い山形です寒い中お店に入ると暖炉の火はご馳走のひとつ。
炎を見ていると、それだけでほっとします。
夏は行列ができるほど混雑もするそうですが、
さすがに冬は観光客も少なくひっそり営業しています。
蓼のメニューは2種類ほど。
もり蕎麦
シンプルに皿盛りの蕎麦。
ちょっと待って!!この美しさ素晴らしいです。
これ、十割ですよ。びっくりです。
このお蕎麦の透明感がスゴイ。
挽きたての玄そばを使っているためか、蕎麦の味や香りがとってもいい。
「これ、十割ですよね?でもなんでこんなに透明なんですか?」
と眼を丸くして伺うと、ご主人が色々お話をしてくださいました。
1年半ほど前に伺たのでうろ覚えですが、ちょっと書きますね。
趣味で打っていた蕎麦が評判となり蕎麦やをはじめたというご主人。
独学で何度も蕎麦を打ち、独自の製法を生み出したようです。
はじめはうまく打てず、試行錯誤したんだとか。
その努力の末に生み出した製法で完成したのがこの美しい十割蕎麦。
もう本当に美味しいから、このブログをご覧になった皆さんは
是非召し上がっていただきたいです。
蕎麦には山形のもってのほかが使われたおひたしもついていました。
板蕎麦
こちらは板蕎麦。
天ぷらは別でオーダーできましたが、
パフェも食べたいし、夜はしっかり食事がつくのでこのあたりでやめておきました。
店内は天井高も高く、気持ちいい。
2階は工房の面影を残す部屋になっています。
1階は奥に行くと座敷があり、こんな素敵なお庭も。
夏はこちらの座敷も使っているようですが、冬は手前の店舗のみの営業です。
今回は赤湯の前に米沢に寄ろうかなと思ったのですが、
雪のため福島から車で赤湯まで直行したので今回は訪問を断念。
また伺いたいお蕎麦屋さんです。
福島大笹生IC(ふくしまおおざそうインターチェンジ)~米沢北IC間の延長35.6kmの
無料高速道路が、2017年11月4日に開通し、山形の足が一気に便利に。
今回はこの栗子トンネルという東北一長い無料トンネルも完成し、
栗小峠もこれで安心して通ることができるようになりました。
米沢も赤湯もさらに便利になりましたよ。
山形県米沢市大町3丁目6-43
090-2840-7589