代々木「ラ リベラ」、恵比寿「オステリア ラ リベラ」につづき

宮崎勝仁氏が腕をふるう本格イタリアン『nomad dalla libera(ノマド ダッラ リベラ)』

が6月13日、恵比寿にオープンしました。

鎌倉野菜、佐島の魚、そして肉料理という宮崎シェフの

魅力がたっぷり詰まったレストランです。

 

 

お肉は炭火焼きと煮込みの2種。

調理法の異なる2種の肉料理が同時に楽しめる構成となっています。

 

 

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場所は恵比寿と渋谷の中間あたり。

恵比寿東という静かなエリアです。

都会で忙しい毎日を過ごす現代の自遊人(ノマド)のための

くつろぎと愉しみの空間をスタイルを目指しているとか。

新たなビルの2階に本格的イタリアン、オステリア、

そしてワインバーとして、時間ごとにカタチを変えて使えます。

・18:00~20:00:コース ・20:00~23:00:アラカルト(オステリアスタイル) 

・23:00~:ワインバーという、時間ごとに3つのスタイル。

 

 

店舗デザインは西森事務所。

多くのレストランを設計しているとともに

代表の西森陸雄氏は、Cu-calをプロデュースするなど

広く飲食のプロデュースにも携わっています。

 

 

 

リベラグループのオーナーシェフ宮崎勝仁氏が腕を振るう

『nomad dalla libera』。ということは、

こちらがリベラのフラッグシップとなるんでしょうか。

 

 

それは内装の雰囲気や料理への力の入れ方を見れば一目瞭然。

レトロモダンのあたたかな雰囲気の空間が広がります。

 

 

昼間は光が入ってとても気持ち良いんだとか。

 

 

こちらのコーナーの丸テーブルの席が、

メインのスペースとなりますでしょうか。

 

 

ワインにも力を入れているとのことですが、

グラスワインでもこれだけの種類がありました。

この品揃えは、遊びなれた恵比寿の人々にも好感度が高いのではないでしょうか?

私の隣にいた友人は、じゃ、白の①~⑥、赤の①~⑥の順番でいってみようかと

なにやら信じらないオーダーをしていましたが、私はほんの少しいただきました。

 

 

私はスカルボーロを。

夜のコースは5500円と7500円。

今宵は7500円のコースをいただきました。

土曜日のみランチ営業をしていて、2500円と4000円だとか。

 

 

全粒粉と白ごまこパン、生ハムのサブレ

温めたんではなく、到着の時間を見込んで焼き上げられたパンが

登場しました。これはかなりの感動物ですね。

パンはむっちりしていてアツアツ。

生ハムのサブレはこれだけお土産で売らない?という美味しさ。

お家ではこれにチーズと生ハムがあれば、素敵な時間が過ごせそう。

 

 

 

鎌倉のつるむらさき 佐島のハナダイ 自家製コンソメのジュレ

キラキラのジュレの下には、皮目を焼いたハナダイが。

つるむらさきの香りが青々しく、しょっぱなから一気にギアが入った感じです。

 

 

佐島の魚と鎌倉野菜のミスト

リベラのお得意とする、佐島のお魚のお料理と

新鮮な鎌倉野菜が美しく盛り付けられています。

カルパッチョには、パプリカのソースをつけて楽しめました。

ところどころに酸味をきかせた爽やかな盛り合わせでした。

 

 

田舎風パテ、コッパデイマイアーレ

マカロンとフォアグラのムース

神経〆の熟成石鯛のタルタル

カルパッチョは、 コショウダイ、クロダイ、すずき。

 

 

 

色々キノコのクレマ フランス産ホワイトアスパラガス

 

 

佐島産スモークしたイナダと小ヤリイカ

自家製鴨の生ハムとリコッタチーズ添え

ホワイトアスパラガス

海鮮、お肉、キノコなどが一緒に盛り付けられていて豪華なプレートに。

 

 

鹿児島県産黒毛和牛のタルタル

タルタルと生ハム、そしてビルミジャーノレジャーノの

美味しいに決まっています。

タルタルはお肉の味をストレートに楽しませていただきました。

 

 

 

太刀魚のティエピド 

鎌倉産ズッキーニとフランス産マッシュルームのソテー

皮目が香ばしく焼けた肉厚の太刀魚はふわっと焼けています。

下にはズッキーニが隠れていて、一緒に食べると軽いシャキシャキ感。

上にはマッシュルームと軽い酸味のあるオランデーズソースで

夏らしい闊達としたお料理に。

 

 

プーリア産ブラッティーナチーズと

鎌倉トマトのサラダ

大好きなブラッティーナチーズが登場しました。

イタリアで食べて以来大好きなチーズ。

 

 

少しマリネして甘さが引き出されたトマトのサラダとの相性も抜群。

トマトのフレッシュとチーズのフレッシュが同時に楽しめた一皿でした。

 

 

冷製カッペリーニ

豪華にフランス産のオマール海老が乗ったカッペリーニです。

枝豆のふわっとしたムースと海老のミソで作ったコライユのソース。

ゴージャスな素材で旨味の強いカッペリーニでしたが

冷たいのでつるつるっと軽くいただきました。

 

 

イタリア産フレッシュポルチーニ茸のタヤリン

カッペリーニとは対局的な濃厚パスタです。

 

 

ここには生のポルチーニがゴロゴロと入っています。

ポルチーニを噛み締めた時のポルチーニのエキスが

口の中いっぱいに広がりました。

ポルチーニにタヤリンを巻き付けていただくという

かなり贅沢な食べ方なんかもしてみたりして。

 

 

 

バルベーラ ダルバ  ラロージナ

お肉に合わせて赤ワインもオーダーしてみました。

ベリーのような甘さとスパイシーさのある美味しいワインでした。

 

 

 

フランス産仔羊 もも肉の炭火焼きとバラ肉の煮込み

オーストラリア産黒トリュフ添え

宮崎シェフのこだわりのひとつとして、お肉は炭火焼きと煮込みの2種を

盛り付けて出すというのがノマドのひとつのポイント。

16年ぶりに解禁となったフランス産の仔羊です。

もも肉はお肉の質感と甘さを楽しむ感じで。

バラ肉はスパイスを吸収し、力強とともに

ほろっと骨から外れるお肉のおいしさを味わい。

最後に2つのお肉が食べられてかなりの充実感でした。

 

 

目の前でシェフがトリュフを削ってくれてゴージャスに。

これもうれしいパフォーマンスですね。

旬のアスパラソバージュもたっぷりでうれしいセコンド。

 

 

ドルチェ盛り合わせ

ティラミス、グラッパ風味をつけたバナナのシブースト

温かいトルタパラディーゾと自家製キャラメルアイスクリーム

これはかなりリッチな味わいの組み合わせです。

イタリア料理の最後は、ちょっと濃厚な甘みで終了しました。

 

 

 

最後はカフェで。濃厚なコーヒーうれしいですね。

 

 

アンティパストで6品ですが、お魚、お肉、野菜を巧みに使い

バリエーション豊かに楽しませていただきました。

特にミストはゴージャスで女性も喜ぶ美しい盛り合わせでした。

ちょこちょこ食べられるも、女子的にはうれしいです。

 

また、緩急つけたプリモに、2つの調理法のお肉が楽しめるセカンド。

3種が盛り付けられたリッチなドルチェ。

10品+カフェで7500円は充実の内容でしょう。

 

 

テーブルの上を飾るお皿へのこだわりも楽しく、

今までの恵比寿のイタリアンにはなかった雰囲気も新鮮でした。

 

 

 

華やかなアースカラーの新生イタリアンは、

大人でモダン。でもまったりが好きな恵比寿人にぴったり。

使い勝手もコース、アラカルト、ワインバーと幅広い用途と

使い勝手の良いレストランでした。

 

 

 

 

家 nomad dalla libera(ノマド ダッラ リベラ)
東京都渋谷区東3-20-1
アークプレイス恵比寿2F
Tel:03-6452-6993
【営業時間】
18:00〜20:00 コースのみ
20:00〜23:00 アラカルト(オステリアスタイル)
23:00〜   ワインバー
ランチ営業は土曜日のみ12:00〜13:30(L.O)
定休日:日曜日

nomadイタリアン / 恵比寿駅代官山駅渋谷駅
夜総合点-