茶道の通常稽古がはじまりました。
道明寺さくらの美道楽日記


冬のお点前は夏のお稽古よりもお湯が冷めないようにとの配慮で少し行程が増えます。
習い始めた頃はこの行程が増える事が覚える事が増えるということで、とても面倒に
感じましたが今では味のある行程と思えるようになりました。寒い中お越しいただいた
お客様に少しでも温かい茶をもてなす。こういう精神はおもてなしというだけでなく
「人としての優しさ」や「気遣い」が作り出した事なのではないかと思います。


この日の御菓子は福寿草でした。
福寿草は元日草とか朔日草とか呼ばれ、春を告げる花の象徴すね。
枯れ草の中から芽吹いた福寿草のように、緑からまばゆい黄色が映える美しい御菓子でした。
道明寺さくらの美道楽日記
求肥で巾着をつくり、中には餡が入っています。
周りの緑は海苔?のような味がしました。もしかしたらお茶に塩を混ぜたのかもしれません。


抹茶茶道備忘録
 台天目、初炭、平点前(茶会点前稽古)