時生トキオ
著者:東野圭吾氏
講談社文庫
以下、内容に触れています
よかったー
おもしろかったー
こんな作風の東野先生好き
時生って名前
トキオ
TOKIOだったのね
途中、時生が拓実に対して
親に会うことを強引に進めるけど
実親だからと言って必ずしも感謝しなきゃいけないわけでもないし、亡くなる前にすべてを許さなきゃいけないものでもないから拓実の発言に不快感はありませんでした
拓実にとっては宮本夫妻が両親なんだし
最後の東條須美子からの手紙あたりから涙
切なくて
愛にあふれて…
君が生き残ると思えば、今この瞬間でも僕は未来を感じることができるから
炎に囲まれて逃げることができない状況の中、
未来を感じるとはどんなことだろう
本の世界だとこんな時空を超えたことも
信じたくなります