2024年も多くの役所・企業が仕事納めの日を迎えました。

ただ、10月に定年・再雇用の身となったわしは一足早く休みをもらい、温泉の聖地とわし的に思い込んでいるいわき湯本までやってきました。もちろん、平日なので高速の割引などはなく、水戸まで下道を通ってやってまいりました。

 初詣に備えてでしょうか?温泉神社のお手水も花飾りがなされていました。おおよそ半年ぶりの聖地です。その時のレポを貼り付けておきます。

 

 

 

 

 拝殿脇にある掲示板?です。スクロールで拡大してもらうと結構有益な情報がちりばめられております。

近所にある「さはこの湯」300円で入れるって。レトロな外観にあこがれていたのですが。

 でも今日はもう一つの目的があってまいりました。

 

 常磐線の駅そばにある公共浴場「みゆきの湯」。インスタの投稿で知ったのですが、近く閉鎖されるとか。それならとりあえず入浴するのも悪くない。今まで足湯でしか体験していなかった聖地の湯を全身で味わえるだなんて、という軽い気持ちで30分無料の駅前にあるコインパーキングに駐車して訪れたところ、

 

 指定駐車場があるとのことでした。すかさず車を移動して玄関をくぐったところ、

 

入浴料300円は自動販売機で買えるのですが、名入れタオルが200円とのこと。記念にもなるし、ひょっとして数年後にプレミアがついてメルカリなどで売れるのでは、といらん下心が頭をよぎってしまいました。さらに、ここは地元の人のための公共浴場のため、石鹼やシャンプーなどの備え付けは置いていないというので、さらにボディソープを100円で買ったところ受付のおじさんから「手ぶらセット買えば得すんべえ」と言われました。ま、頭髪を洗う気はないのでシャンプーは辞退しましたが、本当に地元に溶け込んだお風呂で、近所のおばあさんが昨日の忘れ物を取りに来たりとまあ、気さくな場所のようです。

 温泉は、源泉が58度と高温なため加水して温度調整していますが、42度と44度の設定で熱湯はやっぱひりひりします。それでもほのかな硫黄臭。素敵です。

 

 JRいわき湯本駅前の風景です。再開発プロジェクトが始まったようで、更地にされてしまった場所が増え、その分空が広く見えます。再開発はもちろん、結構ですが、商業施設ばっかり目立つ繁華街よりも温泉の聖地らしい生活感あるいは幸福感に満ち満ちた街づくりができたとしたら、とても素晴らしく感じるのですが。

 

 さてさて、市街地を後にしてやってまいりました温泉スタンド。

 

 前回学んだやり方で200ℓを10缶のポリタンクに注ぎ込みます。ちなみに三基ある給湯器の左二つは1000ℓ対応です。この日にもユニック付きのトラックに400ℓと思われるポリタンクを三基括り付けて給湯している車を見かけました。

 

 ところで、前回の教訓として20ℓのポリタンク10缶でも汲み切れなかったというのがありましたが、今日はこの日のためにもう一つ買い足して11缶で汲みに参りました。半分、10ℓ強でしょうか?とりあえず資源は大切にしなくては。

 源泉温度58度って、群馬の渋川がほぼ期待できない今、とても有難い施設です。ちなみに帰りは車のエアコン使わなくても車内ホカホカでした。

 

 最後に、一目見てバビってしまった「温泉スタンド使用中止」の掲示。期間限定でほっとしました。

これからも行政の庇護を受けながら素晴らしき温泉資源をみんなのために生かしてほしい。心から願います。