四月に入っていきなり散る桜花。入学式まで待ちきれなかったんだね。それでも美しい日本の風情であることは微塵も疑いません。何か、このはかなさが毎年日本人の心の琴線に触れるのでしょうね。うれしくもあり、かなしくもある。
ところで、さくらといえば、藤原さくらちゃんの弾き語りツアー最終公演も見事に外れまくり、先着順になった最後のチャンスも2分で瞬殺でした、ああ。まあ、今回はソロで会場も小さかったので競争率半端じゃなかったのかもしれませんね。またの機会に挑戦します。
さて、景色は、はかない桜からダイナミックな太平洋へ移りました。土浦から77キロ北上した日立の町。先の大戦末期には、沖合の米艦船から、無慈悲な艦砲射撃が浴びせられたという。栄えある帝国海軍はこの時にはもう、迎え撃つ船も飛行機も壊滅状態だったのかもしれません。
日立市の北部に位置する滑川温泉スタンドに今年初めてまいりました。このブログの記録でも昨年5月以来というから、お久感あります。ちなみにその時のブログですが、
という風にここの温泉スタンドがメインではないのですよ。なんかのついでに寄りました、という感じで。
温泉ゲットにしても、ここを目当てに出かけるよりもいわきの二子浦とか、今は立ち入り禁止になった高萩の某所とかに寄ったついでに不足分を汲んで帰るということが多かったのですが、そのわけはというと、無料で24時間汲める気安さに甘えていたのと、役所管理ゆえにしっかり塩素消毒の証拠を目の当たりにしてしまい、引いてしまったということが挙げられます。
親切な張り紙です。冬の間の凍結防止策として市のほうで丁寧な説明書きがなされているとは、驚きです。大事にされているのですね、行政からも市民からも。この規律の良さが素敵です。
蛇口の拡大図です。上の四角の部分を回転させるのですね。ちなみに大子町にある後免沢温泉スタンドも似たような形状ですが、四角の栓が蛇口の役割を果たしています。
ちなみに、こちらが大子町にある後免沢温泉スタンドです。最初に見たとき、蛇口にテープがぐるぐる巻きにされていたので「使用停止?」と焦ったのですが、黒い四角の栓をひねればちゃんと出ました。
今日は8缶160ℓを無料でいただけれました。ここを目当てに来たってほんと久々です。
その代わりと言っちゃなんですが、いつも紹介している「ひかりも」も「グミ島」もなしです。
黄色い看板に明記されていましたが、ここの温泉も家庭で使用する際は「10倍薄めて」使用とのことです。
その入り心地は、カルキ臭さは否めませんでしたが、柔らかい湯ざわり感はまぎれもない天然温泉でした。昨晩はぐっすり眠れました。わし的には良い温泉の条件をクリアしております。