栃木県足利市は名草にある足利温泉「パンサラッサのうみ」。昨年も三度ほど寄らせていただきました。
直近の訪問は昨年夏の山の日。この時の記事は以下、
季節が今とは真逆です。これだけ訪問期間があいたのは、忘れたわけでも、避けていたわけでもありません。金曜日と日曜日のみの営業で、他の曜日はお休みなもので、なかなか行く機会が持てなかった、というわけです。まあ、セルフのスタンドに比べて、ここはカフェのような店頭で、親切な女将さんが応対してくれるので、なんとなく照れますがな。という思いもありました。笠間にある「ぶんぶく」も、楽しい女将さんがいますが、こちらはいつも土曜日に寄せてもらっております、と言い訳じみたことも思うのですが、わが町土浦からは90キロ。決して遠いとは言い切れませんが、日曜の午前にアーメンする身としては何らかの理由をつけていくしかないというわけですわ。
いつものごとく、県道の脇、未舗装の林道のような小道を登っていくのですが、いきなり目にしたのは、これ、土砂崩れの跡っすか?自然の爪跡がこんな間近に残されております。ワイルドだぜ。
さて、ルール改定なのか、今回は車をスタンドの脇に移動するように言われました。テント温泉の前です。まあ、入浴者いなかったこともあるので、係の人に温泉注入してもらったポリタンクを自分で車に積み込みます。写真撮影は許可の上です。顔出しはいたしておりませぬ。
訪れるたびに手書きの貼り紙が目に付くのですが、見事です。グループで来れたらよいのですが、わしはいつもソロなのですよ。女房は休日の朝、起きてくれまへん。でもまあ、持ち帰り温泉、わが家風呂で楽しんでくれました。先週が大洗の少しとんがった塩化物泉だけに塩素消毒のないまろやかな生温泉の柔らかい湯ざわりを堪能したと思います。嫁の角も引っ込んだ?知らんけど。
さて、お昼になれば腹の虫が鳴ってくる。440円のおにぎりでもいただいて帰ろうかと思ったら女将さん、「越の『ごつお』なんていかがですか」と勧めてくれたのが上の写真。鮭やイワシに野菜を混ぜて酒かすで煮込んだようなものだとのことです。ガキのころの天敵「かす汁」とはまるで違う上品な糀の香りが胃腸にやさしく、疲れた内臓君たちに染み入ってくれる感じで癒されます。これは感動です。
さらに、お店からのサービス?卵焼きパイ。次からは食事もぜひ、楽しみたくなるやないかー。
といつになき満足を覚えました。昨年2回味わったテント浴も本当は入りたかったのですが、給料前の悲しさ。断念せざるを得ませんでした。
ところで、道端で見かけた市営の循環バス、土浦では「キララちゃんバス」の愛称が定着し、つくば市では「つくバス」と呼ばれていますが、足利市のそれは「アッシー」だなんて。なんか昭和末期のバブル時代を思い起こすような。とはいえ、これからおばあさんになる方々には喜ばしい響きを持ち合わせているのかもしれませんね。