年末の賞与をいただき、そしてはかなく蒸発して、寒さも厳しく感じるようになりました。大学生の娘の授業料がようやく終わったと思ったら、自動車学校の費用が欲しいと言われてしまいました。分割できないそうで、全額振り込み。お父さんの小遣いがのうなったやないか。ま、わしも親には散々迷惑かけてきたのでその償いの意味も込めて何も言うまい。

 懐が寒くなった分、温泉のぬくもりで冬を温かく過ごさなくては、と今日は8か月ぶりに鬼怒川温泉にやってまいりました。

本当は福島まで足を延ばそうかと思ったのですが、宇都宮周辺の車の込み具合と冬至も近いので断念しました。

初めて温泉スタンド目当てに鬼怒川まで来たのはちょうど2年前の12月です。その時のブログを張り付けておきます。

 ちなみに今年の夏まで有料だった鬼怒川道路、初めて無料で通過できました。

 

 

 

 いつも立ち寄る「鬼怒子の足湯」も今日はがらがらで独泉を楽しみました。気温が低いせいか、むっちゃ気持ち良いです。やわらかい温泉らしさも味わえて長時間ドライブの疲れを癒します。それでもあたりには少なからずの廃業したホテルが廃墟と化しており、夜は不気味なんだろうね、と思われます、団体旅行目当ての大型物件が多かったから、なおさら廃れ行く日本を感じてしまいます。というか、日本人の行動パターンの変化が21世紀には著しくなり、いつまでも昭和の発想でやっていると取り残されるだけのような気がします。

 

 さて、この日一番の驚きですが、表示通り、100円で100リットル、しっかり汲めました。初めてのことです。過去ログでも7,8割しか出てへんやないか、もう枯渇か?はたまた機械の寿命なのか、と思案した挙句、二階の事務所へ掛け合って100リットルまで出してもらったこともあります。それが、今日はセルフでこれだけ汲めるだなんて、と感動いたしました。

 鬼怒川といえば古来より開けたる名だたる温泉地です。そこのスタンドが復活しただなんて。古豪の輝きがよみがえってうれしい気分です。

 

 で、申し訳ないのですが、そのあおりを食らった形になったのが、帰りに立ち寄った「森友」でした。以前書いたことがありますが、わしは20リットルのポリタンク9缶しか車に積めません。それゆえ、鬼怒川がそこまで出ないと踏んだゆえに森友で100リットル汲んで帰路に就く算段でした。が、4缶しか汲めないで残りは垂れ流し処分。ああ、もったいない。やっぱあ1缶そろえたほうがいいか、いわき湯本や渋川のような名門老舗スタンドは200リットルが販売単位ですから。次からそうしよう、そうすれば100リットル単位のあゆりも栗山も御前山四季彩館も利用しやすくなる。そんな来年への課題も胸に描くことができました。せこいっちゃ、せこいのですが。

 森友については、前述した鬼怒川や、川治、栗山、川俣といった個性的な温泉スタンドが鬼怒川上流には並ぶので、訪問件数自体は決して多くはありませんが、過去ログではこのように紹介しております。

 

  鬼怒川との距離は15キロぐらいでしょうか?その差であっちへ行ってしまいがちなのですが、決して質的に劣っているわけではありません。クオリティはあるんですけれども。西武へ行った陽川くんのように。

 

 おまけ。行きしなに立ち寄ったリンゴの売店。「今日で終了」とおばちゃんは言っておりました。