いわき市にある「二子浦温泉」。北茨城市との県境近くにあり、小名浜や勿来といった漁港でも知られる国道6号線沿いに位置し、水産関係者が経営するユニークな温泉として動画サイトなどにもしばしば取り上げられたりして、この道の愛好家の間では知名度の高い温泉です。
 わたくしの初訪問は一昨年の夏のことでした。緊急事態宣言が全国を覆いつくす中、県境超えてレポートしたのが以下の文です。

 

 温泉スタンドの趣味を始めて間もなくだった初々しいころでした。が、今年になり入浴施設が廃止され、温泉スタンドのみになったという話を聞き、今年1月以来ですが、訪れることができました。

 

 何度も訪れ、見慣れたこの光景。わしの前にもハイエースらしきワゴン車が汲んでおりました。人気は相変わらずだと思えました。ちなみに直近で来たときのレポがこれです。

 

  しかし、半年余りを経てやって来たわしが目にしたのは…

 

 
 今までのように、ひねってもジャーっと出てはくれません。どないしたんやろ、ひょっとしてやばい事態なのであろうか、と不安にさいなまれましたが、出るには出てくれます。佐野の時とは違います。時間がかかっても辛抱して待ち続け、時間はかかりましたが、3缶汲ませていただきました。
 今晩のわが家風呂、さすが、ワイルドでヌルフワ感が味わえる納得の味わいでした。
 
 車には6缶つんでいたので、残りは日立の滑川で汲むことにしました。何度も紹介しているし、ここをメインに行動することは特にないので写真のみ。というか、直近の記事も載せておきます。

 

  そうなんです、北茨城から日立市北部にかけては結構興味深い立ち寄り湯もあるんです。泉質がどうの、と上下野人には言われますが、お前ら太平洋の広さと潮風の心地よさしらんやろ、と言い返したくもなります。ま、それは仕方がないのかもしれませんが、宣伝下手の茨城県人、魅力度最下位に甘んじていましょう。おかげで空いててがら空きやで。

 
 「無料でゲット」できるということで、案内板も掲載しておきます。ここに来るたびに日立市民がうらやましく思います。海も山も温泉もある。さらに最強クラスと言われるパワースポットも存在するのですよ、日立には。それでも発信力のなさが幸いして観光地にはなれません。
 そして、いつもの児童公園。こんな景色で子供たちを遊ばせることができるだなんて。さらに島には渡り鳥の「鵜」も羽を休めています。この近くで生け捕りにされた鵜が宅配便にて長良川へ送られるだなんて。素晴らしい場所なんです、日立とは。
 さらに、スーパー銭湯「湯楽の里」の前に夏季のみ設置される足湯。ほんとは冷水。すぐ下が海水浴場ですから。砂抜きが必要なのですね、人の体も。まあ、それはそれで長時間ドライブのわが足にも効果ありました。
 というわけで、明日から仕事。夏の終わりに気分転換できました。