明けましておめでとうございます！
フィギュアスケート的暦では本日７月１日は元旦！
2024-2025シーズンがスタートです！その新シーズンの始まりを象徴するショーの「Dream on Ice 2024」（以下DOI）が週末に新横浜で行われていました。私はLIVEをCS放送で見ていました。先シーズンの全日本選手権大会で上位になった選手たちの新プロお披露目ショーという位置づけなので、振付したてほやほやのフレッシュな演技を楽しめます。といっても新シーズンが始まったばかりなので、体作りや振付の細かい所の修正や滑り込みはまだまだこれからです。今シーズン、選手たちがここからどんな感じに演技を成熟させてゆくのか楽しみであります。
今年のDOIは今までの見せ方を変えて試合形式でのショーへ変更するということで、どんな感じになるのかと思ったら、選手はグループ分けされていて、照明無し、「カモンカモン♪」のおなじみの曲で選手入場・紹介があり、６分練習もありました。ただしキスクラや点数発表は無しでした。だったら「がんばー！」の掛け声があっても面白かったかな、と思ったり。
最近の選手たちは本当に上手なので技術は一定のレベルは越えています。そこからどう個性を出すか、どう技術を高めるか…が選手人口が多いのに枠が少ない（といってもMAXもらってますけど）中で上位に食い込むかだろうな…と思います。
今回ざっと見て、お！と思った選手は千葉百音選手でしょうか。もともと素晴らしい基礎を持っている上で、こういう表現もできるんだ！！と見ていて新鮮でした。観客も巻き込んで楽しませてくれそうなSPでした。上薗選手や櫛田選手の、なんでしょうね、年齢的に「色気」という言葉を使うには正しくないような気もするけど、なんだか目が離せないぞ！という魅力もとっても素敵。
アイスダンスの「あずしん」も「うたまさ」も楽しそうに滑っていていい演技でした。あずしんは、今回もどうしても梓沙ちゃんの頭を持ってクルクルさせたいんだな、マリオ限定の振付じゃないんだ（笑）！ってほのぼのしました。あとうたなちゃんのマジカルスカート良き良き！！
男子はやっぱり鍵山優真選手が頭一つ二つ抜きんでている印象。ご本人曰く曲が助けてくれない中で、しっかり技術と演技で魅せることが出来ていると思いました。
三浦佳生選手の曲は「シェルブールの雨傘」。スピードと勢いのある彼のスケートをこの曲で表現することが難しそうだけど、「美女と野獣」も最終的には良くなったし、シーズン通しての成長を観るのが楽しみになりそうなプログラムでした。佐藤駿選手は「ラベンダー」。曲は本人に合ってるしキレイにまとめられる演技はできるはず。でもなんだろう、もう少し冒険してほしかったような気もしなくもないかな…。まだ他の選手が使った印象が大きいので、そこを越えて私たちの心を震わせてほしいです。個人的には垣内くんの成長が楽しみです。手のひら大きそうだし腕の動きが好きです。
フィナーレ、東で謎ダンスしているみんなが可愛かった（笑）。即興かと思ったけど揃ってたし最初からきちんと振付されたものだったのかな？
とにもかくにも、みんな怪我無く元気で頑張ってほしい。
シーズン終わるときには笑顔でやり切った感を味わえますように。