寒暖を繰り返した冬でしたが、暦は3月に入りました。
ここで、この3か月間の気温変動を見てみましょう。

クリスマスの頃から年明け10日頃までの低めに推移し、この間に降った雪が施設内にしっかりと積り、雪遊びに良いコンディションだったのが、10日過ぎから急上昇し14日には平均気温が10℃近くまで上がり、雪が一気に融けました。
しかし、1月下旬にかけて「10年に1度の強烈寒波」と言われた冷え込みが襲い、同時にここでまた、しっかりと積雪あり。
その後は、上下変動しながらじわじわと気温が上昇し3月となりました。
おそらく、1月25日(午前2:00)のー15.5℃ が今年の最低気温となるでしょう。
ちなみに昨年は、2月21日のー13.3℃が最低でしたが、平均気温では昨年よりも今年の方が高い結果となっています。
昨年9月1日の記事「夏の気温」と同じように、アメダス観測点の「佐久」(佐久市のほぼ中心部、標高683m)と比較してみます。

同じような波形になってますが、所々ずれている日があります。
「佐久」の最低は1月26日(午前8:00)のー15.8℃で、27日のブログで書いた「放射冷却による逆転現象」の日。
この日の自然の家の最低は、ー11.5℃で平地よりも4℃以上高くなりました。
この日以外にも、平地よりも最低気温が高い日がしばしばあり、数えてみると90日間に43日。ほぼ半分です。
しかし、平均気温で比較してみると、

やはり、平地よりも低く、その差がはっきりとしています。
平地を上回ったのは90日のうち5日だけ。
3か月間の平均気温は、自然の家がー2.8℃、「佐久」が0.2℃と、平地より3℃低くなっております。
要するに、冷え込みは平地よりも穏やかだが日中の気温はあまり上がらない、
ということになります。