天使の靴 | 自然と共にシンプルに 心地いいわたしへ向かって ❤︎ 筆文字作家 佐久間夕子

自然と共にシンプルに 心地いいわたしへ向かって ❤︎ 筆文字作家 佐久間夕子

自然、人、目に見えないものたちとの繋がり。

食べもの、クリエイティビティ、直感を読みながら進むアンテナを大切に。

人生は本質に還る旅。
夢見るように目覚めて生きよう♪

1週間前に見つけて忘れられなかった靴。
イタリア製の柔らかな皮の
ヒールスニーカー。
高いけど一目惚れだった。


決意を固めていざ!!
仕事帰りにお店に向かう。
試着する。
決意を固めてきたはずなのに、
あっけなく決意が萎える。
「やっぱりいいです。」
店員さんに断り
脇汗かきながらしばらくウロウロ。



私には高すぎて悶絶しながら迷う中
底が白いのがダメ
小さなタグが付いてるのがダメ
ファスナー付いてないのがダメ
諦める為にダメを無意識にいっぱい見つけようとしてた。


イタリア製である必要なんかない。
皮じゃなくてもいい。
もっと安くて、気に入るのが
いつか見つかるかもしれない。

思い込もうとする。
でもどこかで、今までの経験上
「いつか」は来ない事も気付いてる。
そうやってガマンして、
欲しかったことさえ忘れていったじゃないか!笑

自分の欲求を麻痺させてきたけど。
買わずにすむとセーフだと思ってきたけど。



売り場に戻り、何度も靴を手にし、
迷いながらも思い切って気に入ってる所を
採用する事にした。
パターン崩し。
この値段でも、気に入ったら履いてもいいんだって自分にOKを出した。
白いふわふわのスカートに合わせて履きたい。

そんなスカートはいたこともないし、
持ってもないけどなぜかそう思った。
そんな格好を私がしてもいい。

「いい靴はいい所へ連れてってくれる。」
そんな言葉も頭をかすめる。


ブーメランのように売り場に戻り、
さっきの店員さんを探す。
「さっきの靴、やっぱり下さい」
私の顔、緊張で引きつってたよね。笑


こうやって1つずつ殻を破って
本来の自分に戻ってくのかもしれないね。

1日経って思った事は
減らないし、無くならない。
何の根拠もなく増えてく確信さえある。
私は今、心がとっても豊かだよ



誰かのブログで読んだ言葉が蘇る。
『どんな事でも勇気を出した人を、
神様は見捨てない。』

こんな豊かな気持ちになれるなんて。

私にとって天使の靴♡
どんな世界へいけるのか楽しみ♡