職業訓練校 仲間の結婚 | 自然と共にシンプルに 心地いいわたしへ向かって ❤︎ 筆文字作家 佐久間夕子

自然と共にシンプルに 心地いいわたしへ向かって ❤︎ 筆文字作家 佐久間夕子

自然、人、目に見えないものたちとの繋がり。

食べもの、クリエイティビティ、直感を読みながら進むアンテナを大切に。

人生は本質に還る旅。
夢見るように目覚めて生きよう♪

3年前、私たちは建築関係の職業訓練校で出会った。性別も年代もこれまでの経緯もばらばらで、でも建築に行きたいと願ってそこに集まった。半年間の学生のような生活。新しい環境の中でCADを習ったり建築法規を習ったり汗だくになってノミとノコギリ片手にみんなで家を造り、棟上をしたりバーベキューではじけてマイムマイム踊ったりした。

 

 

その道が少しずつ確実に「今ここ」につながっている。昨日、そんな日々を共に過ごした仲間が結婚した。2次会で見る彼はあの頃より内面に芯ができて、凛々しくなってた。笑

 

 

みんなでテーブルを囲みながらあれから3年が経ってたことに驚いた。3年。ずいぶん昔のような、集まっているとついこの間のような。人はいつもいろーんな人と出会って時を過ごすけど、さらっと流れていく人と、この人は離さんでって自分の握力に磨きがかかる人といる。そしてそう感じた事はしばらくたって再会してもやっぱり変わる事はない。シンプルに過ごしたい。そう思ってから私は人間関係もとてもシンプルになった。

シンプルに。大切に。どこに行くかじゃなく、誰といるか。心地よく。最後の挨拶で彼がとてもいい事を言って幸せな気持ちになった。

「人との縁を大切にしたい。今までさまざまな場所で出会った人たちとどこかでつながってる。そんなつながりを大切にしたい。」心がポワンと膨らんだ。いー事言うやん。見直したわ。

 

 

 

いつも一歩さがって自分を出すより周りの人を見てた彼が発した言葉。3年前みんな無職でこうして誰かの結婚を一緒に祝う日がくるなんて思わなかったね。就職が決まらなくて苦しかったよね。笑

いつも「今」は「今ここ」にしかない。エネルギーのこもった「今ここ」は振り返るととても穏やかな道になっている。そんな事を思った。とても静かに穏やかに幸せだった。今までの私たちありがとね。

 

 

 

卒業間近、車での帰り道悠々と流れる加古川と夕焼けを見ながら泣きそうになってた頃。もうすぐ卒業なんやなぁと話していると彼がこの曲をCDに焼いてくれた。いつもの帰り道、川を眺めながら夕陽をあびてこの曲を車で聞いておお泣きしたなぁ。最後の打上げでもカラオケで歌って頑張ろうと決めた就職先で、上手くいかない時もカラオケで歌って大泣きしたなぁ。照。どれもこれも今となっては大切な日々。

 

 

サスケ 卒業の日