2022年5月 | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

SNSまとめ

 

燃料価格の高騰は皆様ご存知のとおりですが、肥料も資材もはっきりと価格が上がってます。

「心苦しいですが値上げのご案内です。次に注文いただく頃にもう一度値上げのご案内をさせてもらわなければいけなくなりそうです。劣化するものではないのでもしよければ今回多めに注文いただいた方が良いかもしれません。」

みたいな感じの話がそこら中である。

それだけではなく今まで買えていたものが買いたくても買えないということも出てきた。

外部環境の変化で農業は変わらざるを得ない状況になった。農業だけじゃなく誰もが、だけど。

大きな経営体ほどその影響は大きいけど、ある一定以上の階級になっていれば不動産や株式など資産のポートフォリオが組み立てられているので踏ん張りがきく。

農的生き方に希望を見出して農業に入ってきた小さな農業をする人たちはもう一度現実に向き合う時が来た。

いつ人をはねてもおかしくない運転で軽トラを駆る大先輩方も、静かに諦めるにはちょうど良い時期なのかもしれない。

地域の中堅と呼ばれるあたりの人たちは一番知恵を出して汗を流さないといけない。踏ん張るためには犠牲が大きくなるし、辞めるにしても周囲への影響の後始末が大変だし、進むも退くも地獄になる可能性もある。うちもこの辺。同じ地獄なら進むのみ。

鈴盛農園は安泰だから、とか、順風満帆でいいねと言われるけどまったくそんなことない。

こういうところで言わないだけで、月末の支払いに追われて必死で走り回ったことも何度もあるし、騙されて数百万失ったこともある。

たかが数百万、と思う人もいるかもしれないけど就農四年目の若者にはこの経験は重くのしかかった。

くそったれ!必ず取り返してやる!という気持ちが原動力になってどんなことでもやってきた。挑戦し続けてきた。

おかげで規模と釣り合わないくらいたくさんメディアに取り上げられたり、国の大きな会議に呼んでいただけるようになった。

その結果、他の皆さんよりまったく儲けてないのにいやいや儲かってるでしょ、あんだけテレビ出てるんだもんと妬み僻みが前にも増して集まってきた。

もっと他に狙うべきがあるのに目立つというだけで狙われる。なぜなら本当に狙うべき人たちには簡単に辿り着けないようになっているから。

農家でも本当に稼ぎまくってる金持ち農家はSNSで一切発信しない人がほとんど。メディアも視察もお断り。そんなことしなくても十分稼げる、発信するメリットがない。ただ静かに作物を育てる。毎月ひたすら大きなキャッシュを稼ぎ、余剰金を金融投資に回し、定期的に不動産を増やし静かに強くなっていく。賢いやり方だと思う。

いろんな営業が来るたびに「あーあ、すぐそこのハウスの人、日本で一番の出荷量を長年維持し続ける超セレブリティ農家さんなのになー。本当はそっち行った方がいいのになぁ」と思う。真のお金持ちは姿を隠す人が多い。そりゃ当然だ。狙われるの鬱陶しいから。

だからと言って自分がそういうやり方をしたいかと言われればそんなことはない。自分の掲げる理念に基づいて生きていきたいだけ。

農業のかっこよさは俺が発信し続けるから任せとけ!と勝手な使命感を持って前に前に進もうとしている。

そうやって矢面に立てば痛い目見る。そのかわり女の子にもモテモテになるとかならニヤけづらで「しゃーねーか」とがんばれるんだけどそんなこともない。

皮肉なことにモテモテでやりたい放題やってるのもさっきの人たちだ。

くーっ。

それでも毎日、やりたいようにやれてる。生きたいように生きてる。自分の意思で、自分の足で。これだけは誇れる。

あぁ早くジャガイモの収穫の時がこないかなーとか、

今年も田植えが楽しみだなーとか、

少しだけラジオ聴いてくれてる人が増えた!とか、

こどもがびっくりするくらい上手な絵を描けるようになったとか、

そういう日常の小さな幸せを積み重ねてなんとかやってます。

いやー、よくわからないこと長々と書いたな。

全部雨のせいにしておこう!

アウトドアの画像のようです

 

ゴールデンウイーク!碧南の野菜作部門は林農場長をはじめとする心強いメンバーが一気に進めてくれるので、僕は一人半田に向かって米作りをがんばります。

うーん、パワー溢れてるなー。

 

今日はスタッフみんな休業日なのでひとり農業。

早朝からガンガンやってます。

カラフルラディッシュ、インカのめざめ、アンデスレッド、春ニンジン、赤タマネギ。

雇用人数の増加に合わせて売上の立たない端境期があってはならない状況になっているので冬ニンジンの終了に合わせて次の野菜の収穫が始まるように組み立てています。いつまでたっても綱渡りの緊張感ある人生だ!

今年はショベルカーが欲しいので春夏もしっかり稼ごう。

 

サツマイモの苗植えもガンガン進めてくれています!

午後はキクイモの最終の定植とラディッシュの種まき。明日はマコモの田植え!

春ニンジンとジャガイモもどんどん収穫しています。

ゴールデンウィーク、どうしようもないくらい農業やってます!

5人、立っている人、アウトドアの画像のようです

 

今日はマコモタケの田植え!ゴールデンウィークはたくさんの人が来てくれて農園が賑やか。

今日は無一文で歩いて日本一周(現在3周目!)の旅の途中のラオウさんも参加!後でいろんな話聞こう。

農業は緩やかな雇用が大きな武器になります。

碧南の方は任せて、写真での報告をニヤニヤ眺めながら今日も半田でひとり農業!米作り二期目も課題山積みです。

 

新聞を取り出して、へーっうちみたいな団子!と思ってよく見たら本当にダンゴヤハチの記事でした。驚いた!

最近は撮影対応も任せてるし、掲載日の連絡がないとどんな写真がいつ出るのかわからないのでサプライズでした。

https://www.agrinews.co.jp/picture/index/76048

5月に入って、毎日試練の中にいます。驚きニュースとかでしか見たことのないような出来事に襲われてしまいました。コロナコロナと騒いでいる中でも当然ながらウイルスや病気は他にもたくさんあります。心を強く持って乗り切ります。

写真の説明はありません。

 

昨日放送のカンブリア宮殿で僕が会社員時代を過ごしたキーパー技研株式会社が取り上げられていました。

創業者の谷会長は起業後一代で東証一部(現プライム)上場を果たし、日本の富豪ランキングにも名を連ねています。バケモノみたいな人間力と化学的見地で洗車業界の革命児として日本最大手の座に君臨しました。

すぐキレるしおっかないけど言ってることは当然本質を突いている。会社員時代には反発心もあったけど、自分で事業始めたあとはあの頃怒鳴られたすべての言葉が金言だったと感じる事ができるようになった。立場が変わらないとわからないこともある。

当時は超体育会系でバキバキな会社だったのでクソガキだった僕の性根も矯正されたかもしれません。んー、そんなこともないか。

懐かしい顔もたくさん出てきました。兄弟みたいにふざけあってた仲間たちが今では一部上場企業の幹部なんだから感慨深い。

やっぱり知ってる人や企業が活躍する姿をテレビで見るとなんか嬉しいな。このなんか嬉しいって感覚がすごい好きで、だからこそ自分もメディアで今の自分の姿を知人たちに届けたいと思う。

入社した時はまだ直営店1店舗しかなかったけど、今では91店舗。キーパーコーティングが施工できるプロショップは6257店舗。とんでもない成長!そういう勢いのあるタイミングで7年間育ててもらった経験は間違いなく今の自分の基礎をつくっています。

いやー改めてすごいな谷さん。これからも勉強させていただきます。

 

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