2021年12月 | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

SNSまとめ

 

今期も飲食店様向けの出荷が本格的に始まりました。

三河の大人気店のみなさまがカラフル人参や鈴盛野菜を素敵な料理にしてくださっています。

新しい販売ルートの開拓で都内の飲食店様でのご利用が増えています。どこも素敵なお店ばかりで嬉しく思います。

ここ数年カレーのCoCo壱番屋の運営元企業様からも注文をいただいております。どんどん展開していくことを願っています。

テレビCMにも出演させていただいている生協連合会のアイチョイス様では今週5000名に近い会員様から人参の注文をいただきました。うちみたいな小さな農園には大きな、誇らしい数字です。ありがとうございます。

あげればキリがありませんが、おかげさまで毎日忙しくさせていただいております。

数年前は大量注文をいただくと一極集中的な業務内容になりそこ以外の出荷をすべて止めなければいけないようなシーンが多くありましたが、この2、3年で通常営業を同時進行で行える底力みたいなものがついてきたのを感じています。

設備投資で解決できる課題には集中的にお金を使ってきました。同じくらい知恵も絞り出してきました。

なにより毎年ハードモードになる修羅場をくぐり抜ける中で僕たちはみんな脳みそが感じる限界の壁をぐいぐいと押し広げる事ができているのを感じています。

ダンゴヤハチも今月で2周年。いつまでもチンタラやってられないので温めておいた仕掛けをどんどん放出します。

さー、12月もガッシガシに働こう!

 

アウトドアの画像のようです

 

今週は小牧通いでした。

無事大量注文いただいた人参を納品することができてまた力がついたのを実感します。

作付面積は毎年増えているのでモノだけなら何トンでも収穫できますが、それを洗って選別してパッキングまでしてとなると鈴盛農園みたいな極小農家にはなかなかの大仕事。

その間に農大生の視察やテレビの取材もありましたが僕がいない状態でも問題なく各自対応してくれた事に嬉しさを感じます。

今期はスタートからテレビの出演依頼が多く良い流れ。来年からはラジオの方で新しいチャレンジしようと思ってます。

人参の大口注文をクリアして肩の荷が降りたので、いよいよダンゴヤハチの来年からの取り組みに本腰入れれるなという感じ。

遅れた一ヶ月を一瞬で取り返すくらい仕事しちゃおうかなー。

デザートの画像のようです

 

昨年度PTA会長を務めさせていただき、続いて来年度は町内会長をやってもらえないかという打診を受けました。

すっかりそういう地域密着おじさんになったなぁと思いながら地域組織やPTAの事を軽く調べていると、

PTAはGHQが戦後に持ち込んだ仕組みである事。

そして本国アメリカと日本での形が全く違う事。

農業青年組織4Hクラブとの共通点がいくつかある事を知りました。

PTAは全国協議会から市町村以下さらに小規模地域単位までピラミッド状組織になっている事。

面倒で不透明な物と思う会員もいれば上部組織まで食い込んで上手く利用している会員もいる。

自分が親になる前、子供の頃のPTAって子供に見させたくない番組だから放送中止しろ!とかいろんな事を騒ぎ立ててる人たちっていうイメージでしたが、いざ親になり、PTAの会長になり、中に入ってみるとそれはPTAの中でも上部組織(日本PTA全国協議会)がやっていることなんだなと気付きました。

いわゆる僕らの一番身近な学校単位PTAは自分の子供の通う学校の行事を円滑に行うために教員の人手不足を補ったり、学校と親の間の情報伝達であったり、なんのことはないただの子供を想う保護者の代表みたいなものでした。※地域差がかなりあるみたいですが。

ピラミッドの上の方が不透明だと、勝手にマイナスイメージが生まれるのはどこも同じです。

戦後GHQの占領政策の置き土産の中に日本の形に、そして現代の形に合わないのに変えることのできないものはいくつもありそうですね。

雲の画像のようです

 

色々と取り上げていただきました。ありがとうございます。

来週もまたテレビ撮影で楽しみ!

塩の力で糖度を高めたおばあちゃんの名前の人参「スウィートキャロットリリィ」から始まり、

目で見て華やか、食べて様々な栄養を摂れる七色の「しあわせのカラフルにんじん」

1本で通常の人参68本分の抗酸化力を持った機能性黒人参「黒王」

農家直営だんご専門店「ダンゴヤハチ」

各コンテンツたくさん取り上げていただきましたがここに来てメディア関連の主役になってきたのが、

大吟醸製法の濃厚人参ジュース「THE CARROT&BLACK CARROT」

現在完売中ですが来年頭には今季の初搾りがご用意できそうです。

次は米だなー。鈴盛農園の米事業は今ならどんなキャラクターにも育て上げることができます。

作業受託で着実な売上作って雇用創出、飲食展開して全量自分ところの原料にしていくか。

色々な道筋が考えられるものの、規模拡大しすぎると方向性の舵取りを自分だけでなく地域が行うようになって身動きがとれなくなるだろうなと感じています。

ピコーンと閃くまでは肩の力を抜いて基本に忠実にやっていこう。

なんにせよ仕掛けを考える時間が一番楽しいです。

 

本日ぐっさんこと山口智充さんがジープでご来園!

前日にスポンサーへの配慮で収録内容の大幅変更があったので喋り倒すことでクリアしました。

うちみたいな小粒も小粒の商品なんて笑って許せばいいのに。

農作業での失敗談などを話し出した時に、今からちょっと視聴者さんがクスっとできるようなエピソードが始まりそうだなと感じた時の山口さんのお笑いスイッチの入り方にちょっと感動しました。

放送日は2月ですのでまだ少し先ですが、消費マインドが冷え込む頃に放送をきっかけにもう一発ブーストかけられると思うので楽しみです。

年内もやりきるぞー。

 

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今年の鈴LABO活動、豊橋技術科学大学×JERA×鈴盛農園。

クリンカアッシュの農業活用に関する実証実験で、収穫までたどり着いたのでここから分析に入ります。

と、同時に来年の鈴LABO活動が決まりました。研究はその先を想像するだけでいつも胸が躍ります。

技術科学大学の知見をお借りしながら誰も見た事のない物に挑戦します。

オンリーワンを目指して!

 

2021年もラストまで走り続けるスタッフたち!

鈴盛農園・ダンゴヤハチともに31日まで営業。

トンネル栽培の春人参。林農場長の指示のもと耕運、畝立、種まき、トンネル支柱立てと担当を分けて着々と進めてくれています。

なんというか、若いなー!今日は10代2人と20代2人のメンバーです。自分自身がもっとしっかりすればまだまだ引き出せるモノがある。

西陽を浴びながら作業をするみんなの若さとひたむきさにあてられて、なんだか一人涙ぐんでしまいます。嬉し泣きできるなんて幸せ者です。

来年はみんなと一緒に農作業をしていこうと感じました。ぐいぐい引っ張っていこう。

今日種を蒔いた人参は5月頃に収穫できます。

絶対美味しいだろうな。みんなありがとね、本当。

 

【農機は綺麗に!リフレッシュ!】

紫外線を浴びながら使用する農機具は樹脂パーツが劣化して白ボケしてきます。

塗装面は磨きをかけてコーティングで常に綺麗を維持できますが未塗装の樹脂は手がかけにくい部分でした。

そこでオススメなのがソフト99の復活剤!

before &afterの写真の通り明らかに復活します。

かなり白っぽくなっていた耕運機の燃料蓋も黒々としています。

ちなみに黒色以外の部分にも使えます。農機具に多いプラスチックのカバー類に使えば5年分くらいリフレッシュした感じに。

硬化皮膜は6ヶ月持続らしいですがどれほどもつか楽しみ!