六次産業化など、小規模ながら色々なカタチの農業を模索してきました。
農産物のブランド化を進めるには、地域ブランドのように産地の仲間でつくりあげるか、個人ブランドで突き抜けるかのどちらか、になると思うのですが、
ここ、愛知県碧南市は冬にんじんの国指定産地でへきなん美人というJAの地域ブランドがあります。
鶏口牛後を信条とする僕は、個人ブランドで突き抜ける道を選びました。
もちろん、碧南市の名産品であるにんじんを盛り上げたいという気持ちは同じです。

皆様のおかげで地元三河を中心に愛知県内様々なところに販売店が広がりましたが、ここでぶつかる壁は生産量。
個人でやるからにはとにかく面積を増やして供給をまかなえるようにしなければいけません。
ありがたいことに今のペースなら面積を倍に増やしても全て直売事業で販売できる状況が整ってきました。

ここからは農地の拡大と機械化が課題。
バンバン投資します。
車も、機械も、人もバンバン入れなければ頭打ちになります。
まずこうして個人のチカラをひたすら磨き上げることで、いつかは賛同者が出てきてくれるかもしれません。
農地を広げて、効率的にいいものをつくる。
より面白くだったり、より美味しくだったり、より安全だったりという部分を高める。
情熱やこだわりを目に見えるものに、味わえるものにしていく。
ほとんど基盤のないところから新規参入したからには不利や悪条件は全て飲み込んでいくしかない中で、
鈴盛農園は今年、日本の農業をカッコよく!のテーマのために更なるパワーアップを誓います。

よろしくお願いします(*^^*)