どーも
今日もニンジン畑の草取り
隣の人に迷惑をかけたくないし、なんとか今日で全部の除草をしたい
新聞で日の出の時間をチェックして、その時間に作業開始できるよう畑に向かいました
ですので起きたときはまだ夜みたいでした。
何しろ、時間が欲しくて欲しくて仕方ないんです
でも、隣の畑の人が、「来るの早いね~!」と言ってくれたのはなんだか救われた気分でした
日の出から日の入りまで、およそ13時間。
草をとり続けました。
手袋をつけると草が握りにくくなるので素手で作業をするため、草のシブで手が真っ黒
今回、畑全面の除草を手でやって、かなりきつかったですが、
いい経験になりました。
これで、有機栽培が怖くなくなりました
やればできるもんだなぁって感じです
草をとり続けていると、脳みそが暇になるのか過去のことを色々思い出します。
あんなことや、こんなこと。
草取りは比較的ダウナーな作用があるようで、悪い思い出がよく出てきます
改めて思い返すと、10代の頃、ほんとにろくでもないヤツだったなぁ
まあ、今は今
これからビシっと生きていけばいいんです
さて、作業をして10時間をすぎると、
「自分はなんのために草取りをしてるんだろう・・・」
と、なぜか理由を探し始めます。
なんせ、草の量ハンパない。
ヤバスギでしょう
この中に埋もれてニンジンの芽が出てるんです。
それを取らないようにより分けて雑草だけ退治。
こんな感じです
「なんで朝から晩までこんなことしてるんだろう・・・」状態に陥ったとき、
ふと、こんなことを発見↓
こちら雑草の少ないところで発芽したニンジン。
こちら、背丈の高い雑草の多いところで発芽したニンジン。
体がめちゃ細長いです。
雑草をなんとか追い越して、太陽の光を得よう、風を受けようとがんばって伸びるんですね
同じ種なのに環境で成長がこんなに変わるなんて・・・
でも、この伸び方は異常成長であって、この時期にこんな細長いボディでは強い風で倒れ、雨で折れたりと、前途多難。
おそらくいいニンジンにはなれないでしょう・・・
その時思いました。
「野菜って、本当に生き物だなぁ。種まいた時点で自分は親だ。
水をやり、草をとり、きちんと生長できるようにしてあげないといけない。
息子のレオを愛しく思う気持ちと同じ気持ちで世話をして当然だ。
なのに自分はできていなかった・・・
親として失格だ。」
'自分が親だ'というのは草をとる理由としては充分すぎます。
そう、野菜を育てる事、それは子育てと同じ。
無償の愛を注ぐ覚悟がなければいい野菜に育たず、
「収穫」という親孝行はしてもらえないんです。
なんか、気合い入りました
でも、草を全部手作業で抜いたため、害虫の捕殺も同時にできました
有機栽培の予行演習みたいな経験ができたと思えば万事OKですね
ふと見ると、アマガエルが青虫を食べている瞬間を目撃しました。
私(人間)は害虫を減らしたい、カエルは食料として虫を食べてくれる。
生き物は見えにくいところで助け合ってるんだなぁ、と思うと、
そのカエルがいとおしくなり、頭をなでようと手を伸ばした瞬間、
「あ」
ヤツはビビって大ジャンプして消えました
人間、植物、動物、虫。
それぞれに生活があり、みんな生きていくのに精一杯。
みんな同じ。
つらいのは自分だけじゃない。
そう思うと、草取りも進みます
今日、暗くなってしまったので途中で切り上げ、あと2畝草取りが残ってます。
がんばろう
さてさて、夜間スプリンクラーで水をやっている間の時間つぶしに
先日購入した工具の本を読みました
イイナー工具
本当に工具って楽しい
次から次へと欲しくなってしまいます
さ、今日は早起きしたし疲れたしでぐっすり寝れそうです
おやすみなさい