農!!!  | LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

LIFE I$ 農 JOKE 〜日本の農業をカッコよく!〜

農業を始めたい、そんなあなたに一度は読んで欲しい新規参入への挑戦、失敗と成功を何一つ隠すことなく書き記した人生の記録。

これは「日本の農業をカッコよく!」をテーマに情熱伝道師として全国を飛び回る農業者のストーリー。

どーもグッド!


先日K農場にケーブルテレビ局が来て10分程度の特番のための取材をしていきましたニコニコ



前回のゴリ夢中の時と同じく、なるべく前に前に出ないようにと思っていたのですが、


コンバインに乗っているところや、大豆の畑にいるところなど、私も結構出番があったみたいですチョキ



今日から放送開始して、35回放送されるようですアップ




自分自身もまだオンエアを見ていないので楽しみグッド!




さて、



それより問題は我が農園をどうしていくかです。



ウチの武器は現在「ニンジン」「タマネギ」という地元碧南の名産野菜。



名産になるということは、ある意味、誰が作ってもおいしいものができる地質ということ。



そして、地元ではみんなが食べ慣れているものだということ。



その点、ちょい前に栽培に挑戦した「天狗ナス」や「プンタレッラ」などの珍しい野菜は、


エピソードと共に提供できて人にも喜ばれる。



でも、そういう野菜(インディーズ)は大きい売り先が無く、


ニンジンなどの大衆的な野菜(メジャー)は大きい売り先がある。



インディー路線でいくなら、人が作らないような、そして作れないような物に挑戦して、


自分で切り開いていく。


メジャー路線は土地利用型、つまり大量生産。万人受けする野菜、味、価格。安定供給。



むむ。


音楽業界みたいなもんですね。



あとはメジャー野菜で言っても、


慣行栽培なのか有機栽培なのかでターゲットも変わってくる。


「有機栽培とかやられてるんですか?」


と聞かれることも多く、やはり有機栽培は今後を考えると押さえておきたい。



毎年、少しずつ無化学肥料、無農薬のエリアでのニンジン栽培をしているのは、


我が農園の「リーサルウエポン」づくりのため。



と、いうのも、有機野菜は本当に武器になる。


色々なところにアプローチをかけるときに持参するのにこれ以上の武器は無い。



収量、労働時間など採算度外視でも有機栽培区を作ることで、のちに返ってくるものの幅が広がるはず。





今年もニンジンが無事育ってくれた暁には当然出荷することになる。


メインは○恒さん。


自分の農業人生を底力でプッシュしてくれるHさんのいる青果問屋さん。



そして、知立駅周辺の焼肉屋さん、定食屋さんなど飲食店さん数店。



それと微々たるもんだけどネット販売。



あとはFさんの引き立てでもう一箇所売り先ができそう。


K農場直売所での販売を予定していた分の穴埋めになりそうないいお話をもらえた。



こんなところか。



あと、先日お話させていただいたスーパー「Y」さんと、


地元での有機野菜の朝市を企画しているとある法人さん、


この辺りにはアプローチをかけたい。



また、今住んでいる地域のファーマーズ マーケットにはK農場と4Hという、現在自分が所属する2つの組織が出店しており、ここでも販売のチャンスはあると思う。






ぜーんぜん、前に進んでいないように思える我が農業人生だけれども、



こうやって改めて現状把握すると、ちょっとは「らしくなってきたかな?」って気も。



始めると志した時に無くて、今は手に入れたものの多さを感じる。



物とか機械とかだけじゃなくて、人。



たくさんの人に出会えた。



これはデカい。





生きていくには、嫁と子供背負っていくには、当然金がいる。


これは綺麗事抜きで誰もが向き合うこと。



でも、それよりも大事なものを手に入れた気にさせてくれる農業って仕事はやっぱイイにひひ



他にも道はいっぱいあったはず。


でもこの道だからこそ出会えた人、この道だからこそ発揮出来る才能がたくさんあるな、


と、そんなことを感じる。


楽じゃないけどね。



どの仕事もそうだけど、自分の行動した分だけが結果を産む。



今は農業法人にて研修社員の自分と、自分でやる農業という、


「両方農業の兼業農家」ではあるけど、


「経営者」でもあるというチャンネルは絶対に外さないようにしている。



面積など、規模が小さくても自分の畑で生産し、販売している以上、


経営者のチャンネルを常に持っているべきだと思う。



道の駅や直売所で販売しているじいちゃんばあちゃん、おじちゃんおばちゃん達の中でも、


そんなプライドと高い意識を持った人たちが手を変え品を変え、


「小遣い稼ぎの家庭菜園」「稼げる農業」に昇華させてきたんだと思う。



自分の行動が社会に影響を与えるまでになれるかどうか、なれてもまだまだ先のことだが、


農業を武器に世の中に「おもしろい」を提供したいという自分なりの想いがあるので、


農業界の状況、近所のニュースに果ては世界の未来展望など、数々の情報に目をむけ、


自分に必要そうなものをピックアップしてためておく。


ちょっとしたニュース、ささいな新聞記事がとても輝きを放って見えることもある。



あとはただひとつ。



得た情報を情報で終わらせるだけか、


それとも情報を元に行動に移すか。



例えていえば、「明日、日本全土に大地震がくるという予言がでました。」という情報を得たとして、


①水や食料、防災グッズを買いにいくのか、


②外国に避難するのか、


③ふーんそうなんだと思ってなにもせず寝るか、



その時の動きの大きさ、行動力が、後の結果を産む。


30%が①、69%が③、1%が②ってとこでしょうか?



で、本当に大地震がきて日本が沈没でもしたら助かるのは②の行動をした1%の人だけ。


想像以上の行動を取れた人だけ。



ビジネスもそんなものなんじゃないでしょうか。



振り返れば、身の回りにそんな類の状況が溢れかえっていた気がします。


当然、みなさんにもそういう時があったのではないでしょうか?


そして私は残念な事に想像以上の行動に移してこなかった。


だから自分はいまだ庶民なんでしょう。



もちろん、チャンスは活かしてきた方だと思いますし、「行動力のある人だよね」とも言われます。



でも、こんなレベルなんですから、本当の成功者というのは考え方、行動力、実現力がぶっとんでるのでしょう。




26年生きてこれば、自分がどの程度の人間か少しは見えてきます。


そして、人は自分の限界を決めて、行動の限界を作ります。



もちろん私も自分が総理大臣になる人間だとはまったく思いません。



でも、


「もしかしたらだぞ、今日この瞬間からとてつもない努力をすれば俺は総理大臣にすらなれるかもしれない。


30年、40年かかるだろうけど、なれるかもしれない・・・いや、たぶんなんとかなるだろう!」


と、これはオーバーな例ですが、そんな妙ちくりんな自信だけはありますべーっだ!


いつも、


自分の心にはこの「自信」という最高の味方がいました。


その味方がいたおかげで得た成功は数知れません。



可能性を捨てたら人間そこまで。




たくさん行動しよう。


成功を想像しよう。


自分を信じよう。



自分なりのサイズで、誰かをハッピーにしていこうニコニコ



サークルを作ったときもこんな気持ちだった。


「なんか楽しいことないかなー?」と、居場所を探した人が「あ、楽しい事ここにあるじゃん!」


そう思えるようなものを作りたかった。



今もそう、


「農業ってどんな感じなんだろう?」という人に、「へー、面白そうなヤツがいるもんだな」


そう思ってもらえるような事をしていきたい。



私にとって農業は「可能性に賭けた真剣な生業」でもあり、


「自己プロデュースエンターテイメント」でもあるんです。


どっちも本気!




っていうか・・・


新参者が農業の世界で食ってくには両方こなさなきゃ無理でしょうグッド!





今回の話は農業が軸なので洋服販売に関してはノータッチでしたが、


これもこれで本気ですからね!



さて、長くなりました!




お読みいただいてありがとうございましたっラブラブ