お酒の飲み過ぎは肝臓に良くない

と言われるようにアルコールの取り過ぎは

肝臓の負担を多くする原因にもなります。

 

 

 

ただそれ以外にも肝臓へ負担を強いる

こともいろいろとあり

特に内臓は感情との繋がりも強いです。

そこで今回は肝臓について

少し調べてみました。

 

 

 

  肝臓の役割

 

肝臓の役割は主に4つあり

代謝、解毒、免疫、胆汁の生成で

いろんな物質を貯蔵、合成、分解を

行なうところで、その役割は

多岐にわたります。

 

 

 

代謝

 

糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素を

体内で利用しやすい形に合成や分解して

貯蔵をしたり、また戻したりします。

 

 

 

他にも胆汁の成分のひとつである

ビリルビンの代謝やビタミンや

ホルモンの代謝にも関わります。

 

 

 

解毒

 

肝臓はアルコールや薬剤の分解

たんぱく質を分解されることで

発生するアンモニアの解毒などを

行ないます。

 

 

 

薬物や毒物、代謝によって発生する

アンモニアなどの有害物質の毒性を

毒性を低い物質に変えて尿へ排出する

という働きもあります。

 

 

 

免疫

 

肝臓にも免疫機能があり

病原体やウイルスなどを排除する

働きがあります。

 

 

 

腸管から肝臓へつながっている門脈と

呼ばれる血管に、ウイルスなどの

細菌が入っている場合

肝臓の細胞が消化して除去する

働きがあります。

 

 

 

胆汁の生成

 

胆汁は脂肪を消化して吸収しやすくしたり

たんぱく質を分解しやすくする

働きがあります。

 

 

 

この胆汁の成分を作っているのが肝臓で

肝臓で胆汁が生成されなくなると

上手く解毒が出来なくなり

皮膚が黄色くなる黄疸と呼ばれる

症状が出ることがあります。

 

 

 

肝臓はいろんな役割があり

吸収されなかった栄養素の貯蔵や

栄養素を再び吸収されやすい形にしたり

有害なものを解毒して体外へ出す

といったたくさんの仕事をこなす

便利屋やリサイクルセンターのような

イメージと捉えて良いと思います。

 

 

 

  肝臓が負担となる感情

 

精神的なストレスは肝臓への負担に繋がり

特に「怒り」が負担になります。

肝臓は怒りの臓器と言われてもおり

怒りを溜めると肝臓を悪くしやすく

病氣を引き起こしやすくなります。

 

 

 

特に肝臓は「忍耐」を強いられる

ストレスとの関係が強く

仕事や家庭の立場や環境

人間関係など何かしら問題があり

・自分が我慢して耐えてやれば良い

・プレッシャーに耐えながらやる

など何かしら忍耐を強いられる状況が

続いている場合は肝臓の負担や

働きが悪くなりやすいです。

 

 

 

怒りを溜めないようにすること

特に責任を問われる判断や

責任を伴う立場になどといった

忍耐を必要とすることが多い人は

注意したほうが良いと思います。

 

 

 

  食習慣と精神的ストレスに氣をつけよう

 

肝臓はアルコールの分解以外にも

いろんな役割があるので

糖質の取り過ぎや脂質の取り過ぎなど

食べ過ぎ等もあれば

肝臓を悪くしやすいです。

 

 

 

そこに忍耐など怒りを溜めるような

感情のストレスがあると

より肝臓を悪くしやすいです。

 

 

 

怒りによるやけ食いなど

食習慣の乱れがあると怒りっぽくなりやすく

肝臓と怒りの繋がりは強いので

食習慣と精神的ストレスは

同時に改善・解消したほうが良いです。

 

 

 

もし何か怒りを溜めこんでいるなと

最近感じているならば

食習慣の見直しと共に

怒りの原因の解消も

考えると良いと思います。

 

 

 

参考サイト

肝臓の働きをイラストと共に分かりやすく説明! (medical-checkup.biz)

肝臓が持つ4つの重要な働きと仕組み (organ-kaizen.net)

1分で分かる肝臓・胆のう・すい臓のしくみ [肝臓・すい臓・胆のうの病気] All About