チョコレートは甘くておいしく

自分へのご褒美として食べる

なんて人もいるのではないでしょうか?


 

 

チョコレートは健康効果もある

という話もあったりします。

そんなチョコレートについて

ちょっと調べてみました。

 

 

  チョコレートの起源

 

 

チョコレートといえばカカオです。

カカオの起源は紀元前2000年ごろから

メソアメリカという地域で

(メキシコおよび中央アメリカ北西部領域)

カカオが栽培、使用されていました。


 

 

カカオは当時貴重なものとされ

神秘的な飲み物として宗教的な儀式や

特別な行事で捧げものとして

扱われてもいました。


 

 

カカオはさらに貨幣としても扱われ

税の代わりにカカオで納める

という地域もあったと言われています。

 

 

  最初はチョコレートに唐辛子を入れていた

 

 

最初はカカオを生食が主流だった

言われており、その後焙煎したときの芳醇な

香りが発見されて飲み物としての

楽しみ方が主流となったとされています。


 

 

飲み方はカカオをすりつぶして

水(お湯)、とうもろこし、唐辛子などの

香辛料を入れて飲まれたとされており

カカオ飲料は「ショコラトル」と

言われていました。


 

 

当時は貴重な飲み物で

王族や貴族などの特権階級などが

贅沢な飲み物として

または戦士だけが「力を与える」

飲み物として飲むことが出来たそうです。


 

  スペインで甘いチョコレートが飲まれ始めた

 

 

その後コロンブスによって

チョコレート飲料はまずスペインに

伝わったとされています。


 

 

始めは水やお湯に唐辛子などの

香辛料を入れるやり方でしたが

もともと薬や滋養のための

贅沢品であったため苦みが強く

スペイン人には合わなかったと

されています。


 

 

そこで独自に変化を加えて

香辛料にはちみつや砂糖を

加えるようになったとされており

甘いチョコレートが広まった

とされています。

 

 

  産業革命により大量生産され始める

 

 

チョコレートは高級品だったのですが

ヨーロッパで産業革命が起き

さまざまなチョコレートが開発

されていきました。


 

 

チョコレートを粉状にした

チョコレートパウダーや

カカオバターの開発により

固形化した食べるチョコレート

滑らかな味わいのミルクチョコレートも

この時期に生まれました。

 

 

  日本で広まったのは1920年ごろから

 

 

日本で初めて国産のチョコレートが

発売されたのは1878年の

両国若松風月堂での販売が

最初となっています。


 

 

その後1918年にカカオ豆からの

一貫生産が森永製菓から開始され

1920年代以降急速に広まっていき

現在はいつでも食べられる

お菓子として知られています。

 

 

  まとめ

 

 

チョコレートは最初から甘いものではなく

苦くて酸っぱいもので神聖なもの

として扱われていました。


 

 

また薬や滋養としての効果も期待され

王族や貴族の特権階級が飲むのもの

という側面もあり健康のための要素が

強かったように思います。


 

 

次回はチョコレートの健康効果や

問題点などについて考えたいと思います。


 

 

参考

チョコレートの文化と歴史。コラム|GODIVA

チョコレートの歴史: 古代マヤ文明から現代までの旅 - チョコレートを愛するサラリーマン (blackymouse.com)

チョコレートの歴史 - Wikipedia

チョコレートの歴史を解説!世界や日本でチョコレートはどのように広まったのか? | 基礎知識 | Hello, Chocolate(ハローチョコレート)| 株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.

【チョコレートの歴史】カカオの広がりと飲み物だったチョコレートのお話 (bishoku.info)

チョコレートの歴史とは?カカオの起源についても解説 - VANILLABEANS公式コラム CACAO NOTE