音と身体への影響

音は人の身体と密接に関係しています。新生児は大人の心音に近い音を聴かせると、泣いている時間が少ないことも明らかになっていて、安らぎの音やゆったり安定した音は、心と身体の安定をもたらします。

特に音って伝わるのが速いんですね。

波動とか周波数とか言われますが、音は空気中に秒速340ｍと言われ、水の中では秒速1500ｍに上がり、骨や鉄の中では秒速5600ｍになると言われています。

人の身体の約60～70％が水分で、身体を骨や筋肉などで支えていることから、音の影響をかなり受けやすいと思います。不快な音を聴けば身体や骨に悪影響を及ぼし、心地よい音や安らぐ音を聴けば、身体や骨に良い影響を及ぼすことでしょう。

特に日本人の特徴として、自然な音を雑音とは思わず心地よさを感じるところです。自然の川の流れの音や雨の音を、雑音と感じずに心地よさや風情を感じるところは、日本人独特の感性であり、自然との調和を楽しむことが出来る素晴らしい国民性だと思います。

だからこそ、騒音などの不自然な音には日本人は敏感になると思われます。実際に騒音が身体をもたらす影響としては、睡眠障害や心の不安定、難聴といったものがありますが、敏感だからこそ、心身のストレスを受けやすいのではないでしょうか？

それと同時に言葉も音です。たとえ全く思っていなくても、相手を否定する、馬鹿にする言葉は、音として伝わり不快な感情やストレスを与えるように思います。

日本人は本来、感性が豊かで自然と調和し、他を慈しむ心があったと思います。本来の形に戻るためにも、音の影響を意識して、良い音楽や自然の音、言葉の使い方や思いの選び方を見つめなおすのが大切なんだと思います。

苦しいと感じている時こそ、良い音を聴くって大切かもしれませんね(^^)

僕も良い音をゆっくり聞く時間を作っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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